アクセスカウンタ

テーマ「映画(ア行)」の記事 help リーダーに追加 RSS

トップへ  |  テーマランキング一覧へ

タイトル 日 時
『アルジェの戦い』(1965)帝国主義はそもそも英仏の専売特許であった。大戦17年後の報い。
『アルジェの戦い』(1965)帝国主義はそもそも英仏の専売特許であった。大戦17年後の報い。   『アルジェの戦い』はアフリカ大陸に位置するアラブ諸国のひとつであるアルジェリアが、宗主国である侵略者フランスから多くの犠牲者の血の代償を払いながら、念願の独立を勝ち取った過程をセミ・ドキュメンタリー・タッチで描いた60年代映画の傑作である。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 6

2008/07/03 09:33
『意志の勝利』(1935)世界2大プロパガンダ映画のひとつ。レ二のセンスの良さがキャリアの仇に…。
『意志の勝利』(1935)世界2大プロパガンダ映画のひとつ。レ二のセンスの良さがキャリアの仇に…。  ナチ・イーグルの威圧的な映像が前世紀に製作された二大プロパガンダ(もう一方は『戦艦ポチョムキン』)の幕開けを告げる。第一次世界大戦の勃発と敗戦という結果がもたらした悲劇的な、そして惨めな戦後ドイツ国内の様子と苦悩を述べた後、カメラは雲の上を闊歩するような軍用機中に移動する。 ...続きを見る

トラックバック 4 / コメント 12

2008/05/17 12:47
『五感で楽しむ映画』せっかく映画を楽しむのに「目」と「耳」だけではもったいない。
『五感で楽しむ映画』せっかく映画を楽しむのに「目」と「耳」だけではもったいない。  朝な夕な、まだ肌寒い日々をだらだらと暮らし、さまざまな名作及びカルト映画を何気なく観ていると、ふとした瞬間に画面に集中しつつも、一方で思い巡らせている時があります。それは映画を「観ている」という時は「目」だけでなく「耳」も、そして、もちろんそれらを統合して理解するために「目」「耳」とともに「頭」も相当働いているということです。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 13

2008/03/10 02:39
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(1969)今後も放送不能作品でしょう。カルトファンは必見!
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(1969)今後も放送不能作品でしょう。カルトファンは必見!  しかし、なんともまあ…。おどろおどろしいタイトルを付けたものです。その名もずばり『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』とは。漢字ばっかりです。作品タイトルのインパクトだけで、気の弱い人は遠慮してしまうかもしれません。「江戸川乱歩」「恐怖」「奇形」と三つの単語を並べるだけでも「なんだか怖そうな映画なんだろうなあ…。」と認識できます。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 2

2008/02/15 02:21
『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』(1974)出来れば、ずっと幻でいて欲しい怪作…。
『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』(1974)出来れば、ずっと幻でいて欲しい怪作…。  制作は1974年で公開は1975年となる、この作品はおそらく今後、円谷プロ正規ルートでの販売経路を通して、日本の特撮映画ファンの手に入ることはないだろう。1970年代に円谷プロが交わした、ひとりのタイ人、ソムポート・セーンドゥアンチャーイとの契約のためである。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 0

2008/01/15 00:09
『映画と食べ物』スクリーン上で有名俳優や女優が何かを食べると、なんだかとても旨そうだ!
『映画と食べ物』スクリーン上で有名俳優や女優が何かを食べると、なんだかとても旨そうだ!  映画に出てくる食べ物というと、どんなものを思い浮かべるだろうか。日本映画ならば小津安二郎作品に出てくるような、卓袱台を囲んでの一汁一菜の質素な食卓を思い浮かべる人も多いでしょう。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 8

