テーマ:映画

『ドアーズ』(1991)ドアーズの伝記映画と思ったら、ストーン監督のいつもの映画でした。

 はじめてドアーズの『ジ・エンド』を聴いてから、すでに40年近くは経っています。普通はラジオかレコードなのでしょうが、映画ファンらしく、ヘリのプロペラ回転音で幕を開ける、フランシス・フォード・コッポラ監督の狂気に満ちた問題作『地獄の黙示録』のサントラで耳にしたのが最初でした。  もっともしっかりとドアーズのアルバムを聴くようになっ…
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『ミッドナイト・ラン』(1988)公開は1989年だったような記憶があるのですが…。来世で会って、確認しよう!

 この映画『ミッドナイト・ラン』はたしか1989年公開の『ブラック・レイン』、つまり松田優作の遺作になってしまった作品との同時上映だった記憶がありますが、今回調べてみると『ミッドナイト・ラン』は1988年公開となっていました。  大学時代に付き合っていた彼女のバイト先が同じビルにあり、一緒に行っても良かったのですが、そのときはゼミ…
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『怪異宇都宮釣天井』(1956)作品の存在はかなり前から知っていたものの、なかなか見ることが出来なかった作品。

 しかしまあ、オドロオドロしいタイトルです。『怪異宇都宮釣天井』というのは大袈裟すぎる付け方で、”怪異”に当てはまりそうなのは終盤に城普請で暗殺された岬洋二が仇である江川の屋敷に化けて出るところくらいで、他のシーンのほとんどはありがちな時代劇です。  何度かメインどころの出演者が斬り結ぶ場面が出てくるのですが、どちらがどちらなのか…
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『K-PLUSさん』今でもDVD化されていない貴重なビデオを大量に所蔵されているビデオレンタル専門サイトさんが台風…

 1970年代の小学2年生くらいから昭和、平成、令和と五十代近くになるまでずっと長い間、邦画、洋画の区別なく、いつでも楽しめる映画は大好きでした。映画はテレビの洋画劇場、BS放送、CS放送、ビデオレンタル、DVDレンタル、販売用DVD、Blu-ray、YouTubeなど様々なフォーマットでぼくらを楽しませてくれています。  それら…
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『真実』(2019)是枝監督が『万引き家族』後に撮ったのはカトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画だった。

 映画を見終ると、通常はエンドロールが流れる最中に「いま見たのはどんな映画だったのだろう?」という自問自答の時間があります。じつはこの時間が一番楽しいひと時でもあります。  観終った後になぜか急にオフコースが聴きたくなり、ベスト盤のLPレコードを引っ張り出してきて、『眠れぬ夜』『さよなら』『言葉にできない』『秋の気配』『愛を止めな…
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『イエスタデイ』(2019)ビートルズが存在しないこの星はなんとも味気ない。皮肉がこもったパラレルワールド映画。

 しばらく前に劇場予告編を眺めていて、始まったら見に行きたいなあと思っていたものの、近所の映画館の上映作品をチェックしていても、なかなか予定が記載されない作品がありました。それがこの『イエスタデイ』だったのです。  まだ公開されていないのかなあと不審に感じながら、大阪でたまに通っていたマイナー館のスケジュールを見たら、普通に公開さ…
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『インビクタス 負けざる者たち』(2009)日曜日は南アフリカとの激闘が控えるが、マンデラの意志は気高い。

 ラグビー・ワールドカップの日本代表が予想を良い意味で裏切る快進撃を続けているため、台風19号で傷ついた人々にも勇気を与えてくれています。ぼくらが出来るのは募金位ですが、やらないよりは良い。テレビやネットでも大盛り上がりになっているワールドカップについて、古くからの関係者やファンの方にとっては隔世の感があることでしょうし、感慨深いに違い…
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『ジョーカー』(2019)今回のジョーカーはバットマンの永遠のライバルの彼とは別人なのかも。

バットマン・シリーズの人気悪役ジョーカーがどういうバック・グラウンドを背負って誕生したのかを描いた作品で、スター・ウォーズ作品群と同じく、未来や過去に際限無く拡がって行きそうです。  ただ映画を見て感じたのはバットマンの枠組みを遵守してはいるが、アメリカ映画が大昔に現代劇で描きにくいテーマを西部劇で扱ったように、日本映画が時代劇で…
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『マジック・クリスチャン』(1969)拝金主義を皮肉った作品だが、クセが強すぎるので、見る人を選ぶ風刺コメディ。

 週末はラグビー・ワールドカップ日本代表の第三戦が行われたため、すべての用事を夕方までに終えなければいけませんでした。結果はご存知の通り、見事に三連勝を飾りましたが、スコアの差ほどに実力の差はなく、終始緊張を強いられる一戦でした。  今回のラグビーのワールドカップを見ていて、思ったのは痛みに耐えて弱音を吐かずにすぐに守備位置に戻る…
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『複製(クローン)人間ブルース・リー/怒りのスリー・ドラゴン』(1982)大きな心でパロディを楽しむのも映画ファン…

 先日、『燃えよドラゴン』を自宅で見た後に劇場で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見ました。タランティーノ作品に実名でブルース・リー役が出ていたこともあり、今回は『燃えよドラゴン』でも書こうかと思っていましたが、ついつい自宅ライブラリーから選んでしまったのは『複製(クローン)人間ブルース・リー/怒りのスリー・ドラゴン』で…
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『ガールズ&パンツァー 最終章 第二話』(2019)乙女の戦いはあきらめたら終わりなんです!パンツァー・フォー!

 『ガールズ&パンツァー最終章』の第一弾がぼくが住んでいる近くの街で劇場公開されたのは昨年の2月くらいだったので、今回の第二話がようやく公開されるまで実に一年半以上も時間が経ってしまいました。  その間、アニメシリーズをコンパクトに纏めた実質上の総集編が公開されたり、パチンコの台が登場したりしていましたが、ファンとしてはなかなか進…
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『ホテル・ムンバイ』(2019)たまたま観た作品でしたが、色々と考えさせてくれる良作品でした。

 決算に伴う残業が増えてきているため、平日にお休みを取ることになり、それならばと映画館まで映画を観に行こうかなあと思い、公開初日にファン待望の『ガールズ&パンツァー最終章第二話』をスマホ予約しました。  便利な世の中になっていて、欲しい席があるかを確認してから当日分の予約ができますので、行ってから満席で見ることができないとか、欲し…
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『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964)東宝最後の単体物怪獣特撮映画。実験的な意欲作だったが、興行的には失敗したそうな…。

 1964年に『モスラ』(https://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200608/article_17.html)と『三大怪獣地球最大の決戦』(https://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200609/article_8.html)の合い間に公開された『宇宙大怪獣ドゴ…
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『見えない目撃者』(2019)韓国映画のリメイクが4年前に中国公開、さらに日本でもリメイクして公開。

 『見えない目撃者』はどんぎつねのCMが人気の若手女優、吉岡里帆の主演作品で、彼女を助けるスケボー学生に高杉真宙を当て、大倉孝二、浅香航大、田口トモロヲ、國村隼、松田美由紀らしっかりした脇役を揃えています。先週の金曜日から公開されていて、早速見に行って来ました。  ドラマや映画の主演に起用されることが増えている吉岡里帆ですが、本来…
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)タランティーノ4年ぶりの新作。あっという間の160分で…

 原題はカタカナ表記にすると、なんとも長い『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ですが、❝昔々のハリウッド❞といったところでしょうか。1960年代後半のことを昔々で片付けるには時間の経過は十分とは言い難い。  モチーフとなったシャロン・テートの被害者家族はもちろんロマン・ポランスキーはじめ存命で、加害者側の首魁もつい先日…
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『戦艦ポチョムキン』(1925)いつのまにかBlu-ray発売!? しかしなんだか、ビデオ時代と伴奏が違う。三パタ…

 数日前に何気なくAmazonで映画ソフトの検索をしていると、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の名作『戦艦ポチョムキン』(https://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200605/article_20.html)のBlu-rayが発売されているのが目に入りました。「あれ?Blu-ray化されていたんだ?…
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『記憶にございません!』(2019)三谷幸喜監督の新作を初日に観てきました。

 三谷幸喜監督の『記憶にございません!』をあいにくの雨の中ではありましたが、さっそく公開初日に観に行ってきました。なんだかんだと劇場まで観に行くことが多い監督さんですし、映画ファンの期待も大きいようで、ロビーには人だかりが出来ています。  一般的にはなんだか変わっていて、面白いオジサンというイメージしかないのでしょうが、作品も見て…
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『アマゾネス対ドラゴン 世紀の激突』(1974)昭和に育った中学生にはアマゾネスという響きはエロチックだった…

 今年の残暑も昨年と同じように厳しく、9月になったのに楽しい夕べにとはいかず、なかなか涼しくなりませんが、上半期の終わりと増税が重なり、かなり忙しすぎる日が続いています。  最近は気の向くままに、ブログの更新でしばらくゴダール作品などを取り上げていた為か、映画を気軽に楽しむという感じではありませんでした。その反動であまり考えなくと…
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『ハイティーン・ブギ』(1982)ジャニーズ全盛期といえば、僕ら世代ではたのきんトリオなんです!追悼、ジャニーさん。

 夏も終わりに差し掛かるであろうはずの今日この頃ではありますが、依然35℃を超える暑さは続いています。奈良・京都は盆地のため、湿度も高く、大阪よりも2℃くらい気温が高い。  そんなときは辛い物が一番、というわけではなく、寒かろうが、暑かろうが、変わりなく毎月数回は通っているインド料理レストランに顔を出しました。するといつもと違うこ…
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『中国女』(1967)ゴダール政治の時代の頃の作品。セリフは難解ですが、映像は意外とポップです。

 個人的には最初にインプットされた中国女はYMOの『中国女』、その次に覚えた中国女はデヴィッド・ボウイの『チャイナ・ガール』、そして最後に覚えた中国女がジャン=リュック・ゴダール監督作品『中国女』でした。  1980年代後半か1990年代前半だったのかははっきりと覚えていませんでしたが、ヨーロッパ映画らしく、ストーリーを追うタイプ…
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『ホルスの大冒険』(1968)高畑勲&宮崎駿コンビの革新的な作品だが、子供には理解されずに当時は不入りだったそうで…

 高畑勲、宮崎駿、大塚康生、そして今話題の人になっている奥山玲子(広瀬すずちゃん主演のNHKの朝ドラ『なっちゃん』のモデル)らのクレジットを見るだけで楽しめる作品です。  声優陣にも伝説的な人が多く、大方斐紗子、堀絢子(個人的にはプリンプリン物語での火星人役が懐かしい)、小原乃梨子(のび太くんですね)らが参加し、女優陣から市原悦子…
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『フォーエヴァー・モーツアルト』(1996)ゴダールらしさがしっかりと残っている90年代作品。

 今年の3月に4回生の大学生たちが卒業と就職で退職し、入れ替わりで2回生や3回生がアルバイトをしに会社に来てくれています。そのうちの一人の女の子は現在19歳で音大に通っているお嬢様です。かなり綺麗な娘で、乃木坂とかにいても遜色ないほどです。  当然、クラシックには詳しいので、彼女にある質問をしました。それは40年近く前にぼくが通っ…
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『トイストーリー4』(2019)三部作で終わったはずだが、大人の事情で復活。平均レベルは超えているが…

 夏休みに入っているため、どこの劇場に行っても、学生と親子連ればかりになっていて、いつも静かなのが当たり前の空間がかなり騒がしい。まあ、昔の映画館ではカツアゲ、タバコの煙、立ち見、トイレの悪臭、痴漢などの犯罪行為を見かけていたので、それに比べればまだましとも思えます。  『ペット2』(続編ばっかだ!)が始まったばかりなので、どっち…
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『天気の子』(2019)国民的大ヒット作品の後に公開された新作。瑞々しく丁寧な仕事ぶりは良いですが、どこか既視感が…

 『君の名は。』で大ブレークした新海誠監督の待望の新作『天気の子』が公開されてから1週間が過ぎ、なんだかんだいっても、のんびりした奈良の映画館ならば、そろそろ空いてくるかなあと予想しつつ劇場に来ています。  最近自動化されて、発券機の機械を自分で操作をしなければならなくなった座席指定を始めようとタッチパネルまで来ました。すると、ま…
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『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)FOX製作での最終作品。『LOGAN』で燃え尽きたファンたちにどこ…

 シリーズ最終話とも言える『LOGAN』で最も有名かつ人気があった、このシリーズのアイコン的な存在でヒュー・ジャックマンが演じたウルヴァリンの最期の姿を感動的に描いていた為、ずっと観に行っていたぼくも「ウルヴァリンも死んじゃったし、もういいや…」という思いがありました。  そのためか、今回の新作に関してはあまり乗り気ではなく、見に…
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『ローズ』(1979)ジャニス・ジョプリンの壮絶な人生をモデルに描いた作品。

 今年に入ってから、かつて中高生の頃に繰り返し繰り返し、何度も聴いてきたロックを再びアナログ・レコードで集め出しています。きっかけはビートルズのアルバムを数枚集めて行く中で、音圧や音の配置などがレコードとCDではかなり違いがあることに気づいたからでした。  CDにフォーマットが変化してから、かつてアナログ時代に大好きだったアルバム…
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)怪獣バトルロイヤル開幕!

 マイケル・ドハティという監督は知りませんでしたが、出来上がった作品を見れば、はっきり理解できるのが彼の東宝ゴジラ・シリーズへの愛情の深さです。脚本がその要因ではありますが、昭和シリーズだけではなく、平成シリーズもしっかりと観続けてきたのかなあという日本のマニアならばニヤニヤする構図がやたらと多い。  オリジナルの『ゴジラ』『空の…
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『フェスティバル・エクスプレス』(2003)ジャニスの絶唱と叫びを聴け!

 『フェスティバル・エクスプレス』と言っても、なんだかピンと来ないでしょうが、これは1960年代後半に盛り上がりを見せた、ウッドストックなどの各地で行われたロック・フェスの一つを撮影し続けたドキュメンタリーの音楽映画です。  『ウッドストック』や『バングラデッシュのコンサート』のように通常のコンサートやフェスが大きな会場や広場に大…
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『女はそれを我慢できない』(1956)往年のロック・スターが多数出演!

 タイトルを聞くと、なんだかエッチな映画なのかなあと思う人がいるかもしれません。しかし、それは勘違いで実際は1950年代に活躍していた偉大なロックンローラーたちが実名で大挙出演するロック映画なのです。  今と違って、躍動感のある大きな映像で彼らをしかもカラーで見られることは皆無の時代でしたので、それらの価値もオープニングで表現して…
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『イマジン』(1988)ジョンの歌には魂がこもっている。ただ祭り上げて欲しくはない。

 ジョン・レノンに対してはビートルズ・ファンの一人一人に独特の想いがあります。ビートルズの中期までのリーダーは間違いなく彼でしたし、発言でももっとも目立つ存在でした。ビートルズ解散後のラジカルな活動は政治的で、急進的でついて行けない人も多かったでしょうが、彼を崇拝する人は死後、神格化してしまいます。果たして彼は喜んでいるでしょうか。 …
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