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zoom RSS 『機動戦士ガンダム』(1981)まさかの大ブレイクの勢いに乗り、劇場版公開!

<<   作成日時 : 2016/09/10 21:03   >>

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 なんだか書いていく順番が反対になってしまいましたが、当然ながら最初に映画館まで観に行った劇場版はこの『機動戦士ガンダム』です。映画化されるのは分かっていましたので、お正月にもらったお年玉を全部は使わずに貯めて、その時に備えていきました。

 たしか小6になる春休みでしたが、ワクワクしながら観に行った思い出があります。あらためて見ていくと、テレビアニメの第一話『ガンダム大地に立つ!!』から第十三話『再会、母よ』まで、つまり全四十三話中の前半部分だけのダイジェスト版という意味しかありません。

 当然のように編集のハサミが豪快に入っているので、映像の繋がりは乱暴でスナップショットのようではありますが、初のモビルスーツ同士の実戦であるジオンの二機のザク対初陣のアムロのガンダムという連邦反撃の狼煙を見ることになります。

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 シャアが実戦に出てくるのは第二話『ガンダム破壊命令』からで赤いモビルスーツで出撃してくるクールな上官シャアはアムロ以上に人気が高く、赤いザクを駆るシャアはガンダムに蹴りをかまし、マシンガンで撃ちまくるがびくともしない。

 シャアはマシンガンが効かないとみるとヒートホークやザク・バズーカなど手を変え、品を変え、敵モビルスーツの性能を試す。このへんもそれまでのアニメにはない展開です。

 「認めたくないものだな。若さ故の過ちというものを。」「坊やだからさ。」などしびれるセリフが多く、女の子にも大人気でした。

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 下敷きにアニメージュのおまけだったシャアの写真を入れている娘もいました。ガルマ様も「謀ったな!シャア!」「ガウを木馬にぶつけてやる!」などの名言を吐いています。イケメンが揃う回でもあったのです。

 初陣とシャアとの初の実戦以降は第5話『大気圏突入』や『ガルマ散る』、そして第12話『ジオンの脅威』など前半のメインエピソードを挟みつつ、ランバ・ラル隊の降下を待ち、ギレンの大演説で第一弾は終わる。

 第13話と第12話の順序が逆になっているが、映画的なラストとしてはこれからの戦争のし烈さを描くためにもギレンの演説で終わる方が凄味が増してくる。

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 たしかにダイジェスト放送の域を出てはいませんが、大画面かつ録画でいつでも家で楽しめるのが当たり前な最近のテレビ事情及びAV環境と昭和の頃の視聴環境とでは雲泥の差があり、かなり異なっていました。

 箱ばかり大きく、奥行きもえらく分厚いブラウン管テレビでは20型でも大きい方だったので、映画館の大きなスクリーンに写し出されるサイド7やシャア専用ザク、砂嵐と雷が鳴り響く中で降下してきた強化新型グフとランバ・ラルがとにかく迫力があります。

 それだけでもう十分ではありました。ガンダム人気はいよいよ全国的に爆発していき、大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる家には雑誌アニメージュがあり、しょっちゅう遊びに行っていました。

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 この頃からお金持ちの友達の家にあるのは美味しいお菓子と高そうなビデオデッキだけではなく、大量のガンプラも見かけるようになりました。

 貧富の差は成長するにつれて肌に感じて理解できるようになり、羨ましいなあとは思いましたが、こいつは野球はヘタだし、ケンカも弱いから良いかと補完的に考えていました。

 ガンダム、そしてガンプラが流行るまで地味で目立つことなどなかった子の家へプラモを見せてもらうために、みんなが押し寄せるようになっていきました。

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 このバブルは一年も経つと徐々に収まり、欲の皮がつっぱった大人たちはプラモの出荷体制を強化して、量産型ザク、ゲルググ、ズゴック、グフ、リック・ドムなどが常に店頭にあるようになりました。

 しばらくするとガンダムやガン・タンク、ジムやボールの在庫が地元の模型店にも大量に積み上げられて並ぶ頃にはもうすでに買っていた小学生にも見向きもされなくなっていきました。そこにないから欲しくなるのであって、いつでもあるとなると優越感はなくなり、飽きられていく。

 『伝説巨人イデオン』『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』などライバルが出現してくるとそちらに流れていく子も出始めました。僕自身も中学になる前になるとガンダムだけでなく、イデオンやダグラム、そしてボトムズに惹かれていきました。

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 それでもガンダムの人気の灯は消えることなく、細々ながらも燃え続けていました。ぼくもファーストの再放送があれば、しっかりと見続けました。

 いわゆるファーストシリーズの後、新作のΖガンダムとZZ、そしてシャアのレクイエムとなる劇場版の『逆襲のシャア』の出来映えが奇跡的に良く、ぼくらより年下の子達、つまり次世代の取り込みにも大成功しています。

 シャアはまた偽名を名乗り、クアトロ・バジーナという名前で活動していたそうですが、僕は見ていなかったのであまり知りません。

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 現在まで脈々と続いているガンダム帝国は一年戦争時に夢中になったぼくらから数えて三世代に渡り、楽しまれる日になってきています。これって、モー娘。やAKBがメンバーを総取り替えしながら、屋号を守っているのと似ています。

 ファンが存続を望んでいて、売り手側も一定のマーケットがある対象に的を絞って営業がかけられるわけですから、成功確率は高くなります。上手く乗せられている感は否めませんが、ゴジラ、スターウォーズ、ガンダム、エヴァなどは形やフォーマットを変えて、僕らのそばにいそうです。

  さあ、年末は『ローグ・ワン』を観に行こうかな。『イウォーク・アドベンチャー』で懲りているはずなのに、なんでまたスターウォーズの番外編となるスピンオフを見たくなるのだろうか。

 坊やだからさ。 

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総合評価 70点


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