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『アルジェの戦い』(1965)帝国主義はそもそも英仏の専売特許であった。大戦17年後の報い。
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2008/07/03 09:33 |
『希望 テルエルの山々』(1939)スペイン内戦を間近で見たアンドレ・マルロー唯一の監督作品。
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2008/06/21 21:17 |
『パリは燃えているか』(1966)敵味方にかかわりなく、ヨーロッパ人は深いところで繋がっている。
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2008/06/14 12:52 |
『結婚哲学』(1924)エルンスト・ルビッチ監督の素晴らしい一本。映画に台詞は要らない。
ビリー・ワイルダー監督が師匠と仰ぐエルンスト・ルビッチ監督の渡米後の第二作目となったのがこの『結婚哲学』でした。なんてお洒落なセンスを持っていた人なのでしょう。彼の演出には脱帽するしかありません。 ...続きを見る |
2007/03/04 15:29 |
『失われた週末』(1945)アルコール中毒症患者の苦しみを見事に捉えた映画。
これはアルコール中毒症患者のどうしようもない苦しみと弱さを描いた社会派映画である。それはそれでシリアスで素晴らしい作品に仕上がっているのですが、ビリー・ワイルダー監督が本当に描きたかったのはドラッグ中毒患者の禁断症状(コールド・ターキー)の恐ろしさはもとより、さらに身体に害を及ぼす麻薬などの薬物摂取への警告だったのではないだろうか。 ...続きを見る |
2007/02/20 00:55 |
『第十七捕虜収容所』(1953)ビリー・ワイルダーの描く戦争映画は異色の名作だった。
のちの映画でも多用される勇ましいテーマ曲『ジョニーの凱旋』が幾度も流れる、巨匠ビリー・ワイルダー監督による異色の戦争映画がこの『第十七捕虜収容所』です。口笛で吹かれたり、みんなで勇ましく歌われるこの曲は最高にカッコよい。誰でも一度は聴いたことのある御馴染みのナンバーなので、見ているとすぐにフィルムに没頭できます。 ...続きを見る |
2007/01/10 00:36 |
バスター・キートンの師匠、“ファッティ”・アーバックルの勇姿を見よ。『おかしな肉屋』(1917)。
ロスコー・“ファッティ”・アーバックルの名前を聞いて、すぐにピンと来る方はかなりの映画通でしょう。チャーリー・チャップリン、ハロルド・ロイド、バスター・キートンを称して「三大喜劇王」とすることが多いが、「デブ君」ことロスコー・アーバックルを忘れてはいけません。 ...続きを見る |
2007/01/08 16:03 |
『素晴らしき哉、人生!』(1946)毎年必ず見る大切な映画の一本です。どっぷり浸りましょう。
作品から受けるのは「希望を捨てるな!君を必要としている人々が必ずいるのだ!」という単純だが、もっとも心に響く力強いメッセージである。「生きねばいけない!」といわれるよりも「君が必要なんだ!」と言われるほうがどれだけ力強く、傷ついた人を勇気付けられるかはすぐに分かるはずです。 ...続きを見る |
2006/12/13 00:39 |
『殺人狂時代』(1967)岡本喜八が放った傑作ブラック・コメディ。見るべし!
会社の枠に収まりきらない映画人の一人、岡本喜八監督が1967年に製作した傑作ブラック・コメディがこの 『殺人狂時代』です。喜劇王チャーリー・チャップリンの名作『殺人狂時代』があるために、単なる模倣かと思われる方もいるかもしれませんが、これはまったくの別物の映画です。 ...続きを見る |
2006/12/02 03:23 |
『揺れる大地』(1948)ルキノ・ヴィスコンティ監督によるネオリアリズモの傑作。
イタリア映画界の巨匠、ルキノ・ヴィスコンティ監督の第二作目の長編映画『揺れる大地』が公開されたのは1948年です。戦時下のイタリアで、大きな話題となったデビュー作『郵便配達は二度ベルを鳴らす』からすでに5年の月日が流れていました。 ...続きを見る |
2006/11/18 00:59 |
『クレオパトラ』(1934)豪華絢爛な衣装と舞台装置。デミル映画らしさが楽しめる!
