アクセスカウンタ

テーマ「黒澤明監督作品」の記事 help リーダーに追加 RSS

トップへ  |  テーマランキング一覧へ

タイトル 日 時
『隠し砦の三悪人』(1958)一作で燃え尽きた、上原美佐の一世一代の大仕事。
 『隠し砦の三悪人』は黒澤明監督の手がけた作品の中でも、映画ファンには根強い人気を誇る作品ですが、黒澤フリークの間ではそれほど評価の高い作品ではありません。なぜなのでしょう。個人的には好きな作品でして、年一回は必ず見るのですが、その都度新しい発見があります。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 2

2006/06/14 19:19
『八月の狂詩曲』(1991)果たして、これは駄作なのだろうか?そんなことはない。
  日本映画界、最後の巨匠、黒澤明監督の1991年の公開作品にして、初上映された時に、欧米の記者達に散々叩かれた後に、日本公開されたためか、「右へならえ」とばかりに、国内でも相当叩かれてしまった不幸な作品でもあります。もう一本だけでも、観客が望むような時代物を作る時間と機会、そして体力があれば、汚名挽回が出来ていたかもしれないと思うと、ファンとしては口惜しい限りです。 ...続きを見る

トラックバック 4 / コメント 3

2006/03/03 23:30
『椿三十郎』(1962) 『用心棒』の続編という枠を打ち破って、真のヒーローとなった三十郎。
 黒澤明監督の1962年制作作品です。キャラクターの名前からも明らかな通り、大ヒット作『用心棒』の続編作品です。『用心棒』は、その後イタリアでも『荒野の用心棒』として、黒澤サイドの許可も無く丸ごとコピーされました。そのコピーが世界的な大ヒットとなった、といういわくつきの作品である『用心棒』の続編が、この『椿三十郎』です。 ...続きを見る

トラックバック 32 / コメント 10

2006/01/13 19:52
『用心棒』(1961) スーパーヒーロー三十郎誕生。それまでの時代劇を根底から覆した革命的作品。
 黒澤明監督、1961年製作作品であり、スーパー・ヒーロー「三十郎」という黒澤作品の中でも一二を争う人気キャラクターを生み出した作品でもあります。一般的に「チョンマゲ」をしていて日本刀が出てくると、すぐにその作品は時代劇というレッテルを貼られて、ある意味で現実味がなくとも許されてしまうという甘えの構造がまかり通る安易なものになります。ただそれはあくまでも一般論であって、黒澤作品には全く当てはまらないことです。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2006/01/12 01:15
『七人の侍』(1952) 歴代日本映画最高の活劇作品にして、黒澤時代劇の最高峰。ネタバレあり。
 黒澤明監督の1952年に公開された代表作です。制作費は通常の6倍(当時、時代劇一本の制作費の平均は二千万円強)、そして製作そのものに一年近くかかるという、当時としては異例尽くめの作品でした。全てを語りつくすことはとうてい不可能な映画であり、映画に必要な全ての要素が詰め込まれている奇跡の作品です。 ...続きを見る

トラックバック 5 / コメント 6

2006/01/06 18:24
『夢』(1990) 夢というモチーフを借りた、黒澤明監督の私小説的作品。ネタバレあり。
『夢』(1990) 夢というモチーフを借りた、黒澤明監督の私小説的作品。ネタバレあり。  オムニバス形式というよりも、自らの見た「夢」をモチーフにして短編八作品を自身の歴史として紡いでいった作品集であり、後期の黒澤監督らしい審美的な映像美で満たされた作品に仕上がっています。ただ単に八本の短編を羅列しただけではなく、自身の幼少期の思い出から青壮年期の葛藤、そして老境での達観までを描いています。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 6

2005/12/30 22:59
『天国と地獄』(1963)黒澤明監督、現代劇の最高傑作にして完璧な作品。ネタバレあり。
 黒澤明監督の、というよりも歴代の日本映画の中でもジャンルを問わず、これぞ最高傑作と呼ぶに相応しい見事な出来栄えであり、彼の現代劇の中でも一二を争う素晴らしい作品です。昭和三十年代という時代に、警察の科学捜査と、知能犯かつ愉快犯との攻防という今でも通用するテーマを扱っていたことは斬新であるのみでなく、彼の持つ幅広い興味の対象と先見の明に驚かされます。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 6

2005/12/30 10:07
『醜聞』(1950)テーマが優れているにもかかわらず、何か違和感のある作品。ネタバレあり。
 黒澤明監督の1950年の作品ですが、本来の職場である東宝の労働争議のために、他社で撮らざるを得ず、大映や松竹で製作された作品のうちのひとつであり、これは松竹で撮られたものです。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 2

