良い映画を褒める会。

アクセスカウンタ

zoom RSS 『ゴースト・バスターズ』(1984)脳天気なテーマ曲と暴れる“いつもふわふわ”マシュマロマン!

<<   作成日時 : 2016/08/20 02:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 6

 さまざまな作品がリメイクされてきましたが、まさか1980年代に大ヒットしたSFコメディ『ゴースト・バスターズ』までが30年以上の時を経て、新たに映画化されるときが来るとは思いませんでした。

 今回のリメイク版では理系女子たちを主役に添えてやるようですが、ダン・エイクロイドやビル・マーレイ、ハロルド・ライミス、そしてなつかしのシガニー・ウィーバーが出演していた昔のゴースト・バスターズのほうを振り返ってみたい。

 あの当時のコメディに欠かせなかったリック・モラ二ス(メガネのオタク。『リトルショップ・オブ・ホラーズ』でも好演していました。)が出演しているのもポイントが高い。現在は俳優業を休業しているようですが、今度のリメイクの続編(どうせ作るに決まっている。)あたりで復活してくれたら楽しい。

画像


 ぼくは中学生の頃に1984年版を友だちと一緒に劇場まで観に行きましたので、マシュマロマン(リメイクでもまた出ているようですね。)やニヤケたちょび髭が印象的だったレイ・パーカーJrが歌って大ヒットしたテーマ曲に思い入れはあります。

 のちにヒューイ・ルイスが作曲した骨太のロック・チューン『アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ』と酷似しているとして盗作問題が巻き起こりましたが、またあのお気楽な「ごーすとばすたーず!!」のコーラスが普通にCMに使われていたので今はクリアしているのでしょう。

 しかしまあ、映画館で予告編が流れているなかにまさか『ゴースト・バスターズ』が復活してくるとは想定外でしたが、コメディなので堅いことは言わずに楽しんで欲しいものです。

画像


 隣近所に妙な感じがするなら

 誰に電話したい?

 もちろんゴースト・バスターズさ!

 なんか怪しくて、よくない感じがするなら

 誰に電話すべきかな?

 もちろんゴースト・バスターズさ!

 当然ですが、今回の記事はオリジナル版に関してのものです。マシュマロマンの大活躍と続編では彼の死後に行われた裁判で被疑者不在のまま、量刑が告げられる。つまり、ついでに大学の頃に続編『ゴースト・バスターズ2』もしっかり観に行きましたということです。

 中身なんてスカスカで、ビールを飲んでポップコーンを貪り食い、ゲラゲラ笑いながら、友人と見るのが正しい。一人でも楽しめるが、この手の作品で一人で笑っているとリック・モラ二スみたいで気持ち悪い人に見えます。まあ、今回のリメイクは一人で見る羽目になりそうですが…。

 売店にはアルコールは置いていないでしょうが、こういうおバカ映画の時はレイト・ショー限定で構わないので、飲みながら頭をおかしくしてから見る回があっても良い。予算も掛かっているでしょうから、平成版『死霊の盆踊り』にはならないはずです。

画像


 WOWOWで最後に見てから10年以上は経ちますので久しぶりにDVDを再生しましたが、こんなにスカスカだったのかと驚きました。お小遣いをやりくりしながら観に行ったという思い出は強烈な臨場感を持っているので無意識のうちに良いところばかりを増幅させて覚えているのかもしれない。

 大きなスクリーンにマシュマロマンが登場して爆笑したぼくらには楽しい映画だったという体験がありました。思い出レベルはかなり違いますが、それは演奏自体は大したことなかったのに伝説のライヴだと世間一般に誤って認識されたままのビートルズ武道館公演に似ている。

 じっさいに観に行った熱狂的ファンの臨場感を伴う思い出には誰も何も言えない。かのライヴがいつまでもDVD化されないのは権利で揉めるとかではなくて、冷静に判断すると単純に演奏の出来が問題なのかもしれない。

画像


 ビデオが発売されていた頃にレンタルで見ましたが、見る前のワクワク感と見たあとのこんなものかというガッカリ感のギャップは大きかったのを覚えていますし、海賊盤で手に入れたレコードを友人に貸したときも皆一様に「なんか、あんまり良くないね。」という意見がほとんどでした。

 ジジイどもが思い出を美化しているだけなのでしょうか。昔の映画にたいしても、あまりほめすぎると案外若い層は陳腐じゃないかと感じているのかもしれない。ただ下手なライブとの違いは技術的な進歩によるテクノロジーが問題ならば、それは昔のマニアはなんとでも反論できるということだろうか。

 今回、意外だったのはマシュマロマンの登場シーンで、彼の活躍は思っていたほど長くはなく、というよりもあんなに短かったかなあという印象です。

画像


 当時の記憶ではこの映画の見どころはマシュマロマンの大活躍として強くインプットされていたようです。北京原人やギラーミンのキングコングが踏襲していた都市破壊とビル登りはマシュマロマンもカバーしていて、最後は焼きマシュマロになってしまいますが、“STAY PUFT”(いつもふわふわ)の帽子の刻印と大きな顔がけっこう鬼の形相なのが今でも笑えます。

