テーマ:映画(ナ行)

『七つの会議』(2019)池井戸潤原作だが、堺雅人と野村萬斎が入れ替わったら、半沢直樹じゃないか?

 なんだか急にお肉を食べたくなったので、『七つの会議』を観る前にステーキを食べに行きました。まあ、昔に比べると食べられる量も減っていますし、食べたいお肉もヒレステーキなので、肉好きというわけではないのでしょう。  ほとんど映画化作品の情報を入れずに観るのが普通ですが、さすがに半沢直樹シリーズで有名な池井戸潤作品でしたので、期待度は…
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『2001年 宇宙の旅』(1968)50周年記念デジタル版が上映されました!

 何故か突然、近所の映画館でIMAXの字幕版として、めったにやらない旧作、しかもスタンリー・キューブリック監督の不朽の名作『2001年宇宙の旅』が上映されています。  おそらくは1968年の初公開後、50周年となる今年に合わせて企画されたのでしょうが、キューブリックのマニアとしては素直にうれしく、この勢いで『シャイニング』『時計仕…
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『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』(2018)入院間際に観に行きました!

 明日から2週間ほどの予定で入院が決まり、本日は週末から公開が始まった夏目友人帳の劇場版『夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』を無理矢理観に来ています。  もともとは8年位前にアニメの第一期をCS放送で見て、それ以来、第六期までのすべてのエピソードを見ています。また単行本も新刊を見つけたときは手に取ってしまいます。  あやかし(…
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『南部の唄』(1946)人種差別映画?心温まる友愛映画?まさかw

 この映画を見たのはテレビだったか、レンタルのVHSビデオだったかははっきりと覚えていません。存在すらも忘れかけていましたが、思い出すきっかけとなったのは町山智浩『もっとも危険なアメリカ映画』でした。  この本ではディズニーの偽善についてチクチクと批判をしていまして、拝金主義が行き過ぎるように思えるこの会社の闇の部分を暴き出してい…
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『日常会話のなかで』映画好きのおっちゃんは普段は理屈っぽく映画を若い娘にススメないw

 最近、若い娘たちと話をしていて映画の話になると決まって聞かれるのが「どの映画がオススメですか?」「どれが面白いですか?」のふたつです。  さすがにこっちも良いおっちゃんなので「うるせえ。自分で考えろ!!」なんてことは言いませんし、こだわりをごり押しすることも皆無です。  あんまり理屈っぽく、ぐちゃぐちゃ言ってると会…
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『ナイト・オブ・ザ・リビング・マミー』(1982)マミーとはママではなくミイラのことなんだね。

 南米ブラジル発の映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・マミー』を知っている人はいったい何人くらいいるのだろうか。またこれを見た人はさらに少ないに違いない。  ただ幻の名作などではなく、見たいというニーズや情報量がなかっただけでしょう。日本人にとっては珍しい南米ブラジルのホラー映画で、公開当時はかなり本国では大人気だったようです。 …
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『なかなか』もう二十年以上探しているが、縁がなく見ていない作品たち。

 WOWOWやスカパー放送を20年以上チェックしていて、かなりディープな作品を探し続けているものの、録画に失敗したり、なかなか見つからない作品群も多くありまして、字幕のない海外DVDにまで手を出すようになってきています。  そうはいっても、できれば日本語字幕版があれば、それに越したことはない。DVDのメリットはビデオに比べて、コス…
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『のぞき魔!バッド・ロナルド』(1974)大昔に12チャンでやっていたトラウマ映画。

 テレビ放送時のタイトルは『のぞき魔!バッド・ロナルド/十代の異常な欲望』というなんだか、いかにも変態チックな副題がつけられていました。しかしそれは当たっているようでそうでもないという微妙な邦題です。  今回登場する主人公ロナルドを演じるスコット・ジャコビーは最初から精神異常者だったわけではない。ジャコビーが特異な経験と特異な環境…
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『夏目友人帳』映画化を望む第二弾。ニャンコ先生の出来次第でヒットするかも?

 ちょっと前に映画化を希望する作品として『進撃の巨人』を挙げましたが、実は映画館で観たいものがもう一本あります。  それは『夏目友人帳』です。漫画原作で現在は16巻まで刊行されています。テレビアニメも人気があり、去年までに第4シーズンを放送していて、ファンは第5シーズンを切望していますが今のところはまだ放送されていません。 …
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『ノスフェラトゥ』(1979)ムルナウへのレスペクトのみでなく、自身の解釈を加えた意欲作。

 もともとはブラム・ストーカーの原作小説があるにせよ、ヴァンパイア映画のオリジナルと言えば1922年に公開された『吸血鬼ノスフェラトゥ』です。  オリジナル版の『吸血鬼ノスフェラトゥ』はドイツ人監督で当時はタブーだったホモ・セクシャルがバレて、映画界での居場所を無くしてしまい、直後に交通事故で命を落としたF・W・ムルナウがサイレン…
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『のぼうの城』(2012)榮倉奈々時代劇初出演作品。大きな彼女と小さな侍大将たち?白雪姫か?

 最近、映画館で流れる新作予告を見ていて、興味を持ったのが『シルク・ド・ソレイユ』『新世紀ヱヴァンゲリヲン劇場版Q』とこの『のぼうの城』でした。  ヱヴァは新作が公開される度に毎回観に行っているので、第三作目もこまめに公式サイトをチェックしていて、もともといつから上映するのかも知っています。  しかし、この『のぼうの城』はま…
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『情無用のジャンゴ』(1966)残虐描写で悪名高いマカロニ映画表現の極北。

 これまでに、いったい何本くらいマカロニ・ウェスタン映画が撮影されたのかは定かではありませんが、そのなかには『荒野の用心棒』『ジャンゴ』のように名作として後世に残るものがある一方で、誰にも顧みられることなく、映画会社の倉庫に埋もれ、フィルムが散逸してしまったものも多いでしょう。  さきほど“ジャンゴ”と書きましたが、ご存じのように…
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『呪われた海の怪物』(1961)製作期間6日間、怪物のボディはレインコートで目玉はテニスボール!

 『呪われた海の怪物』は『地球最後の女』を予定より早く撮り終えたロジャー・コーマン監督が俳優たちとスタッフに対して、ノー・プランだったにもかかわらず、余った滞在予定期間中にもう一本何か作ろうというメチャクチャな要求をした結果、製作開始からわずか6日間でクランク・アップまで漕ぎ着けたという伝説を持つ作品です。  そのため当然やっつけ…
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『No More 映画泥棒』映画館に行くと必ず会えるクネクネするあいつ!

 テレビCMが入るような新作映画を上映している一般的な劇場に行ったら、必ず見るはめになるのがこの『NO MORE! 映画泥棒』のショート・フィルムです。  いくつかのバージョンがあり、現在流れているのは性能と機能性が格段に向上し、手のひらサイズまで小型化したハンディカムで映画を不法に盗み撮りする卑劣な輩をコミカルなハンディカムの形…
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『日本暗殺秘録』(1969)テロリズムを礼賛した東映の問題作。ただ平成の世でも共感できる点がある…

 かつて日本映画界にあって、『仁義なき戦い』『緋牡丹博徒』『日本侠客伝』などの大ヒット作品と続編シリーズもあり、俗悪なヤクザ映画で多くの興行収入を稼いでいたのが東映でした。  興味深いのはそういった“形”としてのヤクザ映画や見せ物映画を製作する中でも、中島貞夫、深作欣二、石井輝男などの個性派はしっかりと各々の才能を示し、のちのキャ…
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『2012』(2009)エメリッヒ的な大きな映画だが…。地獄の沙汰も金次第という胸糞悪い映画。

 ローランド・エメリッヒ監督の作品で、多くの映画ファンがすぐに思い出すのは『デイ・アフター・トゥモロー』だろうか。彼の仕事の印象としては大きい映画を任される人物であるという程度です。  去年の年末からお正月にかけて、話題になっていた映画でしたが、近所の映画館の閉館もあり、観に行かないまま、公開が終了していました。今回はレンタルが開…
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『人情紙風船』(1937)山中貞雄28歳、異国の地にて戦没す。これが遺作ではちと寂しい。

 21世紀も10年が経とうとしている現在となっては、もはや知る人も少ない天才監督、山中貞雄の遺作となるのが、この『人情紙風船』である。半世紀以上前の1938年、彼はまだ28歳であったにもかかわらず、望まぬ死を迎えざるを得ませんでした。場所は日中戦争の戦地であった現在の河南省、彼は任地で腸炎に罹り、あっけなく病没してしまったのです。 …
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『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』(2009)ついに終わった三部作。酷評が多いのですが。

 去年から順次公開されていた、浦沢直樹原作で、堤幸彦監督の『20世紀少年』がとうとうファイナルを迎えました。原作のラストはちょっとモヤモヤさせる閉じ方でしたので、映画の終わり方が原作と違うと聞いたときには期待と不安が綯い交ぜになっていました。  三本とも劇場で観ましたが、こういう作品はすべてを見終わってから、ああだこうだ言った方が…
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『ノストラダムスの大予言』(1974)<パート1>映画界において、言論の自由は無に等しい。

 この幻の作品『ノストラダムスの大予言』を僕がTVで見たのは小学生の時で、多分1978年か1979年だったと記憶しています。女の人の暗い声でのナレーション(実は岸田今日子!)があり、「1999年七の月に、空の魔王が降りてくる!」だったかな?なんだか不気味なナレーションを覚えています。怖くて、しばらくは憂鬱な気持ちで過ごしていました。 …
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『につつまれて』(1992)河瀬直美初陣!ドキュメンタリーで始まった映画作家人生。

 カンヌ映画祭でグランプリを取った、河瀬直美監督がその名を始めて世に知らしめた記念すべきデビュー作品がこの『につつまれて』であるが、これはいわゆる劇映画ではなく、ドキュメンタリー映画でした。  静かで内省的な映像とその繋がりを見ていると、ロシアの巨匠、アンドレイ・タルコフスキー監督の映像感覚を思い出しました。彼女自身はほとんど映画…
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『日本沈没』(2006)沈没してないじゃねえか!沈没してしまったのはドラマ部分だ!

 主演俳優が草彅剛でヒロインが柴咲コウ、監督が樋口真嗣 と聞いた段階で劇場まで行って観る気が失せてしまい、DVDが出るまで待とうと思っていたのがこの平成版『日本沈没』でした。別に主演の二人が嫌いだというわけではなく、彼らのキャスティングを決めた人々の底意に胡散臭さを感じたからです。  主演の知名度と人気で興行を押し切ろうとしたのは…
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『日本以外全部沈没』(2006)B級テイスト?それ以下ですが、怪作です。毒気を評価!

 2006年に話題になった邦画のひとつに『日本沈没』のリメイク版がありました。大昔に東宝系で公開された、あの作品のリメイクで、当時は結構衝撃的だったのを覚えていますし、ラスト・シーンも印象に残っています。  宣伝を見た限り、それを現代風にアレンジして、不必要で無意味な恋愛シーンを盛り込み、肝心の破壊シーンをどこかソフトで気の抜けた…
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『年間ベスト10企画』について思うこと。ベストは毎年10本もないでしょ?

 もうすぐ年の瀬を迎える今頃から12月になると、映画雑誌は毎年恒例で「年間ベスト10」などと称して、お抱えのライター陣や有名人の映画ファンから彼らが観た映画年間ベスト10を列挙してもらい、それらの集計を掲載することが多い。楽な企画ではあるが、毎年ベスト10に入れても良いほどの作品が10本も生まれるはずはない。  「RATHER 1…
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『謎の金塊』(1956)日活映画の底力を見せつける実力派、野口博志監督。

 日活映画の隠れたというか忘れられた監督のひとり、野口博志監督の1956年公開作品がこの『謎の金塊』です。この作品では主演に水島道太郎、ヒロインに日高澄子を迎え、金塊強奪を狙う香港のギャング団とロマノフ王朝から金塊を受け継いだ旧関東軍の生き残りとの暗闘を中心に据え、この暗闘に翻弄される男女をテンポよく描き出しました。  娯楽映画の…
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『日本のいちばん長い日』(1967)ドキュメンタリー・タッチで描かれる1945年8月15日。

世に戦争映画は数多くあれど、岡本喜八監督の残した戦争映画には記憶に残る作品が多い。『独立愚連隊』、『独立愚連隊 西へ』、『肉弾』、そして『日本のいちばん長い日』などに代表される彼の作品群は他の監督の作品よりも魅力的である。  それぞれ全く違うストーリーであり、『肉弾』や『日本のいちばん長い日』などのシリアスな作品を製作する一方…
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『眠狂四郎殺法帖』(1963)市川雷蔵の代表的シリーズの幕開けを飾る作品だが...。

 市川雷蔵という響きを聞くだけでも、昔からの時代劇ファンは大喜びする名前ではないでしょうか。勝新太郎と双璧を担った大映若手スター・市川雷蔵の代表的な作品群といえば、『忍びの者』シリーズと、この『眠狂四郎』シリーズである事は疑いない。  勝新太郎に『座頭市』シリーズや『悪名』シリーズがあったように、市川雷蔵にもファンの記憶に残る、こ…
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『日本沈没』(1973)日本人とは何か?国民の生命、財産を守るとはどういうことなのか?

 東宝は特撮映画には圧倒的な力量を発揮します。この『日本沈没』も70年代を代表する傑作特撮パニック映画のひとつであり、原作は小松左京、脚本に橋本忍を起用、製作にゴジラ・シリーズの田中友幸が携わり、スタッフにも佐藤勝(音楽)、村木与四郎(美術)、木村大作(撮影)ら黒澤組が顔を揃え(森谷監督は黒澤監督の助監督を務めていました)、森谷司郎監督…
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『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(1968)ゾンビ映画の金字塔であり、アイデアに溢れた傑作。

 ゾンビ映画といえば、この人しかいないとも言える人物がジョージ・A・ロメロ監督であり、彼がまだ制作費を十分に得られず、四苦八苦していた当時に製作されたのが、この『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』です。製作されたのは1968年ということもあり、ラジオ、ブラウン管のでっかいテレビ、家具などを見ても時代がかった調度品が多く、時間の経過を…
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『2010』(1984) My God! Its’ Full Of Stars!x10回くらい。

 1984年に公開された、この作品は、言わずと知れた『2001年 宇宙の旅』(1968)から16年もの歳月を経て、製作された続編作品です。原作者はアーサー・E・クラークではありますが、その他のスタッフは当然変わり、監督も、前作では「巨匠」、スタンリー・キューブリックが務めましたが、今回は「職人」、ピーター・ハイアムズが監督となりました。…
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『2001年 宇宙の旅』(1968)SF映画を見る時のモノサシ(モノリスではない)になっています。

 映画監督としての人材が育たない大英帝国で生まれた名監督といえば、チャーリー・チャップリンやアルフレッド・ヒッチコックがいます。この作品を撮ったキューブリックは実際にはブルックリン生まれなのですが、彼の感覚はどう見てもアメリカ的ではなく、イギリス人気質が見えます。  つまり彼はチャップリン監督以来の数少ない英国的センスを継承してい…
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