クレオパトラの映画化作品というと、一般的には20世紀フォックスを破滅させる寸前まで追いやったエリザベス・テイラー主演の『クレオパトラ』(1963)が有名であり、1934年度版のこの作品を知る人は少ないかもしれません。 ...続きを見る |
2006/11/15 23:09 |
『アンジェラ』(2005)洗練されている21世紀型モノクロ映画。ベタですが、この感覚は好きです。
モノクロの新作映画をほとんど見かけなくなってから、もうずいぶん経ちます。最近の有名なモノクロ作品というと、洋画では『シン・シティ』、邦画では『ユリイカ』『サムライ・フィクション』まで遡らねばならないほど思い出せません。 ...続きを見る |
2006/10/27 02:04 |
『詩人の血』(1930)偉大なるジャン・コクトーが残した彼の芸術の真髄と映画の可能性。
二十世紀フランス芸術界の至宝であり、詩、映画、演劇、絵画など縦横無尽に活動の場を行き来した天才芸術家ジャン・コクトーが、1930年というサイレント映画とトーキー映画の分岐点とも言える時代の狭間にあって、100万フランの予算とともに自らの芸術性の赴くままに、好きなように制作したアヴァンギャルド映画がこの『詩人の血』でした。 ...続きを見る |
2006/10/15 23:29 |
『グランド・ホテル』(1932)ガルボ、J&Rバリモア、クロフォード、ベアリーが奏でる人間模様。
のちにグランド・ホテル形式と呼ばれるようになる、エドムンド・グールディング監督によるドラマの語り方は当時は斬新であったろうと思われる。たったひとりでも、一本の主演映画を撮ることができる俳優たちを5人集め、五人それぞれに見せ場を作り、ただの顔見世興行的な作品の枠には収まりきらない活き活きとしたシネマを作り出した意気込みに対して与えられた称号が「グランド・ホテル形式」という言葉なのであろう。 ...続きを見る |
2006/08/21 11:00 |
『ライムライト』(1952)これは自身のセルフ・ポートレイトである。そして最高の映画である。
チャーリー・チャップリン監督には喜劇王としてのイメージが強い。しかし注意深く見ていくと、彼が監督したほとんどの作品において、ていねいに描かれているのは悲惨な環境にいる人々の悲劇的なエピソードである。 ...続きを見る |
2006/08/20 02:14 |
『幕末太陽傳』(1957)喜劇の凄み!若くして亡くなった天才監督、川島雄三の最高傑作。
川島雄三監督というと今では、なかなか顧みられる事も少なくなった映画人の一人でしたが、スカパーでは今年に入ってから大特集を組んでいたため、いくつかの作品を見ることになりました。 ...続きを見る |
2006/07/29 20:58 |
『黄金狂時代』(1925)見れば分かる映画がある。しかも最高の映画である。
1925年という、サイレント映画黄金期に制作された、チャーリー・チャップリン監督の最高傑作であるばかりではなく、映画芸術そのものの到達点のひとつがこの『黄金狂時代』である。 ...続きを見る |
2006/07/25 21:19 |
『チート』(1915)日本人初のハリウッド・スター、早川雪洲が登場する貴重な作品。
『THE CHEAT』は第一次大戦前の1915年に、後の巨匠、セシル・B・デミル監督が撮った傑作シネマ(劇映画)であるばかりではなく、日本人として初のハリウッド・スターとなった早川雪洲の代表作といってよい作品でもあいます。 ...続きを見る |
2006/06/10 21:34 |
『狂熱』(1921)ルイ・デリュック賞という名を冠される、ルイ・デリュック監督の代表作のひとつ。
ルイ・デリュック賞というとフランスの有名な映画賞のひとつであり、歴代受賞作品にも『シェルブールの雨傘』、『田舎司祭の日記』、『髪結いの亭主』、『夜霧の恋人たち』、『かくも長き不在』など雰囲気のある作品が選ばれています。 ...続きを見る |
