『怪異宇都宮釣天井』(1956)作品の存在はかなり前から知っていたものの、なかなか見ることが出来なかった作品。

 しかしまあ、オドロオドロしいタイトルです。『怪異宇都宮釣天井』というのは大袈裟すぎる付け方で、”怪異”に当てはまりそうなのは終盤に城普請で暗殺された岬洋二が仇である江川の屋敷に化けて出るところくらいで、他のシーンのほとんどはありがちな時代劇です。  何度かメインどころの出演者が斬り結ぶ場面が出てくるのですが、どちらがどちらなのか…
コメント:0

続きを読むread more

『K-PLUSさん』今でもDVD化されていない貴重なビデオを大量に所蔵されているビデオレンタル専門サイトさんが台風…

 1970年代の小学2年生くらいから昭和、平成、令和と五十代近くになるまでずっと長い間、邦画、洋画の区別なく、いつでも楽しめる映画は大好きでした。映画はテレビの洋画劇場、BS放送、CS放送、ビデオレンタル、DVDレンタル、販売用DVD、Blu-ray、YouTubeなど様々なフォーマットでぼくらを楽しませてくれています。  それら…
コメント:2

続きを読むread more

『真実』(2019)是枝監督が『万引き家族』後に撮ったのはカトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画だった。

 映画を見終ると、通常はエンドロールが流れる最中に「いま見たのはどんな映画だったのだろう?」という自問自答の時間があります。じつはこの時間が一番楽しいひと時でもあります。  観終った後になぜか急にオフコースが聴きたくなり、ベスト盤のLPレコードを引っ張り出してきて、『眠れぬ夜』『さよなら』『言葉にできない』『秋の気配』『愛を止めな…
コメント:0

続きを読むread more

『イエスタデイ』(2019)ビートルズが存在しないこの星はなんとも味気ない。皮肉がこもったパラレルワールド映画。

 しばらく前に劇場予告編を眺めていて、始まったら見に行きたいなあと思っていたものの、近所の映画館の上映作品をチェックしていても、なかなか予定が記載されない作品がありました。それがこの『イエスタデイ』だったのです。  まだ公開されていないのかなあと不審に感じながら、大阪でたまに通っていたマイナー館のスケジュールを見たら、普通に公開さ…
コメント:0

続きを読むread more

『インビクタス 負けざる者たち』(2009)日曜日は南アフリカとの激闘が控えるが、マンデラの意志は気高い。

 ラグビー・ワールドカップの日本代表が予想を良い意味で裏切る快進撃を続けているため、台風19号で傷ついた人々にも勇気を与えてくれています。ぼくらが出来るのは募金位ですが、やらないよりは良い。テレビやネットでも大盛り上がりになっているワールドカップについて、古くからの関係者やファンの方にとっては隔世の感があることでしょうし、感慨深いに違い…
コメント:0

続きを読むread more

『ジョーカー』(2019)今回のジョーカーはバットマンの永遠のライバルの彼とは別人なのかも。

バットマン・シリーズの人気悪役ジョーカーがどういうバック・グラウンドを背負って誕生したのかを描いた作品で、スター・ウォーズ作品群と同じく、未来や過去に際限無く拡がって行きそうです。  ただ映画を見て感じたのはバットマンの枠組みを遵守してはいるが、アメリカ映画が大昔に現代劇で描きにくいテーマを西部劇で扱ったように、日本映画が時代劇で…
コメント:0

続きを読むread more

『マジック・クリスチャン』(1969)拝金主義を皮肉った作品だが、クセが強すぎるので、見る人を選ぶ風刺コメディ。

 週末はラグビー・ワールドカップ日本代表の第三戦が行われたため、すべての用事を夕方までに終えなければいけませんでした。結果はご存知の通り、見事に三連勝を飾りましたが、スコアの差ほどに実力の差はなく、終始緊張を強いられる一戦でした。  今回のラグビーのワールドカップを見ていて、思ったのは痛みに耐えて弱音を吐かずにすぐに守備位置に戻る…
コメント:10

続きを読むread more

『複製(クローン)人間ブルース・リー/怒りのスリー・ドラゴン』(1982)大きな心でパロディを楽しむのも映画ファン…

 先日、『燃えよドラゴン』を自宅で見た後に劇場で『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見ました。タランティーノ作品に実名でブルース・リー役が出ていたこともあり、今回は『燃えよドラゴン』でも書こうかと思っていましたが、ついつい自宅ライブラリーから選んでしまったのは『複製(クローン)人間ブルース・リー/怒りのスリー・ドラゴン』で…
コメント:0

続きを読むread more

『ガールズ&パンツァー 最終章 第二話』(2019)乙女の戦いはあきらめたら終わりなんです!パンツァー・フォー!

 『ガールズ&パンツァー最終章』の第一弾がぼくが住んでいる近くの街で劇場公開されたのは昨年の2月くらいだったので、今回の第二話がようやく公開されるまで実に一年半以上も時間が経ってしまいました。  その間、アニメシリーズをコンパクトに纏めた実質上の総集編が公開されたり、パチンコの台が登場したりしていましたが、ファンとしてはなかなか進…
コメント:0

続きを読むread more