2007/12/15 21:58
『鴛鴦歌合戦』(1939)日本オペレッタ映画の最高峰!時代背景を考えれば、この凄みが解る!
 マキノ正博監督の傑作ミュージカル(オペレッタ)映画にして、わが国の戦時下に公開された映画のなかでも最高峰と言っても良いのがこの『鴛鴦歌合戦』です。「鴛鴦」はおしどりと読みます。日中戦争には既に突入していて、二年後にはアメリカとも戦争を始めるという軍国主義真っ只中でこの作品が撮られて公開されたのはまさに奇跡としか言いようがない。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2007/05/07 21:08
『失われた週末』(1945)アルコール中毒症患者の苦しみを見事に捉えた映画。
 これはアルコール中毒症患者のどうしようもない苦しみと弱さを描いた社会派映画である。それはそれでシリアスで素晴らしい作品に仕上がっているのですが、ビリー・ワイルダー監督が本当に描きたかったのはドラッグ中毒患者の禁断症状(コールド・ターキー)の恐ろしさはもとより、さらに身体に害を及ぼす麻薬などの薬物摂取への警告だったのではないだろうか。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2007/02/20 00:55
バスター・キートンの師匠、“ファッティ”・アーバックルの勇姿を見よ。『おかしな肉屋』(1917)。
 ロスコー・“ファッティ”・アーバックルの名前を聞いて、すぐにピンと来る方はかなりの映画通でしょう。チャーリー・チャップリン、ハロルド・ロイド、バスター・キートンを称して「三大喜劇王」とすることが多いが、「デブ君」ことロスコー・アーバックルを忘れてはいけません。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2007/01/08 16:03
『映画検定第二回試験に行きました。』難関とされる一級レベルはどうだったのか?
 さあ!またまたやってきました、第二回映画検定試験。前回は受験者が1万人近く集まったようでしたが、果たして今回はどうなのでしょう。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 0

2006/12/03 21:08
『オーシャンと11人の仲間』(1960)豪華なキャスト陣で送るハリウッドらしい映画。
 ジョージ・クルーニー主演、その他にもブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン、 アンディ・ガルシアら現在のハリウッド・スターたちがウジャウジャ出演し、結構話題になり、その後に続編『オーシャンズ12』まで作ってしまった『オーシャンズ11』のオリジナル版がこの『オーシャンと11人の仲間たち』です。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 0

2006/12/01 00:09
『嵐を呼ぶ男』(1957)裕次郎はモノクロが一番!見せ場であるドラム合戦は強く印象に残る。
『嵐を呼ぶ男』(1957) 大スター石原裕次郎の有名な作品ではありますが、あまり好きではありません。個人的には『錆びたナイフ』『狂った果実』の彼が最高!というのが実感です。『風速40米』は好きです。カラーよりもモノクロの方が裕次郎は映える。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 0

2006/11/30 03:43
『第二回映画検定 一級用受験票が届きました。今度は天六だ!』
 本日、キネ旬から一枚のはがきが到着しました。関西で受験する僕にとっては試験場所がかなり気になっていました。それというのも前回の会場が行ったこともない神戸元町の大学キャンパスで、しかもそこは結構小高い山の上にあったためです。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 3

2006/11/23 02:10
実は新刊が出ていた『映画検定公式問題集vol.2』メチャメチャ難しいですよ、これ。
 本屋に飛び込むと目に映った一冊の見覚えのあるタイトル。やっぱりそうだ、その名もズバリ『映画検定公式問題集vol.2』。今回はオレンジ色に塗られておりまして、どうせなら「赤本」にでもしてほしかったと思いました。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 0

2006/11/10 02:22
『ある殺し屋』(1967)市川雷蔵の秀作は実は現代劇にある。哀愁漂う無口な殺し屋の魅力。
 森一生監督、増村保造脚本、主演に市川雷蔵と来れば、出来上がりが素直な作品であるわけがない。市川雷蔵というと一般には「眠狂四郎」シリーズ、「忍びの者」シリーズ、「大菩薩峠」シリーズなどの時代劇が有名であるために、現代劇のイメージは皆無かもしれません。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 2

