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zoom RSS 『ゴースト・バスターズ』(2016)なんか、他にネタがなかった?

<<   作成日時 : 2017/02/11 01:15   >>

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 昨年夏に公開されていた話題作のひとつに1984年に大ヒットしたSFコメディ『ゴースト・バスターズ』のリブートがありました。

 主役クラスはほとんど皆30歳越えの女優たちに切り替わり、出てくる俳優はほとんどが間が抜けた感じばかりになっています。男は使えなくて、女が大活躍する映画です。まあ、どっちでもいいので問題ない。

 ドラマなどもほとんどが30〜40代後半の女性向けの題材が多くなってきており、見るものは無くなってきています。おそらくはこの層のボリュームが最大なのでマーケティング上はそちらに向かうのでしょう。

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 まあ、それはそれで良いのだが、肝心の内容がスカスカであるのにかつてバカだった僕ら世代が理解できる旧作のキャラや主演俳優たちを別キャラとしてカメオ出演させても何も響かない。ダン・エイクロイド、シガニー・ウィーバー、ビル・マーレイ、そしてマシュマロマン。みんなあまり意味がない登場でした。

 リブートするのは結構なのだが、旧作のファンに配慮するならば旧作との設定や整合性を保つべきだし、まったく別物としてリブートするならば、ダン・エイクロイドやマシュマロマンは必要ない。

 すぐやられてしまうマシュマロマン風船を見て喜ぶ観客は少ないでしょう。はっきり言ってしまうとすべてが中途半端で何も残らない。まあ、旧作自体がサタデーナイト・ライブのギャグみたいなノリだったから受けたのでしょうから、今さら中途半端な別物を作っても、新しいファンだけでなく、旧作のファンも楽しめない失敗企画にしか思えない。

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 レイ・パーカーJr.とヒューイ・ルイスが主題歌の著作権で大揉めしていた頃が懐かしい。ネタがないのはアメリカも日本も同じなのでしょうが、無理矢理にリメイクやリブートするにも限界がありそうです。

 昔のジョークだって、数十年も経てばかつて聞いた人は忘れるか亡くなるかしているので違う観衆に向けて言い放てば受けます。ただ昔と違って、何か新ネタらしく見せたとしても、ネットで検証されればすぐに元ネタがバレてしまう。

 製作側にとってはかなり難しい時代になってきたということですし、若いかあまり映画を見てこなかった人が新作映画を見て、「見たこともないオリジナル!」とか言っていたとしても、そうそう素晴らしく独創的でしかも大ヒットするような作品は生まれませんので、カッコ悪いことになってしまいます。

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 全部の映画を見た人はいませんので、どこまでが監督やカメラマンの独創でどこらへんがこれまでの作品からの引用や定型式なのかは解りにくくなってはいます。

 物語の進め方などはすぐにどこから使ったのかなあとかあれとあれを組み合わせた感じだなあとか解るので比較的判断はしやすいが、確信犯的に使っているもの以外は分かりにくい。

 すべての映画は何かしらの影響を『大列車強盗』『メリエスの月世界旅行』『國民の創世』などの過去作品や絵画(色彩感覚や構図など)の歴史から受け継いでいますので、一本だけで独立した映画は存在しない。

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 なんだか『ゴースト・バスターズ』の記事を書いていたはずが随分と理屈っぽくなってきましたが、全世界のマーケットに向けられた劇場公開映画というビジネスは常に配給元や製作会社の利益最大化を図りながら、観客を満足させなければ叩かれるというプレッシャーのもと、かなり厳しい戦いをやり続けなければならない。

 当たった時のリターンも全世界での興行収入とDVDなどの二次市場も莫大な金額をもたらす訳ですから、仕方ないでしょうね。これの続編は要らないよwww

総合評価 52点


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