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『ハプニング』(2008)環境問題が加味された、パニック・ホラー。いろんな意味でシャマランらしい。
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2008/08/06 08:56 |
『ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!』(1964)ビートルズ第一回主演映画。新鮮な躍動感!
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2008/06/07 07:47 |
『バンテージ・ポイント』(2008)何度も何度も繰り返される巻き戻し…。容疑者8人???
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2008/06/03 13:47 |
『ひとで』(1928)単なる劇映画とは違う、かつて、あった自由な映画。
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2008/03/19 18:19 |
『ポリス インサイド・アウト』(2006)約30年ぶりに来日を果たした彼らのドキュメンタリー。
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2008/03/02 01:41 |
『不良少女モニカ』(1952)ヌーヴェル・ヴァーグに大きな影響を与えた一本のフィルム。
最後の映画作家であったイングマール・ベルイマン監督の全作品のなかでも、もしかすると『第七の封印』と並んで、最も有名なフィルムのひとつと言っても過言ではないのが『不良少女モニカ』であろう。北欧スウェーデンでの短すぎる一瞬の夏の思い出と厳しい現実に引き戻されていく冬を切り取ったこのフィルムの歴史的な意義とは何であったのであろうか。 ...続きを見る |
2007/08/07 12:23 |
『フィラデルフィア・エクスペリメント』(1984)『ファイナルカウントダウン』とごっちゃになってます
ジョン・カーペンター製作総指揮で1984年に発表されたSF映画です。しかし、どうも1980年公開の『ファイナルカウントダウン』とゴチャゴチャになって覚えてしまっているのがこの『フィラデルフィア・エクスペリメント』なのです。 ...続きを見る |
2007/03/11 20:15 |
『パフューム ある人殺しの物語』(2006)あのラストシークエンスはどうなんだろうか?
「音楽に和音があるように、香水にもハーモニーがあり、慎重に選ばれた四つの香料(=音符)がハーモニーを生み出す。香水は頭(ヘッド)、心(ハート)、土台(ベース)の三つの和音からなるので、全部で12の音符(香料)が必要だ。」というダスティン・ホフマンの台詞が印象的な独特の香水の世界は新鮮でした。 ...続きを見る |
2007/03/07 21:18 |
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(2006)よく仕上がっていて、バブル世代は感涙!
亀山千広製作、君塚良一脚本という『踊る大捜査線』コンビによって送り出された、久しぶりのホイチョイ・プロダクションズ作品が、この『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』です。主演級には広末涼子と阿部寛、そして薬師丸ひろ子を迎え、脇役にも小木茂光、劇団ひとり、森口博子、吹石一恵、伊武雅刀、伊藤裕子を起用しています。 ...続きを見る |
2007/02/16 12:28 |
『不都合な真実』(2006)一瞬はアメリカ大統領になった人物が語りかける地球危機の講話。
最近TVなどのマスコミでも取り上げられることも多かった前民主党アメリカ大統領候補のアル・ゴア氏の講演を収録した『不都合な真実』を観に行ってきました。残念ながら僕の住む奈良の田舎では、この話題作品を上映しているのはわずか東宝シネコン一館の一スクリーンのみ、そしてここに行くには鈍行列車に乗って、小一時間掛かってしまう。 ...続きを見る |
2007/02/16 01:12 |
『ピンチランナー』(2000)一番輝いていた頃のモー娘。主演映画。うわあ〜....。
『LOVEマシーン』『恋のダンスサイト』と立て続けにミリオンセラーを連発していた頃の一番活きの良い旬のアイドルグループだったモー娘。に回ってきた主演映画製作のチャンス。彼女達はさぞ嬉しがったに違いない。 ...続きを見る |
2007/02/08 15:36 |
『美乳大作戦 メスパイ 』(1997)桜庭あつこって、今何してるんでしょうか?