 クライマックスのシーンではゴーザ(敵のボス)と二匹の悪神(狛犬みたい。)が出てきますが、どうしてもデヴィッド・ボウイとダイアモンドの犬たちに見えてしまいます。「そういうお前は神か?神でないなら死ね!」と言いながら攻撃してくるときのポーズが「アダモチャン!ペイ!」のようでした。

 若い子が1977年に大ヒットした一作目の『スターウォーズ』に対して、「CGはチャチですよね。」と言っても、「オリジナルにはCGなんか無いよ。」と答えて驚かれることがよくあります。さて今回のリメイクはどんな出来映えなのだろうか。

画像


総合評価 65点


ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2014-12-03

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。コメントはヱヴァQ以来ですが,ずっと読んではいましたよ。

『ゴースト・バスターズ』は小さい頃にレンタルビデオで観て,『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と同じグループに入れていましたが,いま改めて観返すとまるで出来が違って悲しかったです……。むしろいろいろと落ち着いている2のほうが好みでした。

最後の1段落に食いついてもしょうがないですが。“若い子”が『スター・ウォーズ』に触れるときはふつう,CGまみれの特別篇をさらに修正しまくったものしか観られないでしょうから,最新映画よりしょぼいCGであったという指摘は正しいのでは。少し前の2枚組で特典ディスク扱いだったオリジナル版を,早くBD化してほしいもんです。かくいう私も初体験は「新たなる希望」のVHSだったりするわけで,いまだ劇場で観たこともないのです。アメリカじゃあ昨年7本立てイベントなんてやっていたようですね,羨ましい。
イル
2016/08/25 01:06
こんにちは。お久しぶりです!

>最新
言葉足らずでしたね。知り合いの女子大生におっしゃっている二枚組のオリジナルの方を貸したところ出てきたのが“CGがチャチ”発言でしたので、この文章になっていますww

>VHS
一番良かったですね。“理力”の字幕がしっくりきますww

>7本
ほんとうに羨ましいですね。やってくれたら、観に行きますよ!

ではまた!
用心棒
2016/08/25 09:14
はじめまして。
未知との遭遇で検索していたらこのブログに辿り着き
割と映画の趣味や観た作品に対する感想が自分に近いものがあるので立ち寄らせて頂きました。

近年のハリウッドはリメイク作品が多いですね、ゴーストバスターズもその流れなんでしょうか……詳細は知らないのですがリメイク版は登場人物が全員女性になるんでしたっけ?
まあ最近のアメリカ映画って荒唐無稽な世界観のくせに変なところ真面目ぶってシリアスでダークな雰囲気にするような傾向が強いのでゴーバスにはそういうムードをぶち壊したアホ映画にして欲しいものですね。

>若い子が1977年に大ヒットした一作目の『スターウォーズ』に対して、「CGはチャチですよね。」と言っても、「オリジナルにはCGなんか無いよ。」と答えて驚かれることがよくあります。さて今回のリメイクはどんな出来映えなのだろうか。

いくら当時を知らなくたって70年代にCGがないことくらいわかると思うんですがね……それともSW自体がそんなに古い映画だと思わなかったのでしょうか?

上のコメントにもある通り今は旧三部作でもあとからCGで修正しているシーンがありますからそのへんの事情に疎いと色々と勘違いが引き起こされそうですね。

尤も私的にはCG修正含めたスターウォーズ旧三部作よりも更に古いCG無しの「2001年、宇宙の旅」のほうが映像的には洗練されていると思います。キューブリックがアポロ計画をでっち上げたなんて都市伝説もありますがあの映画を見たらそんな話を信じてしまう人がいても仕方ないでしょうね。

影月
2016/08/25 17:13
こんばんは!

>シリアス
バッドマンとかはかなりダークになっていて、それが評価されてはいますが、昔からのファンならば、ロビンたちと仲良くやっている方がしっくりくるでしょうね。

>70年代
いやいや!恐ろしく何も知らんヤツがいるんですよww

>アポロ
本当にそうなら笑えますねww

ではまた!
用心棒
2016/08/25 23:30
用心棒さんこんばんは。この作品当時「グレムリン」「ゴジラ」「スパルタンX」と同時期に公開され凌ぎを削ってましたね。僕が劇場で見られたのは「グレムリン」と「スパルタンX」だけでしたが。テーマソングも「あまちゃん」で使用され印象に残りました。何年か前3作目が作られると言う話がありましたね。今上映してる作品はリメイクというより新作って感じでしょうね。これから見る予定ですが。
さすらいの映画人
2016/08/26 18:44
こんばんは!

三作併せて3Gでしたっけww

>新作
過去作とのつながりはあるんですかね?
ぼくも時間があれば見ておきたいと思っていますww

だって前二作とも劇場で観ていますし、今回も行かねば!

ではまた!
用心棒
2016/08/26 19:23

コメントする help

ニックネーム
本 文
『ゴースト・バスターズ』(1984)脳天気なテーマ曲と暴れる“いつもふわふわ”マシュマロマン! 良い映画を褒める会。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる