テーマ:映画(サ行)

『真実』(2019)是枝監督が『万引き家族』後に撮ったのはカトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画だった。

 映画を見終ると、通常はエンドロールが流れる最中に「いま見たのはどんな映画だったのだろう?」という自問自答の時間があります。じつはこの時間が一番楽しいひと時でもあります。  観終った後になぜか急にオフコースが聴きたくなり、ベスト盤のLPレコードを引っ張り出してきて、『眠れぬ夜』『さよなら』『言葉にできない』『秋の気配』『愛を止めな…
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『ジョーカー』(2019)今回のジョーカーはバットマンの永遠のライバルの彼とは別人なのかも。

バットマン・シリーズの人気悪役ジョーカーがどういうバック・グラウンドを背負って誕生したのかを描いた作品で、スター・ウォーズ作品群と同じく、未来や過去に際限無く拡がって行きそうです。  ただ映画を見て感じたのはバットマンの枠組みを遵守してはいるが、アメリカ映画が大昔に現代劇で描きにくいテーマを西部劇で扱ったように、日本映画が時代劇で…
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『戦艦ポチョムキン』(1925)いつのまにかBlu-ray発売!? しかしなんだか、ビデオ時代と伴奏が違う。三パタ…

 数日前に何気なくAmazonで映画ソフトの検索をしていると、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の名作『戦艦ポチョムキン』(https://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200605/article_20.html)のBlu-rayが発売されているのが目に入りました。「あれ?Blu-ray化されていたんだ?…
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『シンドバッド 虎の目大冒険』(1977)一番冒険していない最終作。

 この作品『シンドバッド 虎の目大冒険』は小学生の低学年のときに公開されたものであり、電柱や掲示板にポスターが貼られていたのを覚えています。そのポスターの中央にはアラビア風の怪人らしい人物が身構えていて、何故か脚の部分が鳥の水掻きになっているという不気味なデザインでした。  シンドバッド映画を初めて見たのは『シンドバッド 七回目の…
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『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(2018)場面構成がまずいなあ…

 シリーズ物あるいは続編、スピンオフ映画を何だかんだ言いながらも毎年何本か観に行っています。ジュラシックパーク物、スターウォーズ物、ハリー・ポッター物、Xmen物等などハリウッド映画業界が仕組んでくる企み(マーケティングとも言う)に毎回ハメられています。  まあ、既に知っているキャラクターや設定をもとに作られているので、いわゆる安…
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『スターウォーズ/最後のジェダイ』(2017)レイア姫の思い出に…

 2016年12月27日は初期シリーズで大活躍したレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーの命日でもあり、今回のエピソードⅧではエンディングのテロップに「我々の素晴らしい姫君であるキャリー・フィッシャーとの思い出の中に」と流れてきたときにはグッときました。  ディズニーの配慮なのでしょうが、今回はオープニングだけでなく、エンディング…
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『散歩する侵略者』(2017)観念SF。解りづらさがネックか?

 タイトルと内容から思い浮かべるのは『散歩する惑星』『姿なき挑戦者』『ダークゾーン』『狙われた街』『アンドロイド0指令』などのウルトラセブンがらみのものばかりで、なんだかウルトラセブン・スムージーみたいです。    内容的にはそれらにドン・シーゲル『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』で味付けをしたパロディです。もともとは舞台劇だったも…
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『三度目の殺人』(2017)三人目の犠牲者は自分か?

 休みの日に久しぶりに『三度目の殺人』と『散歩する侵略者』の二本立てで観てきました。二本続けて見るとさすがにキツいので、イタリアンでしっかりお昼を食べてからの鑑賞です。  『ダンケルク』を観に行っても良かったのですが、邦画二本を選択しています。両方とも人気女優を起用していて、『三度目の殺人』には広瀬すず、『散歩する侵略者』には長澤…
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『関ヶ原』(2017)TBSドラマ版の出来が良かったので今回は?

 夏の邦画のなかでは大作の部類に入るのが『関ヶ原』でしょう。司馬遼太郎原作小説を映画化したのでしょうが、そもそもこの作品は映画化に適しているのだろうか。  東軍西軍合わせると登場人物が異常に多く、詳しくない人が一回で覚えるのはまず無理ですし、予備知識がないと歴史ファン以外は楽しめないのではないか。  そこに訳が分からない歴史…
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『スプリット』(2017)タイトルは分裂!ボウリングならピンチです!

 今週はじめに社内研修が本社で実施されることになり、当日は普段通りに朝5時過ぎには起床し、もうスーツの支度をしていました。  まずは京都まで在来線で向かい、一年ぶりに新幹線に乗りました。昨年は惜しくも雨で見られなかった富士山を肉眼で久しぶりに見ながらの移動でしたので、まるで小旅行気分でした。  静岡や神奈川の沿岸部に住んでい…
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『知られざる大陸』(1957)知られざる特撮映画。実は拾い物!

 特撮映画は好きなので、かなり見てきましたが、当たり前ですが、知らないものも多数あります。先日、Googleの画像検索で特撮画像をいろいろ見ていたところ、「おや!?これは見たことないなあ…」と気になるモノクロ画像がありました。  興味が出てきたので探っていくと製作は1957年で、タイトルは『The Land Unknown』でした…
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『SING』(2017)お話の内容よりもサントラが素晴らしい。!?

 『SING』はユニバーサル製作(ピクサーだと思っていましたので、オープニングに地球一回転のユニバーサルの曲がかかったのでビックリ)の音楽満載のアニメで個人的な感想としては話題だったミュージカル『ラ・ラ・ランド』よりも楽しめました。  まあ、ミュージカルが苦手なので良い悪いではありません。今回の吹替え版では長澤まさみ、MISIA(…
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『サバイバルファミリー』(2017)電気が止まれば、この世は終わり?

 本来なら、公開が始まった先週土日に観に来る予定だったのが『サバイバルファミリー』でした。ただ翌日の月曜日に社内研修があったので土日にするか、研修が終わってからにするかでちょっと迷っていました。  それを仲が良い後輩社員(この娘も映画好きで毎月何かしら観に行っています)に話すと「研修の準備と勉強しなきゃダメ!」と怒られてしまい、先…
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『スラム砦の伝説』(1984)15年にも及んだ雌伏の時を経て、ようやく撮影できた新作。

 『スラム砦の伝説』はビデオでは所有していましたが、映画館で観るのははじめてです。ビデオで見ていた限りではあまり良さが理解できなかった作品でもあります。  三枚綴りの前売り券を使い、本日の一本目に選びました。整理券番号が三番だったので最後列の真ん中に陣取れたのでかなり見やすいポジションです。  内容はスラム砦の人柱伝説に題材…
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『ソフィーの選択』(1982)やっと出た。やっと出た。待ちに待ってた。やっと出た!

 今月のTSUTAYAさんの発掘コーナーにはついに『ソフィーの選択』が登場します。強い要望があったものの、日本でDVD化されたのはようやくのことなので楽しみにされている方も多いでしょう。発売は今年の夏くらいだったようですが、レンタルに並ぶのはビデオ時代以来久しぶりになります。  この企画の復刻リクエストの上位にずっと上がっていたも…
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『戦略大作戦』(1970)戦争映画としても、コメディとしても楽しめる。オッドボールが最高!

 まずはこの映画に出ている俳優たちが曲者揃いです。クリント・イーストウッド、テリー・サヴァラス、ドナルド・サザーランド、ドン・リックルズ、キャロル・オコナー、カール・オットー・アルベルティらが画面いっぱいに躍動しています。  『線路は続くよどこまでも』や普段は呑気な感じの『リパブリック讃歌』が異化効果で異様に聞こえてしまうほど、容…
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『地獄』(1960)どろどろした猟奇的な欲望より恐ろしいのは支離滅裂な虚無だろうか。

 夏休みということもあり、最近は特撮映画ばかりを書いていましたが、夏と言えば昔は納涼肝試しなどの名目で子供会主催の映画上映会があり、かなり古そうな怪談物映画を野外で校舎の壁などにスクリーンを掛けて映写したりしていました。  電気コードを巻いた蚊取り線香リールみたいな何と言ったら良いのか知りませんが、校舎の電源が取れるところから無理…
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『シン・ゴジラ』(2016)二回目を観に行ってきました。レベルがかなり高いのを再確認。

 公開二日目の土曜日以来ですが、今回で二度目の鑑賞となります。久しぶりに劇場で観る東宝製作の本家ゴジラであり、エヴァのクリエイターとして常に注目されている庵野秀明がどういう解釈をしてゴジラに臨むのかにファンの意識は集中するでしょう。  またオリジナルの完成度との比較及び熱狂的なファンによる批判がネットの日常化によって常に話題になっ…
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『シン・ゴジラ』(2016)庵野&樋口コンビによって復活した真(新・神・SIN)ゴジラ。

 夏休みということもあり、朝の第一回目の上映時間が8時50分からでした。ちょっと早目にシネコンが入っているショッピング・モールに着いたのですが、まだ施設内に入れない状態でした。開場は8時半からと警備員に言われましたが、このクソ暑い状況なので、屋外で待機するのは勘弁してほしい。  前売り券をすでに購入済みなので座席指定をするだけだっ…
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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)今年最大のお祭り開始!