河崎実監督作品です。桜庭あつこや志垣太郎が出ています。冒頭でいきなり車にはねられ、一度は死ぬヒロイン三枝実央。しかし志垣太郎博士が蘇生手術を施した際、ホルスタインの遺伝子を三枝実央に注入したため、彼女が興奮すると胸が巨大化し、武器になります。胸の攻撃で、崖から落ちる人も出てきます。 ...続きを見る |
2007/02/08 15:35 |
『墨攻』(2006)アンディ・ラウの抑制の効いた演技と戦闘シーンの迫力は観る価値あり。
月曜日の第一回目の上映を観てきました。200人で満席になる館内には50人程度の人たちが席を埋めていました。パンプレットを読んでいる人が多かったのは時代背景を捉えておかないと作品を十分に楽しめないかもしれないという判断があったのでしょう。 ...続きを見る |
2007/02/05 23:58 |
『ファイナルカウントダウン』(1980)あまり覚えている人はいないのでしょうが結構良いですよ。
『ファイナルカウントダウン』というとかつて人気があったへヴィ・メタル・パンド、ヨーロッパの代表曲を思い出す人が多いかもしれません。しかし今回取り上げるのはエスエフ映画の『ファイナルカウントダウン』です。 ...続きを見る |
2007/02/05 01:51 |
『美女と液体人間』(1958)東宝怪奇人間シリーズの一本。暗闇と下水道を舞台にする異色作。
冒頭にカラーで映し出される原爆実験映像が鮮烈な印象を放つ東宝怪奇人間シリーズのうちの一本で監督は本多猪四郎、特撮は円谷英二、出演俳優は本田組の常連である平田昭彦、土屋嘉男、佐原健二、田島義文が作品を固めている。 ...続きを見る |
2007/01/31 00:24 |
『ピンクレディーの活動大写真』(1978)スゲエー安易!それでも歴史的価値は大きい。
その名も仰々しいこのタイトル『ピンクレディーの活動大写真』は本編(ドラマ部分)を石立鉄男、田中邦衛、秋野太作、小松政夫らを起用して無理やりカメラを回して撮ったようなコントもどきのストーリーと田中健、なべおさみ、松山英太郎らを使って撮ったメロドラマ風のストーリーをごちゃ混ぜに繋ぎ、その両方にピンクレディーの二人が実名である根本美鶴代(ミーちゃん)と増田恵子(ケイちゃん)名義で出演してくる怪作である。 ...続きを見る |
2007/01/26 00:42 |
『犯罪王リコ』(1930)ギャングスター映画のルーツといえる、不朽の名作。古典です。
社会的に悪影響を与える組織犯罪であるギャングが魅力的に描かれている価値観の反転に世界大恐慌によってもたらされた混乱の余波を感じさせる。マーヴィン・ルロイ監督による1930年制作のこの映画は後に続くギャング映画の草分けであり、『民衆の敵』『暗黒街の顔役』と並ぶ犯罪者映画隆盛の火付け役でもある。 ...続きを見る |
2007/01/03 13:19 |
『ハロー!フィンガー5』(1974)懐かしすぎる!りんりんりりん!りんりんりりんりん!
りんりんりりん!りんりんりりんりん!りんりんりりんっ りんりりりりん!わお!恋のテレフォンナンバー6!7!0!0!ハロー! ...続きを見る |
2006/12/30 18:20 |
『バッドサンタ』(2003)サブリミナル映像が入っているとすれば、中指を立てている右手?
古今東西いろいろな国で公開されたクリスマス映画は数多くあれど、これ程フザケたクリスマス映画を他には知りません。正統派ベビーフェイス的作品である『ホワイト・クリスマス』『素晴らしき哉、人生』とは全く違うヒール的なクリスマス映画、それがこのテリー・ツワイゴフ監督による『バッドサンタ』です。 ...続きを見る |
2006/12/27 19:03 |
『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(1972)カラーになっても、コメディを撮っても変わらない奇人。
『アンダルシアの犬』『昼顔』などで有名なスペインの生んだ天才映画作家、ルイス・ブニュエル監督後期の傑作と言えるのが、この『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』ではないでしょうか。コメディ映画とはこうあるべきであるという模範とも言えるこの作品には、現在でも通用する風刺の鋭さがある。 ...続きを見る |
2006/12/12 14:09 |
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(2006)デップはヨゴレ役が一番!