2006/05/26 02:17 |
『シネマトグラフ』(1895)映画の歴史が始まった、1895年12月28日。
キネトスコープなど、狭いレンズを覗いて、動画映像を観る試みは既に、19世紀末である、この日以前からありました。しかし「映写」して、動画の映像世界を、一度に多くの観客に見せたのは、フランス人のリュミエール兄弟が初めてでした。写真でも、まだ珍しかった時代にそれが動くとなれば、どれほど多くの人々が驚いた事でしょう。 ...続きを見る |
2006/04/26 20:26 |
『大列車強盗』(1903)僅か15カットのこの作品が、アメリカ・アクション映画の始まりとなった。
1903年に、エドウィン・S・ポーター監督によって、製作された『大列車強盗』はアメリカ映画の幕開けと言っても良いほどの大きな意味を持つ作品でした。アメリカらしい、アメリカ映画といえば、何といっても西部劇に代表される、男の匂いのするアクション映画でしょう。 ...続きを見る |
2006/04/25 21:56 |
『伊豆の踊子』(1933)何度もリメイクされた、川端康成の原作をはじめて映画化した作品。
今では知る人も少ない、日本映画初期の巨匠、五所平之助監督が1933年に、この川端康成原作の本作品を、はじめて映画化した時には、まさかそのあとに、何度もリメイクされるとは思っても見なかったのではないだろうか。 ...続きを見る |
2006/04/07 02:45 |
『ロゴパグ』(1963)ロッセリーニ、ゴダール、パゾリーニ、グレゴレッティ。4人の頭文字が題名。
1963年度に製作されたもので、監督に、 ロベルト・ロッセリーニ、ジャン=リュック・ゴダール、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ウーゴ・グレゴレッティという4人の個性豊かな映像作家を迎えて、製作されたオムニバス作品である『ロゴパグ』は今から考えると、とても贅沢なメンツで作られた事に驚かされます。 短編集というのは昔からあったようで、『ボッカチオ70』、『世にも怪奇な物語』、『街の恋』、そして最近WOWOWでも『10ミニッツ・オールダー』などが放映されていました。短い時間に己の個性を出し切... ...続きを見る |
2006/03/11 12:40 |
『ローマの休日』(1953)オードリーって、なんでこんなに可愛いのだろう。
ウィリアム・ワイラー監督、1953年度製作作品というよりは、時代を超えて人気のある女優 、オードリー・ヘップバーンの大ブレイク作品といったほうが、わかりやすいですね。題名だけでも聞いたことのある人も含め、これを知らない人がわが国に存在するのでしょうか。 ...続きを見る |
2006/03/06 18:18 |
『真昼の決闘』(1952) 西部劇の名作であるだけではなく、むしろ人間ドラマの傑作。
フレッド・ジンネマン監督、1952年制作作品。オープニング・シークエンスでの、悪党達の集合シーンの不穏さ、それと好対照となる保安官(ゲーリー・クーパー)と妻(グレース・ケリー)の結婚シーン。対照的なこのシーンが、後に保安官が味わう孤独の85分間を暗示する。この作品で、まず斬新な点は、上映時間である約85分間と、現実の時間の進行を合わせて、本来は覗き見するだけであるはずの観客をも、主人公の巻き込まれる、命がけの85分間に有無を言わさず、引き込んでいくところです。 ...続きを見る |
2006/01/27 23:33 |
『太陽の季節』(1956) 大スター石原裕次郎、銀幕デビュー作品だが実は脇役。ネタバレあり。