2006/11/06 14:53
『イワン雷帝 第二部』(1946)スターリン体制に抵抗した革命的映画作家の最後の作品。
 かつての巨匠、エイゼンシュテイン監督の最後の作品となってしまったのが、この『イワン雷帝 第二部』です。『戦艦ポチョムキン』を発表して後は世界を代表する映画人になったエイゼンシュテイン監督も、晩年は再三に渡る制作中止とスターリン体制からの弾圧により、彼本来の創作嗜好とは明らかに異なっていたであろう時代物を撮ることに明け暮れざるをえなかったのは世界の映画芸術の進化にとっては大きなマイナス要因であったのではないだろうか。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 4

2006/10/31 00:43
『イワン雷帝 第一部』(1944)歴史映画しか撮らせてもらえなかった、かつての巨匠の晩年。
 映画史上、とりわけ制作における重要な理論であるモンタージュ理論とその効果的な実践で、社会主義陣営のみならず、全世界の映画界、なかでも制作者全体に多大なる影響を与え、革命を巻き起こしたのはセルゲイ・エイゼンシュテイン監督でした。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 0

2006/10/30 00:41
『アンジェラ』(2005)洗練されている21世紀型モノクロ映画。ベタですが、この感覚は好きです。
 モノクロの新作映画をほとんど見かけなくなってから、もうずいぶん経ちます。最近の有名なモノクロ作品というと、洋画では『シン・シティ』、邦画では『ユリイカ』『サムライ・フィクション』まで遡らねばならないほど思い出せません。 ...続きを見る

トラックバック 4 / コメント 4

2006/10/27 02:04
『悪の報酬』(1956)鈴木清順監督の師匠、野口博志監督のフィルムノワール。
 日本映画界の最後のアウトロー鈴木清順監督の師匠、野口博志監督のフィルムノワールがこの『悪の報酬』です。いまではまったくの無名に近い野口監督ですが、彼の残した作品のレベルは恐ろしく高い。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 4

2006/09/23 00:22
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)ミッキー・ロークの出世作だが、記憶に残るのは...
 マイケル・チミノ監督が名声を不動のものとしたはずだったのが『ディア・ハンター』、そしてチャップリン、グリフィス、フェアバンクス、メアリー・ピックフォードらが設立した老舗配給会社、ユナイテッド・アーティスツ(UA)を壊滅に追いやったのが『天国の門』でした。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 0

2006/08/13 22:46
『THE 有頂天ホテル』(2005)三谷幸喜第三回監督作品。コメディとしては上質です。
 クロフォード、バリモア、ライオネル、ガルボという名前を聞いただけで、それらの言葉が何を意味しているのか分かる方はかなりの映画通です。今でも人気が高い作品から、これらの名称を持ってきた三谷監督には映画への愛情を感じます。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 2

2006/08/07 10:44
『猿人ジョー・ヤング』(1949)W・H・オブライエンと彼の弟子、ハリーハウゼンの夢の共演。
 特撮映画が大好きな人ならば、この作品はまさに夢の競演といえる記念すべき作品です。特殊撮影制作に、『キング・コング』や『ロスト・ワールド』で有名なウィリス・H・オブライエン、そして彼の弟子であり、『シンドバッド七回目の航海』や『アルゴ探検隊の大冒険』などで今でも根強いファンが多いレイ・ハリーハウゼンの二つのビッグ・ネームが並んだだけでも不滅の価値のある作品、それが今回紹介する『猿人ジョー・ヤング』です。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2006/08/04 00:06
『L.A.コンフィデンシャル』(1997)密度の濃い犯罪ドラマとカリフォルニアの青い空。
 原作はジェームズ・エルロイで、この作品は『ブラック・ダリア』に続いて出されたLA四部作のうちの、第三作目のLA物でした。『ブラック・ダリア』に比べるとかなり猟奇色が薄まり、良質なクライム・サスペンスとして仕上げられています。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2006/08/01 00:02
『黄金狂時代』(1925)見れば分かる映画がある。しかも最高の映画である。
 1925年という、サイレント映画黄金期に制作された、チャーリー・チャップリン監督の最高傑作であるばかりではなく、映画芸術そのものの到達点のひとつがこの『黄金狂時代』である。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 2

