テーマ:映画(ア行)

『生ける屍の城』(1964)クリストファー・リー主演の隠れた佳作ホラー。

 怪奇映画の老舗であるハマー・フィルム作品では有名な怪奇俳優、クリストファー・リーが主演していた作品の多くで彼は吸血鬼役を演じていました。しかし今回はマッド・サイエンティスト役での登場となります。  クリストファー・リーのメイクが不気味でまるでくま取りのようで不自然極まりないが、さすがの迫力と説得感ですぐに慣れてくるから不思議です…
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『女ドラキュラ』(1936)タイトルはテキトーですが、中身はしっかりした『魔人ドラキュラ』の続編

 この作品『DRACULA'S DAUGHTER』には『女ドラキュラ』という身も蓋もない邦題が付けられていますが、オリジナルタイトルも和訳すると『ドラキュラの娘』なのでそう大差はない。  ホラーの老舗、ユニバーサル映画の古典となる、トッド・ブライニング監督でベラ・ルゴシ主演の『魔人ドラキュラ』の続編という括りの中編です。 …
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『アッシャー家の末裔』(1928)サイレント映画末期の傑作怪奇映画。ブニュエルも参加。

 ジャン・エプスタイン監督によるサイレント映画黄金時代最後の輝き、もしくは傑作として名高いのが『アッシャー家の末裔』です。  映画史上に残る作品なので、どれほどの名作なのだろうかと期待を膨らませて見ていくと、大きな肩透かしを食らってしまうか、あっさりとした展開に失望してしまうかもしれません。  それでも地元民が行くの…
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『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』(1978)わざわざTSUTAYAさんでお取り寄せしたが…。

 ちょっと前にTSUTAYAさんのお取り寄せ端末で何気なく思いついた『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』を入力してみると当然のように僕らの町のTSUTAYAさんにはなく、注文することになりました。  数日後、一緒に頼んだ『ブレックファスト・クラブ』『断絶』『殺しが静かにやってくる』『フライング・ハイ』とともにこの『アタック・オブ…
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『X-MEN フューチャー&パスト』(2014)シリーズ累計7作目。マーヴェル・ワールド全開!

 本日、友人と二人で『X-MEN フューチャー&パスト』を観に行きました。シリーズとしては7作目(ウルヴァリン・シリーズも含む。)であり、固定ファンならば、少々のことには目を瞑る準備はできているはずです。  日本地図が変だった『ウルヴァリン:SAMURAI』を見ても、「まあ、ええがな!」で済ませるのが大人の映画ファンの態度だろう。…
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『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)不死身のウルヴァリン、スピンオフ第二弾だったはずだ…

 映画館での予告編が流れていた時から気になっていて、今週末から公開されている『X-MEN フューチャー&パスト』を見るための復習を兼ねて、ただいまシリーズの過去作品群を見直しています。  とゆうか“FUTERE&PAST”とわざわざ英語表記にせずとも「過去と未来」とか「時空を超えて」とかでいいじゃないかとも思いますが、とにかくまた…
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『煙突屋ペロー』(1930)戦争の影が忍び寄る昭和初期に制作されていたアニメ短編。

 先日、ベラデンさんからのリクエストにより、『煙突屋ペロー』という一本のアニメーション映画についての記事を書くことになり、さっそく本日、動画サイトへ視聴しに行きました。  タイトルは『煙突屋ペロー』でスタイルは影絵アニメーションでした。ぼくはこのアニメの存在を知りませんでしたので、今回が初めての視聴となります。上映時間は約23分間…
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『相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』(2014)第三弾!映画らしくなってきた

 初日の午後からの回での鑑賞となったのが『相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』です。八割方席が埋まっていて、内訳としては老若男女がまんべんなく来ている感じで、さすがの人気シリーズだなあという感想です。  スピンオフを含めると相棒シリーズとしては五作目であり、本編シリーズとしては第三弾にしてようやく映画で見た方が…
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『UTU/復讐』(1983)シリアスで見応えのあるニュージーランド映画。激しい怨念に驚きます。

 『UTU/復讐』はかなり前から注目していたニュージーランド映画でかつてはビデオテープが販売されていました。  しかしながら、DVD時代になってもフォーマットが更新されないまま今日に至っています。海外版DVDは販売されてはいますが、リージョン1なので再生に不安があるだけでなく、もちろん日本語字幕も収録されてはいません。 …
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『アナと雪の女王』(2014)主題歌も大ヒットしているディズニー映画。松たか子熱唱!

 日本語吹き替え版を担当した松たか子の歌唱力への評価がかなり高い(彼女って、若い頃にCD『明日、春が来たら』で紅白も出していましたし、かなりヒットしていた記憶があります。)と動画サイトで話題になっているのは聞いてはいます。  それでも何だかんだ言ってもオリジナル版こそが最良だと考え、会社から近い映画館での夕方からの字幕版の回を選び…
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『ありそうでない』有名そうだったり、興味を引きそうな題材だけど公開されてない題材。

 もともとはエイプリルフールに出そうと思っていた記事ですが、間に合わなかったので本日書いておきます。  ありそうでなさそうな映画(妄想)ですので、あしからず。たぶん企画にもかからなかったのでしょうが、見てみたい作品ばかりを集めてみました。 『ネッシー 湖の秘密』 ついにがんばって、みんなの前で暴れだすネス湖の怪物。主食は藻…
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『アンブリン』(1968)学生時代、野望に燃えるスピルバーグが監督した短編。

 全世界的に大成功を収めたスティーヴン・スピルバーグ監督のデビュー作品として有名なのは『激突!』です。もともとテレビ映画として製作されたこの作品は映画としての出来上がりが素晴らしかったこともあり、劇場公開された国もありました。  しかしながら、冴えない映画青年だったスティーヴン・スピルバーグはいきなり大成功したわけではありません。…
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『ウォーターパワー アブノーマル・スペシャル』(1977)浣腸強姦魔を扱った問題作!

 1970年代後半、小学生のころ、近所の公園のそばに銭湯があり、そこには映画案内の掲示板がありました。  一般映画に混じって、『聖子の太股』や『ラブレター』(関根恵子主演)など日活ロマンポルノのタイトルが貼り出されていたのをドキドキしながら見ていました。そのなかにあったポスターの一枚がこの『ウォーターパワーアブノーマル・スペシャル…
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『女のオブジェ 巴里のダッチワイフ』(1979)フレンチSFハードコア・ポルノっていったい?

 最近どうもエロ映画ばかりになってしまい申し訳ございませんが、映画が発展するために大きな動員力を持っていたのは暴力及び性描写の強めの作品であることは間違いない。大っぴらには公開されていないが、ブルー・フィルムの歴史はヨーロッパでもアメリカでも陰に隠れてはいるが確実に存在します。  ビデオ時代にはそのような大昔の性行為を映し出したフ…
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『SM大陸/マンダラ』(1975)かつてビデオ屋に並んでいたが、手を出せなかった一本(笑)

 1980年代、高校生の夏、ぼくらの街にようやくTSUTAYAがやってきました。二泊三日で500円という価格は当時は破格の安さで、学校帰りにしょっちゅうみんなで押し掛けました。  もちろん学生服を着たままでエロビデオ・コーナーには行けるはずもなく、ホラーやちょいエロ作品が陳列されている棚から、その奥に大量に並べられているAVを羨ま…
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『ある勇気の物語! 孤独のマラソンランナー』(1976)懐かしの映画をついに発見!

『ある勇気の物語! 孤独のマラソンランナー』という映画を知っている人はどれくらいいるだろうか。それは名作『長距離ランナーの孤独』ではありません。優勝間際に走ることをやめて、反抗心を表したあの作品とは違い、こちらはアメリカ作品らしく、ハッピーエンドです。  製作されたのは1976年ですが、もちろん日本未公開だったのは当然で、実はテレ…
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『エクスタミネーター』(1980)ランボーでもマックスでもないヒーローはギンティ?

 ぼくが中1の冬に『ランボー』が大ヒットしてからというもの、あれもこれもとベトナム帰還兵モノが一大流行になっていた1980年代中盤から後半。  その数年前の70年代後半から『ディア・ハンター』『地獄の黙示録』『ローリング・サンダー』などベトナム戦争を題材に取った作品は増え出していました。  チャック・ノリスのアクション映画が…
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『赤ひげ』(1965)黒澤明、最後のモノクロ作品にして最高傑作。

 良い映画とはどんな映画だろうか。楽しい映画、興奮する映画、感動する映画、時間を忘れる映画、何度も見たくなる映画などなど数え上げれば切りがないほどに映画ファン各々でこだわりがあるのでどれが一番か決めるのはかなり難しい。  個人的にはストーリーだけではなく、活動写真である以上は映像表現が美しく、映画でなければ撮り得ない、深い意味を持…
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『ウィネベーゴ・マン』(2009)YouTubeで脚光を浴びたオッサンの不幸なその後。

 ウィネベーゴ・マン(WINNEBAGO MAN)?なんのこっちゃ、よく分からないという方がほとんどでしょうが、今回の記事に選んだのはYouTubeで圧倒的な再生回数を誇る、伝説的な投稿ビデオについてのドキュメンタリー映画です。  アメリカにはキャンピング・カーを売り物にしているウィネベーゴという自動車販売会社があり、今回の主人公…
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『相棒シリーズ XDAY』(2013)少々舌足らずな部分はあるがシリアスで良く出来ている劇場用作品。

 『相棒シリーズ XDAY』の公開によって、いつの間にか相棒シリーズの映画化作品が四本目となりました。テレビドラマで見る相棒シリーズは毎週楽しみにしているのですが、どうも劇場作品になったときの出来にはあまり満足できない状態が続いていました。  テレビドラマの刑事物、さらにそこからの映画化作品といえば『踊る大捜査線』を思い出します。…
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『悪魔のゴミゴミモンスター』(1975)ド素人の町の衆が集まって出来た奇跡の村おこし映画。

