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zoom RSS 『夏はやっぱりホラーかなあ…』記事更新をする間を惜しんでの鑑賞でした。

<<   作成日時 : 2009/08/29 01:16   >>

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 夏場に相応しい映画ジャンルというとホラーが真っ先に来ます。スカパーでもWOWOWでも特集が組まれることが多いこのジャンルは今年もたとえばシネフィル・イマジカでハマーフィルム製作のかつてのヒット作が放送されていました。BSでも『東海道四谷怪談』の放送が百物語とともにオンエアされました。

 まあ、有名どころばかりなので、長い間映画ファンをしていると観たことのある映画しかなかったので、昔見たビデオやDVDを引っ張り出してきて、再見するものが多くなりました。

 で、実際に今年の夏に見たホラー映画は以下の通りでした。

『妖女ゴーゴン』『蛇女の脅怖』『世紀の怪物/タランチュラの襲撃』『徳川刑罰絵巻 牛裂きの刑』『九十九本目の生娘』『犬神の悪霊』『ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド』『ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚』『ギニーピッグ3 戦慄!死なない男』『ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん』『半魚人の逆襲』『恐怖の雪男』などです。

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 ギニーピッグ・シリーズに関しては観たことのない人には滅茶苦茶怖いグロテスク映画という印象しかない方が多いのでしょうが、怖いのは2作目の『ギニーピッグ 血肉の華』までで、これ以降は特撮もかなりいい加減になってきていて、パロディ色が強くなり、馬鹿馬鹿しい作品群になっていきます。

 シリアス路線なのは『ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド』『ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚』くらいで、残酷度も半減しており、『SAW』などに慣れた人にはかったるいかもしれません。

 ギニーピッグはともかく、楽しかったのは『半魚人の逆襲』で、これにはなんとあの御大クリント・イーストウッドが出演しているのです。しかもこれが映画デビュー作というから笑ってしまいました。ギルマンとの共演は彼にとってどうだったのでしょうか。今まであまり話題にもしてこなかったということは本人的には隠したい歴史だったのでしょう。

 半魚人モノはこのあとに第三弾『CREATURE WALK AMONG US』が製作されましたが、これは未見です。ユニヴァーサル物やハマー・フィルム・コレクションのいかがわしい楽しさはホラー映画ならではの独特な鑑賞態度かもしれません。

 隠したいといえば、ギニーピッグ・シリーズには久本雅美、柴田理恵、高樹澪、田口トモロヲ、ピーターらが出演していますが、宮崎事件の影響からか、語られることもありません。今後もないでしょう。

 ホラーではありませんが、三島由紀夫の映画監督デビュー作品の『憂国』、そして国内では公開されることのなかった『MISHIMA』を鑑賞する機会に恵まれました。『憂国』は能舞台を使った切腹の一部始終を見せる映画で、今見ると映像美について色々と語れますが、当時であれば、かなりの批判に晒されたことでしょう。見た印象については記事にて更新して行こうと思っています。

 また『MISHIMA』は日本では公開されていない作品です。緒方拳、沢田研二、坂東八十助、佐藤浩市、三上博史、永島敏行らを起用している点でも大作扱いなのは明らかですが、三島の遺族(夫人と言われているが…)と演出面(ゲイバーでの描写やホモセクシャルを予感させる描写が多いためか?)で揉めたために公開されませんでした。勿体ない限りです。

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 三島由紀夫の半生の物語(日本語版は緒方拳のモノローグ、英語版はナレーターの語り。)と彼の代表作である『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』『奔馬』『仮面の告白』などが挿入されている映画で、知らない人には難解で、読んだことのある人には薄っぺらい作品でした。興味深いのは三島宅をロケに使い、多くのシーンを撮っていたこと、また挿入される各エピソードがまるで鈴木清順監督の日活時代の演出に酷似していた点でした。

 なかなか更新ができませんが、今後もできるだけ珍品を取り上げていこうと思っています。とか言いながら、来週は『20世紀少年 最終章』を観に行く予定です。

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