ジョニー・デップが出演している映画で、彼が活きている映画は彼が異形の役、ヨゴレ役、変質者的役柄をやっている映画です。『シザーハンズ』『ブロウ』『エド・ウッド』そしてこの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでの彼は強い印象を残してくれます。 ...続きを見る |
2006/12/09 01:25 |
『花と蛇』(2003)ただのポルノ映画。しかも美しさも無い。なぜこれほど話題になったのか?
『花と蛇』(2003) 団鬼六原作、石井隆監督で杉本彩が主演し、彼女の体当たりの演技が話題になった作品。しかしはっきり言って、ただのポルノじゃないか!という感じでした。 ...続きを見る |
2006/11/30 03:42 |
『ポスレンは魅力的だろうか?』クラシック映画ファンにとってポスレンは素晴らしいとは思えない。
レンタルの新形態として去年あたりからポスレンが話題になることが多い。「在庫40000タイトル!」とか聞くとたいそう多く感じるわけではありますが、普通レンタル屋さんでは10000以上は置いているようなので、この40000という数が多いとは思えません。 ...続きを見る |
2006/11/25 02:58 |
『ブラザーズ・グリム』(2005)老いたり!テリーと見るか、仕方ないよ今回はと見るか?
監督の名前や前宣伝だけを信じたら、劇場に行った時にとんでもない目に合わされるので気をつけましょうという典型的な作品が、この『ブラザーズ・グリム』という作品ではないだろうか。今でも読み応えのある、せっかくのエピソードの宝庫であるはずのグリム童話を全く活かしきれていません。 ...続きを見る |
2006/11/11 01:17 |
『ハリウッド恐怖生物大全』(2004)映画史上に欠かせないパニック映画の主役たち。
ハリウッドのみならず、古今東西各国の映画には身近な様々な生物たちが恐怖の対象として描かれてきました。わが国でも化け猫に代表されるように猫に対する恐怖映画が多く作られてきました。身近なペットである犬、猫、鳥だけではなく、昆虫などを含めると特撮映画やパニックで活躍した生物は数え切れないほどこれまで多くの作品に登場しています。 ...続きを見る |
2006/11/08 11:03 |
『ブラック・ダリア』(2006)パート2 ジェームズ・エルロイ原作の暗黒のLA四部作の第一作目。
そして今日、劇場に足を運びました。いつものように一番後ろの真ん中近くの席を取り、ノワールの世界へ浸り込む前にいろいろと演出や音楽、そしてアングルやカット割りを予想していました。原作を読んだ後に観に行くときの楽しみは自分が想像していた演出と実際の演出との差異にあります。 ...続きを見る |
2006/10/19 17:08 |
『ブラック・ダリア』(2006)パート1 エルロイ原作の話題作について観る前に思っていたこと。
フィルム・ノワール・ファンにとっては今年公開される洋画の中でもっとも期待の大きな作品がこの『ブラック・ダリア』ではないだろうか。ジェームズ・エルロイ原作による暗黒のLA四部作の第一作目の小説をもとに、ブライアン・デ・パルマ監督がどのような手腕を振るったのかにとても興味があります。 ...続きを見る |
2006/10/19 17:06 |
『ピノキオ』(1940)幻想的かつシャープな映像美と警句を盛り込んだディズニー初期の傑作。
『白雪姫』の大ヒットを受けて、製作された第二作目となる長編アニメ映画の傑作がこの『ピノキオ』です。小さい頃に何度も見てきたこの作品ですが、大人になって見たのはつい最近で、かれこれ30年ぶりくらいでしょうか。 ...続きを見る |
2006/09/29 22:55 |
『フランキーの宇宙人』(1957)一人十四役!喜劇役者フランキー堺主演のC級SFコメディ!
フランキー堺が亡くなってから今年ですでに十年の年月が経とうとしています。川島雄三監督作品に数多く出演し、『世界大戦争』や『モスラ』などの東宝特撮シリーズにも多く出演した彼は忘れられない俳優の一人なのです。 ...続きを見る |
2006/09/05 00:04 |
『ハイ・フィデリティ』(2000)洋楽ファンにはたまらない!クラッシュ、ディラン、そしてボス!