 12月も残すところ、あと10日余りとなり、忙しさが増していくなかではありますが、本日は無理やりに有給を取り、こそこそと近くのシネコンに到着し、ソファーに腰を掛けていると、目の前でライト・セイバーのように傘を振ってくるヤツがいました。  おかしな奴には関わらないようにしようと知らんふりをしていると、彼が話しかけてきたのでよく見ると…
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『空飛ぶ戦闘艦』(1961)男くささが控え目なブロンソンが渋く輝くSF映画。

 『空飛ぶ戦闘艦』という作品を知っている方はどれくらいいるのかは分かりかねますし、公開はされたようなのですが、テレビ放送がされていたかは不明です。  もしやっていたとすれば、民放の深夜枠か昼時の14時くらいの12チャンでしょうか。DVDが販売されているとは思えませんが、今回は大昔のVHSを見ています。独特の重さとデッキに入れる時の…
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『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』(1997)新鮮味は無くなったが、駄作ではない。

 先月は『ジュラシック・ワールド』公開に備えて、三部作『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2』『ジュラシック・パーク3』のDVDを三日連続で再チェックしていました。すると気づいたのは三部作をごちゃごちゃに覚えていて、まるで大魔神みたいだなあと自分の記憶のあやふやさに驚きました。  一作目『ジュラシック・…
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『勝利への脱出』(1980)サッカー映画と言えばこれでしょう!ペレ、ムーア、アルディレス!

 先週はワールドカップアジア二次予選、ホームでの試合が行われていました。前半終了時で1対0で日本リードとなっていました。1対0?ホームで対カンボジアで?相手はオリンピック世代なのに?こんなんで最終予選で勝てるの?なんでいつまでも代表選でまったく活躍できない香川を使うの(たまたま今日は1点決めたが、取った後は消えていました。)?  …
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『ジュラシック・パーク』(1993)カラー登場以来、久しぶりに映画界で起こった技術革命。

 映画界では幾度かの技術革新により、それまでの映画文法の常識が覆されていき、新たな才能と技術に順応していけた映画人たちが生き残り、新たな流れを作っていく。  短編でモノクロ、そしてサイレントだった当時の映画が編集や文法の構築により、長編が生まれ、トーキー技術の進歩で音響と音楽、映像だけでなくセリフによる説明が出来るようになり(功罪…
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『ジュラシック・ワールド』(2015)久しぶりに映画館で観る特撮映画の王道展開。

 近所の映画館へ観に行こうと思っていた『ジュラシック・ワールド』でしたが、夏休みのためか、すべて吹き替えのみという地獄の環境だったので、久しぶりに県内の東宝シネマズまで出向きました。  3D作品などでは目が疲れるからというよく分からない理由で吹き替えが主流になってしまっていますが、『アバター』以来、この上映システムは数年も経過して…
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『スタローン…。』みんなロッキーとランボーが大好きだったはずだ…。おバカ映画バカ一代!

 シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツネッガー、そしてブルース・ウィリスが加われば、ハリウッド三大おバカ映画スターだと誰でも分かるでしょう(笑)  ただしアーノルド・シュワルツェネッガーは彼らのカテゴリーに入れられることを嫌う傾向があり、役者人生もなんだか迷走してきたように思います。  40代を迎えた僕らが今こそ…
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『砂の惑星/DUNE』(1984)公開当初、大失敗作として語られたデヴィッド・リンチ作品。

 先日、チリが生んだ映画芸術の鬼才、アレハンドロ・ホドロフスキー版のドキュメンタリーを記事にした後、1985年3月の公開初日に映画館で観て以来、30年ぶりにデヴィッド・リンチ監督版『砂の惑星/DUNE』を自宅で見ました。  見終わって、まず思ったことは当時は受け付けられなかった作品ではありましたが、それほど最悪というレベルではなか…
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『宣戦布告』(2001)結局、戦いを止めるのはより強力な軍事力なのか?

 最初に見たのはビデオが出てからですので、2002年くらいだったのだろうか。当時はこういった類の仮想敵国映画はこの国ではタブーだったのではないだろうか。  あちこちにCGのちゃちさなど低予算邦画の哀しさが出ていて、なんだか寒々しくなるシーンも多々ありはしますが、とりあえずタブーへ踏み込んでいく一里塚としての価値は大いにあったのでは…
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『続編、さらに続編』映画業界に未来はあるのだろうか?観に行くけど(笑)

 今年も半年が過ぎ、気がついてみるとまだ一回も映画館まで観に行っていません。なかなかこういうこともなくなっていた近年ですが、CMなどで気になっていた映画があっても、モチベーションが低いためか、すぐに忘れてしまいます。  そうしたなか、『アナと雪の女王』のパイロット版を『シンデレラ』の前座に使い、マーケティングに活かしたり、後半にな…
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『女子ーズ』(2014)桐谷美玲主演の脱力系戦隊モノ。外し方がイイ感じです。

 仕事終わりで自宅に帰ると家人がテレビをつけています。たいていはバラエティ番組が流れていますが、こちらが見たいのはその日のニュースです。  リモコンを奪い、合わせるチャンネルは10チャンネル、これは関西では日本テレビ系列のチャンネルです。やっているのはZEROで、ここでキャスターをしているのが嵐の桜井君、そして桐谷美玲さんです。 …
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