古川卓巳監督、1956年製作の作品。というよりも石原慎太郎原作・脚本、そして実弟である石原裕次郎の銀幕デビュー作品です。見る前は、完全に裕次郎の主演作品だとばかり思っていました。ところが、タイトルの後に出てきたのは、長門裕之・南田洋子夫妻だったので、かなり面食らってしまい、一瞬、もしかすると別の作品と間違えてしまったのかと疑いました。 ...続きを見る |
2006/01/06 01:13 |
『イヴの総て』(1950) アカデミー賞を取ったのも頷ける、名作中の名作。ネタバレあり。
ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の最高傑作であり、映画でなければ表現できない映像が非常に多い、テクストとして見ても素晴らしい作品です。映画の主要要素である脚本、演技、演出、音響、環境に加えてアイコンである女優の人選がとりわけ素晴らしい作品でもあります。アン・バクスター、ベティ・デイヴィス、そしてマリリン・モンロー。女優さんを見ているだけでも楽しい時間を過ごせます。 ...続きを見る |
2005/12/15 01:12 |
『狂った果実』(1956)ヌーヴェル・ヴァーグにも影響を与えたとされる石原裕次郎の初主演作品。
中平康監督による、原作が石原慎太郎現都知事、主演が故・石原裕次郎さんという今考えるととても豪華な、彼の記念すべき初主演作品です。この作品は前回の『太陽の季節』と同じく、湘南の雰囲気を上手く捉えた良作に仕上がっています。波の音や風の音、海の香りが漂ってくる愛すべき作品です。 ...続きを見る |
2005/12/12 02:23 |
『水の中のナイフ』(1962) 鬼才ロマン・ポランスキー監督のポーランド時代の傑作。ネタバレあり。
ポーランド時代の1962年製作のロマン・ポランスキー監督、初期の傑作として評価の高い作品です。倦怠期に入った休暇中の大使夫妻と偶然出会ったヒッチハイカーの三人のみで、一本の長編映画を作ってしまった、というたいそうシンプルな作品でもあります。 ...続きを見る |
2005/12/07 00:40 |
『ドイツ零年』(1948) 悲しすぎる少年の運命とネオレアリズモの代表作 ネタバレあり
イタリアのネオレアリズモ(新写実主義)の巨匠、ロベルト・ロッセリーニ監督の1948年の作品であり、『無防備都市』に始まった戦争三部作の三作目の作品。ロッセリーニ監督は元々、ドキュメンタリー作品を製作するつもりだったようですが、途中から劇映画として作り直されました。一番弱いものから死んでいくという、弱肉強食の時代を見事に切り取っています。廃墟となってしまった第三帝国の首都、ベルリン。埃と絶望の渦巻くこの都で物語は進んでいきます。 ...続きを見る |
2005/11/17 20:20 |
『アンダルシアの犬』(1928) シュール・レアリズムって一体なんだ?映像が目に焼きついて離れない
アンダルシアの犬 ...続きを見る |
2005/11/15 00:22 |
『ベルリン 天使の詩』(1988) 当時のおしゃれな人達がたいそう褒めていたドイツ映画 ネタバレあり
ヴィム・ヴェンダース監督の1988年の作品ですが、1988年から1990年というと、バブルの時代の真っ只中でありまして、子供から大人まで株に手を出して、素人でもおこぼれに預かれる、という今では考えられない時代でもありました。 ...続きを見る |
2005/11/10 01:01 |
『キッド』(1921) 上映時間50分は、今では短いものですが当時は十分長編でした ネタバレあり。
喜劇王チャーリー・チャップリン(アルコール先生)が監督・脚本・音楽・主演という八面六臂の活躍を見せるサイレントの長編作品。短く感じるかもしれませんが、無駄なシーンや会話を一切省いて、良い部分を凝縮した印象を持ちました。 ...続きを見る |
2005/11/07 14:47 |