これはコメディ映画なのですが、みんなが手放しに楽しめる映画ではない。60年代以降のロックやポップ・ミュージック等の洋楽及びオーディオに関する知識があるなしで、受け取るメッセージと印象が全く違うであろう作品です。 ...続きを見る |
2006/08/29 02:38 |
『ハイ・シェラ』(1941)ボギーの役者人生において、分岐点となった記念すべき作品。
この作品、『ハイ・シェラ』に出会う前のボギーといえば、常に悪役ギャング・スターのイメージが強く、役柄も無口で無表情な、陰のある役柄ばかりでした。この作品でもギャングを演じているのですが、決定的な違いがあります。 ...続きを見る |
2006/07/31 01:04 |
『幕末太陽傳』(1957)喜劇の凄み!若くして亡くなった天才監督、川島雄三の最高傑作。
川島雄三監督というと今では、なかなか顧みられる事も少なくなった映画人の一人でしたが、スカパーでは今年に入ってから大特集を組んでいたため、いくつかの作品を見ることになりました。 ...続きを見る |
2006/07/29 20:58 |
『放射能X』(1954)素晴らしいのに、何故か日本ではあまり人気のない傑作モンスター映画。
数あるモンスター映画の中でも、『キング・コング』、『原子怪獣 現る』、『シンドバッド 七回目の冒険(DVDでは航海)』と並び称されるほどの傑作でありながら、なぜかわが国ではあまり褒められることの少ない不思議な一本です。 ...続きを見る |
2006/07/21 20:05 |
『フランケンシュタインと狼男』(1942)ユニヴァーサル・モンスターの初共演作品。
1942年に製作された、『フランケンシュタインと狼男』は『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『透明人間』、『ミイラ再生』、『フランケンシュタインの花嫁』、そして『狼男』などモンスター映画で大当たりしたユニヴァーサルが、その後の類似品の粗製乱造のため、徐々に飽きられ、観客動員が落ち込んでいった時期に起死回生の作品として企画されました。 ...続きを見る |
2006/07/01 01:30 |
『バンビ』(1942)実は深刻なテーマを孕んでいた戦中の作品。ディズニーの怒りを感じます。
自然破壊に対する怒りをアニメで表現したものの中で、有名な作品として、我々が真っ先に思い出すのは宮崎駿監督のメガ・ヒット作品である『もののけ姫』でしょう。しかし、同じテーマで既にウォルト・ディズニーがこの作品で描ききっていたのです。しかもよりシンプルに、美しく、短く、しかも強烈にメッセージを込めていました。 ...続きを見る |
2006/06/03 22:25 |
『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(1966)ガイラがとにかく恐い!気持ち悪い!
世界に誇る、東宝特撮映画の黄金の四人、田中友幸(製作)、円谷英二(特撮)、伊福部昭(音楽)、そして本田猪四郎(監督)が揃った『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』は『ゴジラ』をはじめとする東宝特撮映画史上でもかなり異色の作品です。ヒロインにも東宝特撮映画には欠かせない水野久美を迎えて、万全の体制をとっています。 ...続きを見る |
2006/05/13 10:48 |
『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965) 人間が怪獣と戦うとこうなるんですね!
最近、自分のブログ更新記事を眺めていると、ほとんど音楽映画と怪獣映画しか扱っていない事に気付きました。現在の興味の対象がそっち方面に向いているので仕方がないと言えば仕方ないのですが、このままではそれ専門になってしまうかもしれません。 ...続きを見る |
2006/05/10 20:55 |
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)さすがにきつくなってきました。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』は2001年から順次発表されてきた、映画版のハリーポッター・シリーズの第4作目ということになります。第一作目、そして第二作目の時のようなファンの熱狂は既に無い。また3作目から急速に進んだダークな世界観を推し進めていくのかと思いきや、青春映画の要素まで無理やり入れられてはたまらない。 ...続きを見る |
2006/05/08 23:19 |
『ヘルプ! 4人はアイドル』(1965)圧倒的な成功と、じわじわ蓄積される疲労と消耗。
『ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!(原題 ア・ハード・デイズ・ナイト それにしてもよくこんなへんてこなタイトルをつけたものです。)』(1964)が興行的に大ヒットを収めた後、再びリチャード・レスター監督を起用して制作された、2作目のビートルズ主演映画がこの『ヘルプ! 4人はアイドル』でした。 ...続きを見る |
2006/05/06 23:33 |
『プロデューサーズ』(1968)最低のミュージカル『ヒトラーの春』で大儲け!