2006/07/25 21:19
『ALWAYS 3丁目の夕日』(2005)映画賞を総なめにした話題作。ベタですが、直球も良いですね
 山崎貴監督による超話題作であり、映画賞を総なめにしたこともあり、近年の邦画の中ではかなりの注目を浴びた作品ではないでしょうか。ドラマ自体はあの時代、わが国ならば何処にでも転がっていたであろうと思われるおはなしを見せています。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 0

2006/07/13 01:40
『インストール』(2004)上戸彩がHな台詞を吐き、神木隆之介クンの演技が光るのみの作品。
 2004年に公開された、綿矢りさによる原作小説が映画化されたものであり、監督は片岡K(っていったい誰なんだ?)、主演に人気アイドル、上戸彩を迎えたのが、この作品でした。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 2

2006/06/08 10:30
『アメリ』(2001)素敵な作品ですが、見続けるか、DVDを止めるかは最初の10分で決まる。
 2001年に製作された、観る人によって好き嫌いがはっきり分かれるだろう、ジャン=ピエール・ジュネ監督、オドレイ・トトゥ主演による作品です。公開時には、なぜか日本でかなり人気を博した作品であったと記憶しています。 ...続きを見る

トラックバック 5 / コメント 7

2006/06/05 18:12
『イージー☆ライダー』(1969)あの時代を突き抜けた、音楽と風俗の集大成。
 1969年に、主演俳優のひとりでもある、デニス・ホッパー監督によって製作された、『イージー☆ライダー』は、ハリウッドの平均からすると、かなりの低予算映画であったのにもかかわらず、制作費に対して、10倍以上ものとんでもない興行収益を挙げました。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 3

2006/04/14 00:24
『アルゴ探検隊の大冒険』(1963)ハリーハウゼンの温もりを感じる、特撮映画。
 レイ・ハリーハウゼンの何が凄いかといって、こういった特撮映画のビデオ・パッケージに、「特撮は、あのハリーハウゼン」とか「特撮の権威、ハリーハウゼン」などの文句が、必ず書かれていることです。普通、映画を見る時はストーリー、主演俳優、監督などで見る人がほとんどだと思います。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 2

2006/04/13 01:51
『伊豆の踊子』(1933)何度もリメイクされた、川端康成の原作をはじめて映画化した作品。
 今では知る人も少ない、日本映画初期の巨匠、五所平之助監督が1933年に、この川端康成原作の本作品を、はじめて映画化した時には、まさかそのあとに、何度もリメイクされるとは思っても見なかったのではないだろうか。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2006/04/07 02:45
『AKIRA』(1988)アキラの前に、アキラなし。アキラの後に、アキラなし。
 1988年に制作された大友克洋監督作品。この作品が公開され、はじめて見た時の印象は「なんて、細かいところまで拘った作りをしているのだろう」というものでした。なんの先入観もなく、情報を全く仕入れずに観た『アキラ』は大変衝撃的な映像美でした。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2006/03/27 22:36
『鬼平犯科帳』(1995)個人的には、吉右衛門版の鬼平が一番好きです。
 1995年に、松竹100周年企画として公開されたのが、この作品です。TVシリーズが好評で、第9シリーズくらいまで、20年近くも製作されているのですから、いかにこの「鬼平」シリーズが人気のあるドラマであるかが理解されることと思います。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2006/03/26 00:18
『オペラ座の怪人』(1925)サイレント映画の傑作!光と陰の絶妙な共演。
 『オペラ座の怪人』は1925年に製作された、サイレント映画の傑作であり、ホラー映画の傑作でもある。監督にルパート・ジュリアン、主演に、ロン・チェイニー(狼男役で有名な、ロン・チェイニー・Jrは彼の息子)を迎え、一躍彼をスターの地位に押し上げました。物語自体が、優れていたのは言うまでもありません。後に何度もリメイクをされ続け、最近でもミュージカル映画として大ヒットを果たしました。そのオリジナルとなったのが、この作品です。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2006/03/21 00:55
『狼たちの午後』(1974)マフィアのボスの後に演じた、トリックスター役が、むしろ絶品。
 1974年度に公開された、シドニー・ルメット監督作品です。彼の作品には、何故か、お気に入りのものが多いのですが、この作品に関しては、小学生のとき、高島忠夫が司会をやっていた、フジテレビ枠の土曜の夜の「ゴールデン洋画劇場」で見たのが最初でした。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2006/03/09 02:35
『暗黒の恐怖』(1950)巨匠、エリア・カザンの隠れた名作。観客に優しい演出を見て欲しい。
 エリア・カザン監督、1950年製作作品ではありますが、ジェームス・ディーンの『エデンの東』や、マーロン・ブランドの出世作『波止場』のイメージが強い映画ファンには、存在すら忘れられている感のある、毛色の違う作品かもしれません。しかしこの作品にも、彼らしいテイストが出ています。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2006/03/03 20:11
『エクソシスト』(1973)意外と少ない特撮シーンですが、当時は衝撃的映像でした。
 ウィリアム・フリードキン監督、1973年公開作品にして、当時はセンセーショナルな映像と内容により、話題になることの多い作品でした。のりおよしおの漫才のネタになっていたほど、有名だったのです。初めてこれを観たのはTV放送で、確か小学校三年のときで、しかも夏だったかなあ...。メチャメチャ怖くて、しばらく夜中にトイレに行くのが嫌でした。マイク・オールドフィールドの作曲した『チューブラー・ベルズ』を聴いただけで、当時の恐怖が蘇る、とんでもない作品です。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 0