 ビデオが届いてから、じっくりとパッケージを見るとそこには大陸書房の文字が印刷されていました。80年代後半から90年代初めまで、メジャーとは言い難いような聞いたことのないタイトルの映画や格安AV、そしてレアでマニアックな書籍等を取り扱っていたイメージが強い会社でした。   バブルがはじけた後の1992年頃に何気なく新聞を読んでいる…
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『生きる』(1952)黒澤映画というより日本映画の代表的な一本。年齢を重ねるごとにズシンと響く。

 最初にこの映画を見たのはたしか13歳の中学生のときでした。その後、レンタルビデオを借りてきて、二十代までの若い頃に何度も見た『生きる』は確かに良い映画でしたが、どこか共感できない部分がありました。  たぶんずっと後ろ向きに生きてきて、煮え切らない人生を送ってきた主人公にイラついたからでしょう。若い頃にはウジウジした大人は嫌いなの…
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『安重根と伊藤博文』(1979)テロリズムで世界は変えられない!BY北朝鮮ww

 『安重根と伊藤博文』という映画はかなり前から気になっていた作品のひとつでしたが、なかなか見る機会に恵まれないまま今日に至っていました。  製作がどこの映画会社なのかすら知りませんでしたし、誰が出ているのかも見当もつきませんでしたが、漠然とテロリスト礼賛で長い間に渡って封印されていた『日本暗殺秘録』のような作品なのかなあというイメ…
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『思えば遠くへ来たもんだ』(1980)個人的には金八先生よりこちらが好きです。

 武田鉄矢主演の『思えば遠くへ来たもんだ』は現在DVD化されていません。そのためネット・オークションでは大昔のVHSテープが7000円位で取引されています。  主演が武田鉄矢で、彼の周りを固めるのはあべ静江、熊谷真実、乙羽信子、山本圭、植木等、山谷初男、大滝秀治、泉ピン子、大山のぶ代、たこ八郎、山田隆夫と懐かしい顔ぶれが揃っていて…
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『愛の三分間指圧』(1968)指圧の心、母心!押せば命の泉沸く!カッ!カッ!カア~!

 今日は全身の疲労をケアするために知り合いがやっているリンパ・マッサージを受けました。もう何回もやってもらっているのですが、全身やってもらうともれなくどこもかなり痛い。  指がツボやリンパの流れが滞る場所に来るとヒーヒー言わされます。しかしここで力んでしまうとしっかりと指が入っていかないので、堪えながらも脱力しておかなければなりま…
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『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012)やっと完結編を迎えたが、まだ続きそう…

 つい先日記事にした『夢売るふたり』を観た後に一時間ほど余裕があったのでランチを食べてから、その日に続けてもう一本、『踊る大捜査線FINAL』にも足を運びました。  前作『踊る大捜査線THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の出来があまりにも期待外れだったので、今回は行くのを迷ってはいましたが、テレビドラマからのファンなので、…
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『悪霊島』(1981)10年ぶりにやっとポールが歌ったオリジナル・ノーカット版を見ました。

 ビートルズの名曲『レット・イット・ビー』『ゲット・バック』が主人公の故・古尾谷雅人の意志を表す重要なモチーフとして機能していた角川映画が『悪霊島』でした。横溝正史作品を売りにしていた当時の角川書店、つまり角川春樹の戦略は大いに当たり、80年代後半までの彼はまさに時代の寵児でした。  ビートルズ・サイド(たぶん、どうせ小野洋子なの…
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『ウィラード』(1971)ベン、ウィラード、ソクラテス。人間は誰?

 『ウィラード』について話すには『ベン』のことも触れねばならないでしょう。『ベン』といえば、なんといってもマイケル・ジャクソンです。晩年はまるでウィラードのような奇行がメディアを賑わし、古くからのファンを心配させていましたが、マイケル・ジャクソンのキャリアは1960年代まで戻ります。  まだ可愛らしく、アフロヘアーが似合う少年でジ…
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『オー!ゴッド』(1977)現代の神様の御姿はカジュアルなお爺ちゃん?キリストも悪党も神の子!

 この『オー!ゴッド』もまた最初に見たのは東京12チャンネルで、ユニクロから出てきたようにカジュアルな服装(野球帽を被っている!)の神様がなんとも素晴らしい。  御爺ちゃんの神様、ジョージ・バーンズの声をアテていたのは磯野波平(永井一郎)でした。聞き覚えのある磯野氏の声だったためか、イマイチ作品にのめり込めずに苦労しました。 …
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『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010)相棒と理解者を失った今後は?

 テレビ朝日の看板ドラマ・シリーズのひとつに水谷豊主演の『相棒』があります。2000年と2001年にパイロット版的な単発ドラマが3本製作されたあと、2002年に本格的にシーズン1がスタートしてから、すでに10年以上が経っています。  『相棒』というタイトルが表す通り、いわゆるバディ物の刑事ドラマです。主演を務める水谷豊が迎える最初…
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