またまた、リメイクされた映画のひとつになった、『プロデューサーズ』のオリジナル版です。 オリジナル版の『プロデューサーズ』はメル・ブルックス監督によって1968年に公開され、アカデミー賞の脚本賞を取ったほどの作品でした。まさか『ヒットラーの春』が再び、21世紀の映画館で観られるようになるとは思ってもいませんでした。 ...続きを見る |
2006/05/02 02:28 |
『ハリーの災難』(1956)ヒッチコック監督の作った、可愛らしいブラック・コメディー。
1956年に製作された、この『ハリーの災難』はいかにも、アルフレッド・ヒッチコック監督らしいブラックなセンスに溢れたコメディ・タッチの作品です。ですが、ヒッチ先生の作品を見るときは、どうしてもアンドレ・バザンらに代表される、カイエ・デュ・シネマ一派の人たちの影がチラついてしまいます。 ...続きを見る |
2006/04/14 18:52 |
『ファンタジア』(1940)アニメと音楽で、哲学を語るウォルト・ディズニーの凄み。
1940年にアニメーションを使い、映像と音楽を融合させた、壮大な実験作が、この『ファンタジア』です。アニメといえば、どうしても子供向きと捉えられがちではありますが、ここで描かれる映像が表すものは、ウォルト・ディズニーのアニメへの強い愛情と哲学です。 ...続きを見る |
2006/04/07 21:15 |
ディズニーの顔役、ミッキー・マウスのデビュー作品『プレーン・クレイジー』他、モノクロ作品。
ミッキー・マウスがはじめて我々の前に姿を現してから、もうすぐ80年になります。当初、ミッキーの声を務めたのは、かのウォルト・ディズニーでした。彼にとっても、ミッキー・マウスというキャラクターはずば抜けた輝きを放っていたのでしょう。 ...続きを見る |
2006/04/04 19:27 |
『ふしぎの国のアリス』(1951)まるで幻覚剤でトリップしたような映像と精神世界が描かれる。
ウォルト・ディズニー製作で、1951年に公開されたのが、この『ふしぎの国のアリス』です。幼少時にこれを見た時には、とても強く印象に残りました。そして33年余り経った、いまでも覚えていたのはチェシャ猫、時間に追われる兎、トランプの兵隊、そしてティー・パーティーを開いているウサギ達でした。見直すのは、実に33年振りとなります。 ...続きを見る |
2006/04/03 00:39 |
『パッション』(2004)残虐な拷問シーンも全篇でひたすら続くと、その効果は半減してしまう。
2004年公開作品の中で、キリスト教徒の映画ファンにとっては最も注目を浴びていたかもしれない作品ではないでしょうか。しかし、この作品って、全体として見た場合に心理描写があまり描かれず、直接的な残虐シーンばかりが多く、製作者の意図に反して、かなり薄っぺらく感じました。 ...続きを見る |
2006/03/27 01:59 |
黒澤明版シナリオ『暴走機関車』(1966)挫折した、男だけが登場する武骨な作品。
とうとう映画化されることなく挫折してしまい、黒澤明監督のスランプ時代の幕開けとなってしまった忌まわしい企画、それがこの『暴走機関車』です。1985年になって、突然コンチャロフスキー監督によって、映画化され、ようやく日の目を見ました。 ...続きを見る |
2006/03/24 16:59 |
『パラダイン夫人の恋』(1947)名作になり損ねた作品。演出には光るものあり。
ヒッチコック監督、通算33作目に当たる『パラダイン夫人の恋』は1947年度製作の作品です。主演にグレゴリー・ベック、共演のパラダイン夫人役にはアリダ・ヴァリ、ベックの妻役にはアン・トッドを起用しています。 ...続きを見る |
2006/03/24 02:06 |
