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zoom RSS 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988)あれから14年後!赤い彗星とアムロ最後の戦い。

<<   作成日時 : 2016/09/26 14:08   >>

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 1988年ですから、たしか大学受験の後くらいでバタバタしていた時期に地元の映画館で公開されていたのがこの作品でした。初代の完結編である『機動戦士ガンダムVめぐりあい宇宙編』以来の劇場版になります。

 高校の頃は部活などに忙しく、夕方にテレビでやっていたΖガンダムやZZには付いていけなくなっていたので内容も定かではなく、この『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は観に行っていません。

 はじめてこれを見たのは大学生になってから、それもTSUTAYAさんで借りてきたレンタルビデオでした。三部作と違いって印象は薄く、歳を喰ったシャア(34歳。若いじゃないか。もう年下になったのか。カツオくんと一緒だ!)が地球に落下させようとした小惑星(アクシズ。訳すと枢軸になるのは作為的か。)の岩壁に脱出カプセルごと押し付けられ大気圏で燃え尽きる運命のようです。

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 今度こそアムロに息の根を止められそうにボコボコにされていたこと、いざ巨大隕石を落下させる下りになると敵味方関係なく、それを阻止しようとするという訳が分からない展開に「!?!?」となった思い出があります。

 また緑の髪の毛という不思議なローティーンの女の子ニュータイプであるクェス・パラヤの存在がどうも訳が分からない。ララァの亡霊がいつまでも二人の間を行ったり来たりするのもホラーみたいです。しかもアムロはイライラしている。自分が殺したくせに!

 旧ジオン軍はサイド落としを敢行し、連邦軍とガンダムマニアを震撼させましたが、ギレンに率いられたジオン軍と違い、彼らは軟弱者(カイはセイラさんにそう言われ、ビンタを食らう。彼も登場していませんが、詳しい人に聞いたところ、すでにお亡くなりになったとのことでした。)のように作戦放棄してしまう。

 なんだろう!?大気圏間際での激闘というのは第五話『大気圏突入』やサイド落とし以来のビッグイベントなので、ファンからすると盛り上がるのでしょう。

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 そもそもですが、スペースコロニーって、大量の資材を地球から宇宙空間まで各部品を送ってから組み上げるはずでしょうし、大気圏に再突入できるほどの高熱処理まで施されているのだろうか。デカ過ぎる物量ならば耐えられるのかなあ。

 永井一郎のナレーション時のように完全な状態で形を保っていられるのかは謎です。誰も気にならないのでしたが、ふと大昔の小学生のころから思っていたことで、あれだけサイドを落としてきたのだから、なんで早くから、「そうだ!!小惑星を落とそう!!」とならなかったのだろうか。

 シャアがこれまで搭乗してきたモビルスーツは一年戦争時にはザク、ズゴック、ゲルググ、ジオングが挙げられます。小説にはシャア専用リック・ドムも出てくるそうです。

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 小学生の頃、模型店に展示されていたジオラマでも赤く塗ったドムがガンダムと戦う様子を作った作品もありました。どんな感じの戦いなのだろうとは思いましたが、当時は読書が嫌いだったので、小説を読もうとはなりませんでした。

 百式(黄色っぽい。すごくカッコいい。)やリック・ディアズなどその後のΖやOVAでもシャアが駆るモビルスーツが出てくるようですが、全貌を把握は出来ていません。とにかくシャアが出てくるプロットの多くで赤いモビルスーツが出てきます。

 小説の作者もどうせなら自分好みのモビルスーツに彼を乗せたいので当然です。いっそのこと、ガンダムに乗せちゃえって思ったクリエーターはいないのだろうか。

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 ガンダムの作品世界にシャアが登場するとやはり盛り上がるのは確実なようで、彼らの生い立ちやアニメ版でカバーしきれなかった部分は今でも『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などで描かれています。

