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zoom RSS 『大怪獣ヨンガリ』(1967)既視感があるのは元大映関係者が特撮部分を担当しているから。

<<   作成日時 : 2016/08/17 14:20   >>

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 何気なくレンタルDVDのGEOさんに立ち寄ってみると特撮映画やホラーをまとめている棚に『大怪獣ヨンガリ』のタイトルを見つけました。

 『プルサガリ 伝説の大怪獣』でもなく、『怪獣大決戦 ヤンガリー』でもなく、『大怪獣 ヨンガリ』となっています。前回記事にした『巨大アメーバの惑星』の横に置かれていたので、これって、もしかして1999年だか2000年近辺に作られたクソではなく、大昔に作られたヤツかなあと後ろの解説を読むと1967年作品と記載されていました。

 あまり評判は良くないのは知っていましたが、特撮映画ファンの血が騒ぎ、とりあえず自宅のDVDレコーダーに入れて、再生してみました。

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 う〜む、なんだろうか、この既視感。明らかにガメラ映画にそっくりだし、ガキの使い方と疑問な展開を訝しんでいたところ、特撮には元大映関係者が多くかかわっていることが判明しました。だからこそ、クソガキが怪獣の近くまで普通に近づき、寝ている怪獣を起こしに行くなどという余計なことをできるのだと納得しました。

 踊る阿呆に踊る怪獣って、韓国映画の出来はこのころは無茶苦茶だったのでしょうか。ヨンガリはバルゴンと同じ声で鳴き、ギャオスと同じように切断光線を放つ。強そうには見えないし、ギャオスやギロンと戦ったら、5分くらいでKOされそうでした。なんだかソフビ人形のような質感がすでに安っぽく、お金が掛かっていないのが分かります。

 それでも特撮班は頑張っていて、ミニチュアセットは良い感じになっていて、ミサイル発射、ビル破壊や鉄橋付近での軍隊との攻防などに見どころはあります。なんか自衛隊が戦っているようにも見えます。

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 ただ怪獣と命のやり取りをしている最前線を光線攻撃などがヨンガリから行われている真っ只中にもかかわらず、まるで自分たちには攻撃が来ないものと決めつけるかのように、子供や彼女を乗せて、ヘリで旋回していく様子は非現実的過ぎて、理解不能なシーンです。

 歴史的価値以外にはハリーハウゼン、円谷プロ、東宝特撮、大映ガメラ映画などを見慣れた日本の特撮ファンには意味はないでしょう。

 次は『北京原人の逆襲』でも観ようかな。それとも『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』にしようかな。名前だけで判断してスルーしている人には両方ともおススメします!

総合評価 35点



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
久しぶりにこちらのブログを拝見しました。
なんとついこのあいだ小生がよその掲示板にレビューを書き込んだばかりの本作を取り上げておられるとは、いやー奇遇ですね。^^;

お書きになったご感想ですが
「あなたのお気持ちはとてもよくわかる…」
この一言であります。

ちなみに本作は海外では「ゴジラ」として上映されたようです。
まいったなァ…。^^;
snowman
2016/08/17 22:45
用心棒さんこんばんは。このヨンガリ、DVD出てたんですか!?下血怪獣ということで有名でしたね。いずれは見てみたいです。でも韓流ファンは認めないでしょうね(爆笑)ヤンガリーは日本の「ガンマ第3号」や「想い出を売る店」、香港の「ザ・スウォード」みたいにキャストは製作国の人は出ず外人ばかりという珍品でしたね。「北京原人の逆襲」はギラーミン版コングの数倍楽しめます。まだまだ見てみたいアジアの珍品特撮!
さすらいの映画人
2016/08/18 19:00
こんばんは!

お久しぶりです。

>奇遇
おもしろいですね。最近、レンタル屋さんに行ったときにたまたまこれを見つけたので、「見ねば!」と血が騒ぎ、眠い目をこすりながら、しっかりと最後まで見ましたw

>外国
ヨーロッパではゴジラとして上映されたそうですね。金もうけだけをたくらむ外国人が経営するトンデモ日本料理屋みたいな感じですね。

ではまた!
用心棒
2016/08/19 01:04
 こんばんは!

最後にケツから血を出して果てるという考えられない死に方は特撮映画とは思えませんでした。

「痔かな?」「生理なんじゃないか?」という論争が起これば笑っちゃいますが、マイナーなので見た者だけが微妙なエンディングに戦慄することでしょう。

>DVD
普通にGEOには置いていますので、TSUTAYAさんのお取り寄せを使えば、500円で見られるかもしれませんね。

>外人ばかり
マーロン・ブランド主演(演じるのは日本人役!)の沖縄映画『八月十五日の茶屋』という珍品もありますよ。全編を見ましたが、不思議な気分になりましたよww

ではまた!
用心棒
2016/08/19 01:12
用心棒さんこんばんは。海外では「マッハバロン」を「マジンガーZ」 として、ドイツではフランコ・ネロ主演作をウエスタン以外でも「ジャンゴ」とつけて公開されたそうです。日本だってサモハンやマイケル・ホイの作品をデブゴンやMr.BOO!ってつけたし・・・。
さすらいの映画人
2016/08/29 20:08
こんばんは!
>ジャンゴ
>サモハン
たしかに!最近レンタル屋さんに行ったら、デブゴンと名の付いた聞いたことのない旧作品がDVD化されていました。

ギンティのエクスタミネーターも関係ないのに邦題はシリーズ化されていましたしww

ゾンビもひどいですね。なんでもかんでもなんちゃらデッドとかなんちゃらゾンビのタイトルが安易についています。そのうち死にぞこないデッドとか、続編希望デッドとか身も蓋もセンスもないのが出てきそうと思っていたら、『ズーンビ』という動物園にいるコアラとか子ザルとかの動物たちがゾンビ化するDVDがお店に並ぶそうです…。

ワールドカップもひどいですね。本来は4年に一度のサッカーの国際大会のことを指すのに、マイナー競技が平然と毎年のようにワールドカップを名乗るのかが疑問です。恥を知れと言いたいですよ。商標登録していなかったんでしょうね。

ではまた!
用心棒
2016/08/30 00:08

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『大怪獣ヨンガリ』(1967)既視感があるのは元大映関係者が特撮部分を担当しているから。 良い映画を褒める会。/BIGLOBEウェブリブログ
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