2005/12/26 02:08
『酔いどれ天使』(1948) 黒澤明と三船敏郎。ついに2人が巡り合った記念すべき作品。ネタバレあり。
 黒澤明監督がようやく彼の「主演」俳優に巡り会うことのできた記念碑的な作品です。この作品の主役はあくまでも志村喬ですが、実質の主役は間違いなく三船敏郎です。彼の圧倒的な存在感を得て、ようやく黒澤作品の完成形を見ることになります。 ...続きを見る

トラックバック 5 / コメント 6

2005/12/23 00:12
『野良犬』(1949) いわゆる刑事物の先駆けとなった、黒澤明監督の現代劇の傑作。ネタバレあり。
 オープニングの、狂犬病のような荒々しい息を吐く「犬」のアップ映像が、強烈なインパクトを持っていて、すぐさま映画世界に引き込まれていきます。映画では観客を集中させるために、出だしの5分間が最も肝心なので、このオープニングの映像は秀逸でした。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 2

2005/12/19 17:43
『素晴らしき日曜日』(1947)黒澤監督が小市民の一日を切り取った、隠れた佳作。ネタバレあり。
 黒澤明監督の撮った現代劇の中で、もっとも素敵な作品です。オープニングでの、シューベルトによる『楽興の時』は暗い気分をうきうきさせてくれます。同じシューベルトの作品である、クライマックス・シーンでの『未完成交響曲』ばかりがクローズ・アップされますが、個人的にはこの『楽興の時』がとても好きで、今でもその音楽を聴くためだけに、このDVDを見ることがあります。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 4

2005/12/16 01:08
『虎の尾を踏む男達』(1945)終戦間際に出来たのに、役人の嫌がらせで1952年に公開された作品。
 またもミュージカルの要素を持つ、1945年製作の黒澤明監督の4作目です。歌舞伎の『勧進帳』と能の『安宅』からの翻案物となるこの作品には、榎本健一(エノケンさん)の魅力が画面いっぱいに拡がっていて、シリアスな局面で緊張している義経一行との対比がとても面白い映画となりました。エノケンさんという狂言回し兼主役を得たこの作品は、後の黒澤作品の骨太のイメージが強い作品と比べると、義経の悲劇を扱いながらも、ユーモラスに、そして可愛らしく仕上がった秀作です。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 2

2005/12/05 19:36
『續 姿三四郎』(1945) 会社のために作らざるを得なかった続編作品。 ネタバレあり。
黒澤明監督、1945年の作品である『續 姿三四郎』は監督本人が自ら望んで撮った作品ではなく、会社の要請にしたがって作られた映画です。使えるフィルムの量にまで制限があったとされる戦争当時の映画界においては、映画を撮れるだけでも幸運でした。乗り気でなかったものほど、その作家のセンスが反対に浮かび上がるものです。好きなことだけやっていられる映画作家は当時も現在もほとんど皆無でしょう。いわゆるプログラム・ピクチャーのような作品で、自分の個性をどう出せるのか。今回の黒澤監督に課された試練は、この一点でし... ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 5

2005/11/25 01:53
『一番美しく』(1944)激戦の1944年、黒澤監督の第二作はミュージカルだった! ネタバレあり
 黒澤明監督、1944年の作品にして唯一の国策映画。太平洋戦争期間中の最も激しく、出口の見えない情勢の下で製作されました。「撃ちてし止まぬ」のスローガンがオープニングから出てくるだけでも特異な状況を理解できることでしょう。尋常ではない状況の中で撮影されたこの作品の後、黒澤監督は主演の矢口陽子さんと御結婚されました。また黒澤監督としては珍しい女性が主人公の作品でもあります。(他に女性が主演を務める作品としては『わが人生に悔なし』、『八月の狂詩曲』があります。) ...続きを見る

トラックバック 4 / コメント 4

2005/11/21 23:21
『姿三四郎』(1943) 20世紀を代表する巨匠、黒澤明監督のデビュー作 ネタバレあり。
 1943年という太平洋戦争の真っ只中に作られた、黒澤明監督の記念すべきデビュー作にして、理屈抜きに楽しめる素晴らしい作品。戦時中という言論統制が強い時代の中でも大衆が見たかった映画をデビュー作から作り上げた黒澤監督の苦心と才能。 ...続きを見る

トラックバック 5 / コメント 10

2005/11/04 20:38

トップへ  |  テーマランキング一覧へ