 なんだかスターウォーズのスピンオフが延々と小説化されたり、映画化されたり、アニメ化されるのによく似ています。それは二匹目のドジョウをいつまでも狙い続ける製作側のあざとい姿勢を批判することも可能ではありますが、受け入れてくれるマーケットがあるならば、それほど悪いとは思わない。

 いっそスパッとイデオンのように全員殺してしまうという荒業もありなのでしょうが、多くのファンはパラレル・ワールドもしくはご都合主義と嘲笑されるとも、新作をああだこうだ言いたいのです。

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 ガンダムマニアはスターウォーズ、エヴァやゴジラのファンと同じ心境なのかもしれない。とりあえず全部好きなぼくはすべてのご都合主義を受け入れるようにしていますし、ファンは楽しいのだから「これでいいのだ!!」と納得しています。

 ちゃぶ台返し上等です。いっそのこと、シャアの遺伝子を残していたことにして、シャアのクローンが大挙してニュータイプ部隊を全世界で編成し、政界をのっとり、優れた者による支配を目指す独立戦争を仕掛ける展開を描く。『ブラジルから来た少年』『スターウォーズ/クローンの攻撃』を足して二で割る感じです。

 それか、過去の女性遍歴が華やかな彼の子孫(隠し子たち)が己の出生に悩みながらも周りに推されてリーダーにのしあがってくる様を描いた作品などを見たい気がします。

総合評価 65点


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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ。
豊饒の秋だけに、今週は豊作という感じで何よりですね笑。
シャアとアムロ、足して漸く一になる感じの顔ぶれが沸かせてくれる理由は、何となくワイルドバンチ感があるからですかね。
どちらも正義という程の正義ではなく、己の理屈が全てで突っ走る(暴走する)ようなところが、飽きさせないように思います。
最後の身を挺しての墜落阻止の敢(愚)行も、敵味方を巻き込んで生命を無駄に散らしていく感覚で、何だか既視感なんですよね。
シャアの再登場という視点は斬新ですね〜廃墟寸前のコロニーには何とか生き延びていたシャアの姿が・・・セイラさんとも再会してコロニー再建に取り組む人々と力を合わせ生きる汗に喜びを見出すシャアだったが、そこにコロニー墜としとジオン再興を画策する残党無頼がやって来て牛耳り始めるが・・・。
最後は連邦軍も交えて大乱戦、当然に皆さん巻き込まれます笑。
シャアには平和が似合わない。というか、訪れない気がするのですが、如何でしょうか?
きやらはん
2016/09/26 22:30
こんばんは!

忙しい時期なのですが、なぜか書きたいことがあり、どうにかやりくりしながら書いておりますww

ガンダムにはシャアがいないとなんだか寂しくなりますね。スターウォーズでもダース・ベイダーがいないと作品が締まりませんしw

>シャアには平和
たしかにww
宇宙を揉めさせてこそ、彼の存在意義はあります。

>ジオン再興
まさにジオンの残光ww
用心棒
2016/09/26 22:50
ホントにしょーもない事ですが、私はこの作品のエンディング場面が天空の城のラピュタのエンディング場面と被ってしまって吹き出しそうになりますww

それでこのエンディング場面を無音にしてラピュタの「君を乗せて」を流して観賞する個人MADにして楽しんでおります(笑)

これが中々見事にシンクロしてハマってるんですよ!!ww
一度試してみて下さいww
ベラデン
2016/09/29 12:05
 こんにちは!

