『スタローン…。』みんなロッキーとランボーが大好きだったはずだ…。おバカ映画バカ一代!

 シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツネッガー、そしてブルース・ウィリスが加われば、ハリウッド三大おバカ映画スターだと誰でも分かるでしょう(笑)

 ただしアーノルド・シュワルツェネッガーは彼らのカテゴリーに入れられることを嫌う傾向があり、役者人生もなんだか迷走してきたように思います。

 40代を迎えた僕らが今こそ語らなければいけない映画スター、スタローン。そう、今回、取り上げたいのはシルベスター・スタローンです。

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 彼に対してどう思うかを各世代ごとに聞いていけば、50代以上の人たちは『ロッキー』『ランボー』に代表されるスタローンのというよりは映画史に残る作品を思い浮かべるかもしれない。その後に続く『ロッキー2』は感動的でしたし、『ランボー2』の迫力も思い出深い。

 ぼくら40代は上記作品の多くの続編を楽しみながら、『コブラ』『オーバー・ザ・トップ』『クリフ・ハンガー』くらいまでは付いていったものの『ジャッジ・ドレッド』『デモリッションマン』で完全に見放したに違いない。

 そして最終的には飽き飽きするのを通り越し、たまにCMで彼の姿を見てようやく思い出すほどに存在自体を忘れかけてしまいました。それでも『ロッキー・ザ・ファイナル』での老いぼれていく元チャンプの最後の花道の美学と『ランボー/最後の戦場』でようやく故郷にたどり着くラスト・シーンに込められた思いは感動的であり、物語の閉じ方の出来は素晴らしかった。

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 お金目当てと酷評を受けながらも、紆余曲折があった大ヒットシリーズにきちんとけじめをつけ、自ら引導を渡してくれたスタローンに感謝したい。大好きだった二人のキャラクターを成仏させることに成功したのではないか。

 ぼくらより下の世代の映画ファンが持つスタローンのイメージはおそらく下らない筋肉映画を連発するオジサンでしかないだろう。『エクスペンダブルス』くらいまで振り切った映画バカ(バカ映画!?)ぶりを見たら、観客は納得して笑ってしまう。

 おバカ路線をひた走るスタローンの姿はかえって潔い。いっそのこと、アジアのおバカ映画(?)スターであるジャッキー・チェンとも共演し、誰にも到達し得ない既視感に満ちたおバカ映画を鳴り物入りで公開し、世界中で笑われる迷作をぼくらスタローン世代にリリースしてほしい。

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 時代に合わずに大コケしても間違いなくカルト映画としてぼくらスタローン世代がニヤニヤしながら、子や孫の世代まで語っていきます。

 僕が好きだったスタローン出演作品はどうしても初期に片寄ってしまいますが、『ナイト・ホークス』『デスレース2000』『勝利への脱出』などです。

 もうすぐ、というよりはもうすっかりお爺ちゃんではありますが、にガキ大将映画の最後っ屁をかまして、映画館の座席からずり落ちるように引っくり返らせて欲しい。

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 このことはアーノルド・シュワルツネッガーにも言えることで、タイトルに関わらず、彼の最後の台詞は“I'll be back!”しか考えられない。ぼくらは彼の台詞に対して、「戻ってこなくていいよ!」か「冗談はやめてくれ!」の意味で“No way!”と返したい。

 ただ、ぼくらの10代のころに映画の楽しみを与えてくれた彼らには“ありがとう!”と言いたい。ヨボヨボになっても、若いボクサーのトレーナー役でミッキーのようにチャンプに育て上げ、勝利を見届けながら人生を終えるスタローンの満足そうな笑顔で終わってくれたら、嬉しくなるでしょう。男の花道を飾って欲しい。おバカ映画バカ一代!燃え尽きてくれ!