『薔薇の名前』(1986)演技派俳優、ショーン・コネリー誕生の瞬間。見事な作品です。
ジャン=ジャック・アノー監督、ウンベルト・エーコ原作による、1986年度製作作品にして、主演俳優にショーン・コネリーを迎えたこの作品は、公開時は難解なテーマと、作品の舞台が馴染みの薄い中世イタリアであること、そして、作品中で繰り広げられる殺戮と、作品自体が持つ陰惨で重苦しいムードが祟ったためか、彼の主演作であるにもかかわらず、とても影が薄く、あまりヒットしたという記憶がありません。 ...続きを見る |
2006/03/05 01:15 |
『八月の狂詩曲』(1991)果たして、これは駄作なのだろうか?そんなことはない。
日本映画界、最後の巨匠、黒澤明監督の1991年の公開作品にして、初上映された時に、欧米の記者達に散々叩かれた後に、日本公開されたためか、「右へならえ」とばかりに、国内でも相当叩かれてしまった不幸な作品でもあります。もう一本だけでも、観客が望むような時代物を作る時間と機会、そして体力があれば、汚名挽回が出来ていたかもしれないと思うと、ファンとしては口惜しい限りです。 ...続きを見る |
2006/03/03 23:30 |
『ブラック・レイン』(1989)カリスマ松田優作、39歳で病魔に倒れる。最後の勇姿を見て欲しい。
リドリー・スコット監督、1989年製作作品にして、松田優作、初のハリウッド進出作品です。そして、これは松田優作の遺作でもあります。1989年というと、バブル全盛期の真っ只中であり、今ではもう17年以上前になってしまいました。当時、大学生であった僕は、公開された初日に福岡で観ました。かっこええ、という印象があまりにも強かった優作でした。健さんもよかったですし、島木譲二や若山富三郎も良い味を出していました。しかし、彼らをなお、ひとりで圧倒する松田優作はかっこよすぎました。 ...続きを見る |
2006/03/02 11:44 |
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)アイデア一発!他に何があるって言うんだろう?
エドゥアルド・サンチェス, ダニエル・マイリック 両監督による1999年度作品にして、低予算でがっぽり儲けた独立系映画の見本のような作品です。ハンディ・カメラによる手振れを素人よりも、素人臭く振り回すので、映画館で観た人は相当苦しかったことと想像します。『ラブ・マシーン』が有線で鳴り響いていた頃、ホラー映画もそれに相応しい世紀末的な様相を見せていたのです。 ...続きを見る |
2006/02/24 18:37 |
『半落ち』(2004)寺尾聡と原田美枝子は個人的には大好き。でも日本映画界の人材不足は深刻だ。
佐々部清監督、2004年製作作品で、主演に寺尾聡、原田美枝子という黒澤明監督作品が好きな人にとっては、最後の大作である『乱』を思い出させる映画でした。『乱』では嫁が家を滅ぼしましたが、この作品では夫が、認知症の夫人を尊厳死?させました。 ...続きを見る |
2006/02/24 02:54 |
『舞台恐怖症』(1949)大女優マレーネ・ディートリッヒ出演作。他を圧する存在感は流石!
アルフレッド・ヒッチコック監督、1949年製作作品であるとともに、ヒッチ作品に唯一、稀代の名女優マレーネ・ディートリッヒが出演している作品でもあります。映画史上、ベティ・デイヴィスと並ぶ最大の妖女であり、他の出演者を圧倒する存在感の持ち主である彼女を、どのように演出するのかという大きな課題が、ヒッチコック監督に与えられました。 ...続きを見る |
2006/02/20 02:13 |
『ブルース・ブラザース』(1980)Shake Hip!Baby!身体が揺れるぜ!