>ラピュタ
ジブリとの夢の共演ですねwww

この作品をはじめて見たのは大学生のころでしたが、クライマックスでのアクシズをみんなで落とさないように頑張る展開に「何だこりゃ?」となったのを覚えています。

ではまた!
用心棒
2016/09/29 15:29
そういえば以前、宇津井健さんのスーパージャイアンツシリーズを見る機会がありまして、そのシリーズ第5、6部の「黒い人工衛星編」で劇中に「宇宙世紀」という言葉を使っていた事に衝撃を受けました。ガンダム初放送より20年前に作られたにも関わらず既に宇宙世紀という言葉を使っていたのは意外な発見でした。

それに敵の組織もジオン軍を思わせるモノでした。しかも敵が宇宙ステーションからミサイルを発射して地球の各都市を攻撃するという発想もコロニー落としや隕石落としの原点っぽい感じでしたね。
新東宝は弱小映画会社にも関わらず当時として先進的なアイディアに富んでいたんだと思いました。

もしかすると思いますが、富野氏はこの作品を本当は見ていたんじゃないかと邪推しますww(まぁ考えすぎですねww)
ベラデン
2016/09/30 22:35
いつかスーパージャイアンツのこの「黒い人工衛星編」を取り上げてほしいですね。
ベラデン
2016/09/30 22:36
こんばんは!

スーパージャイアンツは未見です。
けっこう有名なのに見ていないものは他にキャプテン・ウルトラがありますね。怪獣大百科によくガルバンとかが載っていて、どんな怪獣なんだろうとワクワクしていました。

>富野氏
見ていたかもしれませんね。同じことを思い浮かべるというのは無理があると思いますよww

ではまた!
用心棒
2016/10/01 00:31
ご慧眼…ですけれども、愚人が思いますにガンダム成功後に逆シャアを如何に仕上げるべきか?という時期に想い出されたのではないか、と愚考です、スーパージャイアンツは。
ガンダムの発祥とイコールではないのでしょう。
だからこそ、劇場化までの時間が富野氏の思索の旅路でもあったのではないでしょうか。

スーパー・ジャイアンツ 宇宙艇と人工衛星の激突
1958年1月3日公開
製作年 1958年
製作国 日本
上映時間 39分
秘密国家“黒い衛星”の団員と恐るべき原爆ロケットを満載した宇宙艇を追跡するスーパー・ジャイアンツは、見事、大火星の断崖上を走破した。これにあわてた宇宙艇では、思想改造器にかけられて頭の自由を失った山中博士に命じてロケット弾を発射させ、命中させた。ジャイアンツを打倒、歓喜する団員を乗せた宇宙艇は、やがて発着所に到着した。宇宙艇と博士を配下に収めた“黒い衛星”は、今度は全地球の領土を要求するという電波を地球に発信した。全世界はその対策に心をくだき、国際連合が巨大な人工衛星を打ち上げ、“黒い衛星”の人工衛星を粉砕する事を決議した。これをいち早くキャッチした“黒い衛星”では、原爆ロケット砲を地球に向って続々発射しはじめた。地球を滅亡から救うにはロケット発射装置を破壊する他はないと、かおる、浅見は女子団員に変装、その破壊に成功したが、程なく発見され、博士ともども死刑の宣告を受けた。博士達の生命が風前の灯になろうとした時、消滅したと思われたスーパー・ジャイアンツが姿を現わし、激闘の末、博士達を救い出した。そして大人工衛星の心臓部を破壊しなければ禍根を残す恐れがあると、ジャイアンツは宇宙艇による体当りを敢行、これを破壊し、宇宙と人類に平和の戻ったのを見届けて、宇宙の故郷に飛翔して行った。
きやらはん
2016/10/02 20:20
こんばんは!

メチャクチャ詳しいですね。子供のころに見た作品って、いつまでも覚えていますね。最近見た映画はすぐに忘れてしまいますが、40年以上前に一度見たきりの特撮番組をいつまでも覚えているのは不思議ですねw

特撮作品やSFでは誰がオリジナルかというよりも同じようなネタを使って、他の人よりもひと捻り加えられる才能がある人がクリエーターとして成功するのでしょうか。

ではまた!
用心棒
2016/10/02 22:23
この時点では、カイ・シデンは死んでませんよ。
静かなる中条
2016/10/08 23:48
>死んで
そうなんですか?
御指摘ありがとうございました。
用心棒
2016/10/10 00:05

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