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この記事へのコメント

さすらいの映画人
2015年07月06日 20:12
用心棒さんこんばんは。スタローンやシュワちゃん、ジャッキーに限らず、アクション俳優や喜劇俳優っておバカ率が高いですよね(笑)今や巨匠・名優扱いされているイーストウッドだって神格化されてる健さんや裕ちゃんにカツシンの映画だっておバカ映画はたくさんありますよ!イーストウッドなら「ダーティファイター」や「ブロンコ・ビリー」、健さんなら「ゴルゴ13」や「ザ・ヤクザ」などなど。「ナイトホークス」でのスタローンってラモスに似てます(笑)スタローンやジャッキー、シュワちゃんについては書き足らないので、次の書き込みで・・・。
2015年07月07日 00:05
こんばんは!

映画ファンを続けているとついついお洒落な欧州映画や巨匠と呼ばれる人々を神格化し、コメディやアクションを軽く見る風潮がありますが、みんな昔は何も考えなくても楽しめる作品を入り口にして映画ファンになったはずですので、僕ら世代ならロッキー、ランボー、ターミネーター、そしてマッドマックスは欠かせませんね(笑)

 >ゴルゴ
ありましたねえ。結構あれも楽しいですよね。

ではまた!
蟷螂の斧
2016年01月07日 18:29
>『ナイト・ホークス』

レベルが高い作品だと言われていますね。
悪役のルトガー・ハウアーが本当に怖かった!そしてスタローンと別居中の妻の役がリンゼイ・ワグナーと言うのが嬉しかったです。

>『デスレース2000』

「ロッキー」でブレイクする前年。スタローンが演じる悪役。頭が悪そうだし、あまり腕っ節が強くない。そこが憎めません(爆笑!)
2016年01月07日 18:56
こんばんは!

『ロッキー』以前の彼の出演作品はあまり語られることはありませんが、アクの強い作品群には味のあるモノも含まれていて、ぼくはけっこう好きですよww

この記事ではまだ『クリード』のことを知らずに書いていたのですが、そのままアポロの息子のトレーナー役のようですので驚いてしまいました。

今月中旬以降には観に行けそうです!

ではまた!
蟷螂の斧
2016年01月08日 16:08
>『クリード』

僕もまだです・・・(^^;

>『勝利への脱出』

ラストはスッキリしました!しかし・・・。
スタローンの代わりに欠場する選手。わざと骨折させられる。
気の毒でした・・・。

僕が他に好きなのはスタローンの自叙伝的映画「パラダイス・アレイ」です。
2016年01月08日 17:41
こんばんは!

まさかのアカデミー賞候補になっているというのを聞きました。それだけ評判が良いのでしょうね。

>パラダイス
最近TSUTAYAさんに行ったら、入荷していましたよww

>骨折
彼って、パリまで連れて行ってもらえたんでしょうか?

ではまた!
蟷螂の斧
2016年01月09日 07:52
>彼って、パリまで連れて行ってもらえたんでしょうか?

「連れて貰えなかっただろう。」と言う人が多いです。
それと当初は連合国軍が5対4で勝つ予定だったけど、「それでは話がうますぎるのでは?」と言う事で4対4にした。
スタローンが高島忠夫に語ったそうです。

>パラダイス・アレイ

TSUTAYAにありましたか?久々に見たいです。
兄貴役のアーマンド・アサンテは「ジャッジ・ドレッド」にも出ていたんですね。スタローンを裏切る役。
2016年01月10日 00:26
こんばんは!

この話のモデルはユーゴの強豪クラブだったレッドスター・ベオグラードがドイツチームと対戦し、負けを強要されていたのについつい勝ってしまった後に全員銃殺されてしまったという史実が原案だったと記憶しています。

勝って終わるということで話がうますぎるというのももっともですが、史実通りに全員銃殺というラストだったら、お正月映画としてはトラウマになりそうですね。

>TSUTAYA
地元のお店になくとも、他店からお取り寄せしてもらう手がありますよ~。

ではまた!

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