ジョン・ランディス監督、1980年製作作品。音楽映画というジャンルの中で、僕ら30代から40代くらいの方ならば、これこそが最もしっくりとくるというか、身体が揺れてくる作品なのではないでしょうか?ミュージカルが苦手な僕には、辛いジャンルのひとつではあります。それでもこの作品は、苦手な人が見ても、とても楽しめる作品に仕上がっています。 ...続きを見る |
2006/02/17 18:25 |
『美の祭典』(1938)凝った映像表現と、光と影を知悉するリーフェンシュタール監督作品。
1938年製作の、レニ・リーフェンシュタール監督による、1936年ベルリン・オリンピックの記録フィルムである『民族の祭典』の続編である。両方のフィルムに共通するのは、実際の競技に入る前のオープニング映像が異常に長いことです。15分以上も、直接競技には関係のないトレーニング風景やサウナでくつろぐ映像がひたすら続く。 ...続きを見る |
2006/02/13 01:31 |
『パルプ・フィクション』(1994) タランティーノ監督の、そして90年代の代表的作品。
鬼才クエンティン・タランティーノ監督、1994年製作のこの作品は彼の代表作品であるだけではなく、1990年代を代表する作品でもあります。 ...続きを見る |
2006/02/08 21:56 |
『フルメタル・ジャケット』(1987) ベトナム戦争の真の姿を、冷静に表現できた唯一の作品。
ベトナム戦争の狂気と無意味、そして滑稽さを、真に表現したのはこの作品のみである。1987年に公開された『フルメタル・ジャケット』は、1980年の『シャイニング』から数えて、スタンリー・キューブリック監督作品としては、実に7年振りの作品であり、待望久しい映画界の巨匠の復活に相応しい深刻さと風刺的内容で満たされた作品です。 ...続きを見る |
2006/01/31 22:47 |
『晩春』(1949) 原節子が小津作品に初出演した、記念すべき作品にして代表作のひとつ。
小津安二郎監督、1949年製作の作品。小津作品というと構図やカット割が独特であり、「絵」として見ているだけでもかなり興味深い。障子や間取りで何重にも区切られている登場人物たち、極端なローアングルに据えられた和室でのカメラは監督の実験的な個性と作風に溢れています。舞台装置としての和室の中にあるちゃぶ台など、今では日本でも見ることの無くなった家具類を見ることは文化史としての価値もあるのではないでしょうか。 ...続きを見る |
2006/01/02 15:10 |
『バルカン超特急』(1938) トリュフォー監督が最も愛したヒッチコック監督作品。 ネタバレあり。
ヒッチコック監督のイギリス時代の代表作のひとつであり、列車しかも超特急という「密室」と「速度」による二重の圧迫の中で作品が展開されていく。被害者を救出して犯人を捜すストーリーなので、ミステリーの要素の強い作品です。非常に狭い空間の中で起こるサスペンスであり、ほとんどの人が敵であるという、まさに息の詰まる作品となった。 ...続きを見る |
2005/12/15 23:15 |
『北北西に進路を取れ』(1958) 何度も見たくなるヒッチ・ワールドの集大成となる作品。ネタバレあり
1958年製作の『北北西に進路を取れ』は、映画学校の教科書にも出てくるほどの名作であり、この作品はヒッチ映画の完成形です。時間を忘れて、見入ってしまいます。見た後でも、目と記憶に焼きついている色々なシーンが数多く、展開もヒッチ作品を何本も見た人ならずとも、感情移入しやすい作品でもあります。 ...続きを見る |
2005/12/09 14:53 |
『ペギー・スーの結婚』(1986) コッポラ監督が撮っていた、結構良いコメディー映画。ネタバレあり。
フランシス・フォード・コッポラ監督というと『ゴッド・ファーザー』シリーズや『地獄の黙示録』などの大作のイメージが強すぎるためか、案外とっつきにくく思っている方もいるかもしれません。そしてそのために一本も見ていない方もいるかもしれません。 ...続きを見る |
2005/12/09 02:49 |
『プリンス・オブ・シティー』(1981) 社会派シドニー・ルメット監督の佳作。ネタバレあり。