2006/02/27 12:28
『エル・トポ』(1969) ジョン・レノンお気に入りの、えげつなさと美しさが同居する奇妙な一本。
 アラン・クライン製作で、奇才アレハンドロ・ホドロフスキー監督の撮った、1969年の作品。この作品が世に出るきっかけとなったのは、まだ名目上はビートルズだった頃のジョン・レノンのおかげでした。彼はこの不思議な映画をとても好きになり、しまいには自分で全米での興行権を買ってしまったほどでした。彼らの設立したアップルには映画会社もあったはずなので、ホドロフスキー監督にやりたい放題の映画を作らせていれば、どんなものが出来上がっていたかと思うと、とても興味深い。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 4

2006/01/23 02:36
『荒木又右ヱ門 決闘鍵屋の辻』(1952) 黒澤明監督の脚本による『七人の侍』のテストパターン。
 森一生監督による1952年製作の作品ではありますが、スタッフ、キャストともに黒澤組が大勢参加して、黒澤明監督が脚本を書き上げた知る人ぞ知る時代劇の名作です。ほとんど知られていないのがとても口惜しい作品であり、のちの『七人の侍』や『蜘蛛巣城』への布石もしくは予行練習としても意味を持ってきます。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 3

2006/01/02 23:05
『雨あがる』(2000)後期・黒澤明監督作品を支えた小泉尭史監督のデビュー作品。ネタバレあり。
 2000年製作の小泉尭史監督デビュー作品。黒澤監督の残した遺稿から映画化された作品であり、黒澤監督が持っていた映像作りのエッセンスをそこかしこに見ることができます。とても美しい作品ではありますが、もっと小泉監督の個性を見てみたいという不満も感じる一本です。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2005/12/24 00:04
『折鶴お千』(1935) 溝口健二監督の、サイレント時代に撮られた数少ない、現存する作品のひとつ。
 サイレント映画時代の溝口健二監督の傑作のひとつであり、オープニングの大雨の中で駅に佇む二人(山田五十鈴さんと夏川大二郎さん)の男女のフラッシュバック・シーンのみで、彼らの生き様を過去と現在、そしてその後の未来についてサイレントなので当然ですが、ひとつの台詞もなく映像のみで見事に表現しています。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2005/12/16 15:51
『イヴの総て』(1950) アカデミー賞を取ったのも頷ける、名作中の名作。ネタバレあり。
 ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の最高傑作であり、映画でなければ表現できない映像が非常に多い、テクストとして見ても素晴らしい作品です。映画の主要要素である脚本、演技、演出、音響、環境に加えてアイコンである女優の人選がとりわけ素晴らしい作品でもあります。アン・バクスター、ベティ・デイヴィス、そしてマリリン・モンロー。女優さんを見ているだけでも楽しい時間を過ごせます。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2005/12/15 01:12
『裏窓』(1954)犯罪である覗きも、ハリウッド・スターがやると変態行為にすら見えない。ネタバレあり
 ヒッチコック監督がついに最高の女優を手に入れました。彼女の名前は後のモナコ公国王妃となるグレース・ケリー。歴代ハリウッド女優の中でも、最大級のアイコンを使って撮った作品である。ヒッチ先生が最も好むブロンド美人で、理知的かつエレガントであり、なおかつセクシャルな魅力をも持ち合わせている希有な女性。グレースを引っ張り出したこの作品は、ヒッチ作品における「女優」の要素の頂点を極めた作品となります。    足を怪我して全く歩けない状態になっているジェームス・スチュアートの面倒を見てくれているグレー... ...続きを見る

トラックバック 5 / コメント 13

2005/12/09 21:49
『オールド・ボーイ』(2003)タランティーノ監督が絶賛した、というだけで内容も想定内の映画?
 パク・チャヌク監督作品。ネタバレあり。『猟奇的な彼女』以来久々に観た韓国映画がこの作品です。この作品で描かれているものの中で、見逃してはならないのは表面上の暴力よりも、より深刻な近親相姦のほうです。暴力なしで、作品を近親相姦だけで構成しても、俳優陣が素晴らしかったので、作品として十分に成立するのではないかと思いました。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 4

2005/12/05 02:43
『ア・ハード・デイズ・ナイト』(1964) イギリスがアメリカを音楽で占領した日。
 リチャード・レスター監督により1964年に製作された、「じゃーーーーーーん!」というギター音が印象的な、言わずと知れたビートルズの主演映画の第一作目。だがこの作品はそんじょそこらのアイドル映画とはわけが違うスケールの大きさと魅力に満ち溢れているのです。スターが笑顔で、歌っているだけのものではありません。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2005/12/02 19:05
『荒武者キートン』(1923) チャップリンに勝るとも劣らないキートンの魅力。 ネタバレあり。
 『荒武者キートン』は1923年の作品であり、最も素晴らしい喜劇俳優にして、映画監督でもあるバスター・キートン監督・主演の代表作のひとつでもあります。原題の「OUR HOSPITALITY」は、我々の心地よく素晴らしい接待という意味であり、作品を見てもらえれば分かることですが、かなり皮肉めいたタイトルでもあります。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 5

2005/11/25 23:52
『一番美しく』(1944)激戦の1944年、黒澤監督の第二作はミュージカルだった! ネタバレあり
 黒澤明監督、1944年の作品にして唯一の国策映画。太平洋戦争期間中の最も激しく、出口の見えない情勢の下で製作されました。「撃ちてし止まぬ」のスローガンがオープニングから出てくるだけでも特異な状況を理解できることでしょう。尋常ではない状況の中で撮影されたこの作品の後、黒澤監督は主演の矢口陽子さんと御結婚されました。また黒澤監督としては珍しい女性が主人公の作品でもあります。(他に女性が主演を務める作品としては『わが人生に悔なし』、『八月の狂詩曲』があります。) ...続きを見る

トラックバック 4 / コメント 4

2005/11/21 23:21
『アンダルシアの犬』(1928) シュール・レアリズムって一体なんだ?映像が目に焼きついて離れない
アンダルシアの犬 ...続きを見る

トラックバック 4 / コメント 6

2005/11/15 00:22
『ヴァン・ヘルシング』(2004)はモンスター総出演の顔見世興行映画なのか、単にネタがないだけか。
 スティーブン・ソマーズ監督の2004年の作品ですが、これはまたえらいものを作ったものです。この何年かのハリウッドやわが国における「リメイク(大まかにオリジナルではないものとしてここでは使っています。続編やドラマの劇場版も含む)」物の、あまりにも多すぎる状況は目を覆うばかりになっています。昔の映画のリメイクならまだしも、「漫画」のそれには驚きを通り越してあきれてしまいます。またドラマの映画化もほとんどが酷いものばかりです。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 6