『プリンス・オブ・シティー』は1981年製作のアメリカ作品。シドニー・ルメット監督の作品には、何故か縁があり、これまでにも『狼たちの午後』・『十二人の怒れる男』・『評決』・『オリエント急行殺人事件』・『セルピコ』などの代表作を、彼が撮った作品とは知らずに何本も見ていました。それらの全てが、何年経っても覚えている、とても印象に残る作品群でした。あとあと全てが彼の作品だと知ったときには本当に驚きました。 ...続きを見る |
2005/12/07 23:32 |
『ピアニストを撃て』(1960) 評価の低い二作目ですが、ヒッチやホークスへの愛が一杯です。
1960年に発表された『ピアニストを撃て』は、フランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』に続く第二弾です。そして本作品では、彼が本来やりたかった事を、娯楽の神様であるだけでなく、映画を良く知る作家であるヒッチ先生やホークス監督のスタイルを、彼流にアレンジしながら、大胆に試行しています。 ...続きを見る |
2005/12/02 16:54 |
『ホーリー・マウンテン』(1973)シュール?俗悪?評価が分かれるであろう問題作 ネタバレあり
1973年作品で、アラン・クライン製作、アレハンドロ・ホドロフスキー監督という極悪コンビによる伝説のカルト・ムービーです。映像表現の限界まで突っ走ってしまったような作品であり、115分の上映時間を耐えられるかが、映画ファンとしての第一の分かれ目となります。ハリウッド製作の古典的なストーリー展開がはっきり分かる映画のみを見てきた人にはかなり辛い作品かもしれません。 ...続きを見る |
2005/11/19 00:58 |
『ベルリン 天使の詩』(1988) 当時のおしゃれな人達がたいそう褒めていたドイツ映画 ネタバレあり
ヴィム・ヴェンダース監督の1988年の作品ですが、1988年から1990年というと、バブルの時代の真っ只中でありまして、子供から大人まで株に手を出して、素人でもおこぼれに預かれる、という今では考えられない時代でもありました。 ...続きを見る |
2005/11/10 01:01 |
『8 1/2』(1963) フェリーニ監督の、というより20世紀映画の到達点 ネタバレあり。
一度でこの作品の良さを味わいつくせるものが存在するとすれば、それは映画の神様でしょう。難解かつポップな作品です。一見すると軽く見えるのですが、近寄ると火傷する重厚感を持つ作品です。重苦しさと軽薄さがひとつの作品に同居しています。 ...続きを見る |
2005/10/31 02:11 |
『プラン・9・フロム・アウター・スペース』(1959) アメリカ映画史上最低の映画。 ネタバレあり。
エド・ウッド監督の1959年の作品。みんなが最低だというこの映画。実は二度も見てしまったのです。1回目は、確か10〜15年位前に当時のサブカルチャー雑誌だった頃の『宝島』で読んで、見てみたくなりビデオか何かで見た記憶があります。当然その時の印象はとっても悪いものでした。だって全く内容を覚えていないくらいだったのです。 ...続きを見る |
2005/10/24 22:03 |
『フリークス(怪物團)』(1932)これはたんなるキワモノ映画ではない。 ネタバレあり。
MGM製作で、トッド・ブラウニング監督が1932年に放った衝撃の問題作で、邦題は『怪物團』です。作品としてみるとサーカス一座で働いている主人公を中心にした、似たもの同士の可愛らしいラブストーリーに、陰湿極まりない金目当ての男女が彼を色仕掛けで騙して偽装結婚させ、毒殺してから遺産を奪おうというドロドロした話が絡み、それを防ぐために立ち上がる主人公の仲間たち。 ...続きを見る |
2005/10/24 17:23 |
『フランケンシュタイン』(1931) ボリス・カーロフが作った怪物のイメージは偉大です。
一番最初に見たフランケンは、ジェームズ・ホエール監督が1931年に制作した『フランケンシュタイン』でした。映像もストーリーも素晴らしく、テンポよく語られていき、ボリス・カーロフの名演技にも助けられ、フランケンといえば、これの事を指していました。 ...続きを見る |
2005/10/21 20:21 |