2005/11/11 01:29
『アレクサンドル・ネフスキー』(1938) ロシアの巨匠エイゼンシュテイン監督の初トーキー作品
 1938年というと、第二次大戦開戦前の緊張状態が沸点に達する寸前であり、この年に製作された『アレ〜』はエイゼンシュテイン監督にとっては、むしろ初トーキー作ということに対する彼自身の好奇心よりも、撮りたくもないテーマで映画を製作しなければいけなかった悲しささえ感じてしまう作品でした。 ...続きを見る

トラックバック 0 / コメント 2

2005/11/08 00:58
『暗黒街の顔役』(1932)は『ゴッド・ファーザー』の元ネタであり、『スカーフェイス』のオリジナル。
 ハワード・ホークス監督の1932年の作品であり、フィルム・ノワールの傑作です。その後のアクション作品に使われたと思われるシーンや設定が次々に出てきます。センス溢れる美しい写真、テンポが良く無駄なシーンの無い展開、台詞でなく映像で人間の強欲と愚かさを見せつけるカメラの動き。モノクロ映像がギャング物に最適(ホラーも)だということを改めて気づかせてくれる作品です。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 6

2005/11/07 18:53
『暗殺者の家』(1934) ヒッチコック監督によって、後にセルフ・リメイクされた傑作スリラー
 まだ監督としての名声を確立する前の作品であるために、予算があまり取れずにいた頃の作品。素晴らしい工夫は随所に見えますが、自分の思い通りには仕事が出来ていない印象はぬぐえません。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 6

2005/11/06 00:45
『狼男』(1941) 三大モンスター俳優のうちの一人、ロン・チェイニーJrの当たり役ネタバレあり。
 ドラキュラのベラ・ルゴシ、フランケンシュタインの怪物のボリス・カーロフと並ぶロン・チェイニーJrがスターとなるきっかけとなったこの作品。父親のロン・チェイニーに始まる親子二代に渡っての俳優一家です。 ...続きを見る

トラックバック / コメント

2005/11/01 22:11
『雨月物語』(1953) 光と影の織り成す死の物語。溝口健二監督のトーキー時代の代表作のひとつ。
 黒澤監督が『羅生門』によってベネチア映画祭の金獅子賞を取った翌年に、同じ大映から製作された溝口健二監督の3年連続ベネチア映画祭受賞作品となったうちの一本です(1952年の『西鶴一代女』の監督賞、1953年の『雨月物語』、1954年の『山椒大夫』での銀獅子賞)。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 8

2005/10/28 19:50
『大人は判ってくれない』(1959)トリュフォー監督の長編デビュー作にしてヌーヴェル・ヴァーグの傑作
 ヌーヴェル・ヴァーグの代表的な監督というとゴダール監督、ジャック・リヴェット監督、そしてトリュフォー監督の名前を挙げることが多い。すべて彼らはアンドレ・バザンが主宰していた「カイエ・デュ・シネマ」誌に執筆していたライター陣でした。 ...続きを見る

トラックバック 3 / コメント 6

2005/10/28 13:05
『イエロー・サブマリン』(1968)本人達は乗り気ではなかった、エプスタイン最後の企画。 
 たしか1985年と1987年に見たきりだったのが、10年位前の『ビートルズ・アンソロジー』が放映されて、ブートでしか聴けなかったものがCDで正式に聴けるようになり、これらをまた買いなおした折に、ついでに見てからでも10年近くが経ちました。 ...続きを見る

トラックバック 1 / コメント 2

2005/10/21 14:03
『イントレランス』(1916)グリフィス監督渾身の作品。映画芸術の全ての要素を含む至宝。
 完璧な作品です。彼こそが映画のオリジナルです。映画の父と呼ばれるに相応しいグリフィス監督の最高傑作であるばかりではなく、これを見る前と見た後では映画に対しての考え方が変わります。 ...続きを見る

トラックバック 2 / コメント 9

2005/10/17 15:14

トップへ  |  テーマランキング一覧へ