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zoom RSS 『ガメラ対ゴジラ』(200])第四部 地球最大の作戦

<<   作成日時 : 2007/02/27 00:46   >>

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<第四部 地球最大の作戦>

 もうすぐ太陽が沈み始める。時間は3時半過ぎである。すべての兵力を集中させて待ち望む防衛軍。強い日差しが各隊員と車両に降り注ぐ。残りのメーサー砲は10門もない。通常兵器が大半を占めるこの兵力でキングギドラを押さえ込むのは不可能であろう。

 彼ら生き残った防衛軍の微かな望みははるかインファント島からのモスラの参戦であり、量産型第一号のスーパー]である。なんとかこれらの兵力で、テレパシー増幅装置によって誘導されるゴジラとガメラが合流するであろう午後五時までの一時間を持ち堪えなければ、防衛軍とわが国に未来が全く無くなってしまう。

<南の空から>
 モスラは真っ直ぐに防衛軍基地へ向けて飛翔している。コスモスたちの娘も乗り込んできている。彼女は小高とテレパシーで通じながら、会話をしている。穏やかな笑みを浮かべてはいるが、彼女達もこれから始まる決戦が多大なる犠牲を払わねばならないものであることを理解している。あと10分もすれば基地に到着する。

<ゴジラはどうなったのか?>
 ゴジラはもう三原山火口にはいない。すでに基地へ向けて動き出している。しかし地上には姿を現していない。火口からマグマの流れを利用して、基地に向かっているのだ。テレパシー増幅装置を装着した小高がG1を誘導している。

<日本海溝のガメラは?>
 まだ負傷が癒えていない。動き出しまではもうしばらく掛かりそうである。母親とともに増幅装置を装着した蒼井がなんとか動かそうとしているが、ガメラはまだ体が言う事を聞かない。しかし確実に回復には向かっている。

<研究室>
 焦りが見える優に優しく母親である小高が目配せをする。それに気付いた彼女も頷き、微笑を取り戻す。彼女達には麻生が付きっ切りになっている。この分だとゴジラのほうが先に決戦場に現れそうである。麻生は指輪を見つめる。

<決戦場 全軍準備万端でキングギドラを待ち構える>
 モスラがついに到着した。歓喜の鬨の声があちこちで上がる。基地上空で小さな二つの光がモスラから離れ、防衛軍内の一室へ流れていく。コスモスたちが現れたのだ。彼女達は小高たちとともに戦うことに決めたようだ。モスラは正面向かって右翼に陣取った。スーパー]は左翼を受け持つ。

<防衛軍本部>
 時間は迫っていた。返答する期限まであと5分もない。時計を見つめる高嶋と佐原。モニターにテロリスト星地球侵略軍司令官・菅野が返答を迫りに来た。「無条件降伏の準備は整ったのか?」と傲慢な姿勢を崩さない菅野。高嶋がそれにたいし「侵略者には屈しない!断固闘うのみだ!」と毅然と答える。

 予想外の返答に驚いた菅野だが、彼女の意思も即座に決定した。「では死を選ぶがいい。」と不敵に笑いながらモニターから消えた。

 するとレーダーが巨大な飛行物体を捉えた。「巨大な物体が太陽を背にして、こちらに迫ってきます!」。「ガメラか?」と高嶋が叫ぶ。「いえ!大きさが違います!今モニターに出します!」オペレーターが表示した。キングギドラだ。太陽を背にその黄金のボディを輝かせながら、一直線に基地目がけて降りてきた。

<基地上空>
 基地を防御しようとして、空軍機隊が決死の応戦を仕掛ける。しかし火力の差は歴然としている。一機、また一機と反重力光線の餌食になっていく。50機以上の編隊があっという間に撃ち落されていった。なおも仕掛ける戦闘機隊だが犠牲者を増やすばかりである。モスラが飛び立った。モスラはキングギドラに体当たりを仕掛ける。

 不意を衝かれたギドラではあったが、バランスを崩す程度であった。なおも攻撃を仕掛けるモスラであったが、敵う相手ではなさそうだ。それでも必死にギドラを妨害しようとするモスラ。着地したギドラは反重力光線を地走りさせながら、メーサーや基地を襲う。ギドラの上に回ったモスラは最後の手段である燐粉攻撃を仕掛けた。(マハラー!マハラ モスラ〜!)

 ギドラの反重力光線は乱反射して、ギドラ自身に跳ね返っていく。戦闘力が若干弱まったギドラ。メーサー砲もギドラへ向かって十字砲火を浴びせる。眩いばかりの閃光が二匹を包み込む。轟音とギドラの鳴き声が響き渡る。しかしモスラは限界を迎えていた。目に光がなくなりつつあるモスラ。燐粉が消え、反重力光線をまともに喰らってしまう。堕ちていくモスラ。もう羽ばたけない。

 モスラが弱体化しているのを見たスーパー]の岡田艦長はモスラをかばい、前面に立つ。あと5分もすれば、必ずゴジラとガメラが救援に来てくれるはずだ。反重力光線をミラーで受け止め、跳ね返すスーパー]。

 何度かの攻撃を受け流したスーパー]だが、いかんせん敵うような相手ではない。徐々にミラーも溶け出してきた。あと一度光線の直撃を受けたならば、スーパー]も燃え尽きてしまうであろう。あと一分持てば良い。覚悟を決めた岡田はオダギリに笑いかける。

 その意味を理解したオダギリ。ふと麻生の顔が浮かぶ。ギドラの正面に立った。無線が入る。「やめろ!どくんだ!」と高嶋が叫んだ。次の瞬間、ギドラの反重力光線がスーパー]を襲った。爆発するスーパー]。しかし小型の戦闘機ガルーダが中から飛び出してきた。ほっとする高嶋。彼らはテロリスト星人の円盤攻撃に参加することに決めた。

<研究室>
 コスモスも小高も、そして蒼井もその悲壮な様子を見つめている。時間の針は5時を指していた。防衛軍は甚大な犠牲を払いながらも、なんとか一時間持ち堪えたのだ。蒼井の様子が変わった。「ガメラが目を覚ました!」

<日本海溝>
 ついにガメラが目覚めた。負傷も癒えたようだ。猛スピードで海面に顔を出すと同時に回転飛行に入っていった。真っ直ぐに決戦場に向かっている。蒼井は集中してガメラを誘導し始めた。(ガメラのテーマをインストゥルメンタルで使用)

<防衛軍基地近くの山>
 そのとき突然、地割れが起こり、地面が隆起しだした。地震のような大きな震動が基地周辺を襲う。ゴジラだ。ゴジラが先に着いたのだ。(ゴジラのテーマを流そう!)ギドラの位置を確認したゴジラは迷うことなくギドラに向かっていく。放射能火炎を浴びせかけるゴジラ。(上手にギドラ、下手にゴジラを配置。)

 熾烈な戦いが始まった。全身から憎悪を漂わせるキングギドラと地球環境の歪みから生まれたゴジラ。巨大な体躯を活かし押し捲るギドラは反重力光線をゴジラに浴びせかける。もんどりうって倒れるゴジラだが、すぐに立ち上がり、ギドラを攻撃しだす。

<基地上空>
 防衛軍もただ黙って見ているだけではなく、ギドラにメーサー砲を照射し続けている。残った戦闘機隊がテロリスト星の円盤戦隊に決死の攻撃を仕掛けている。円盤一機を落とすのに10機以上の犠牲を払っている。しかし着実に敵編隊の数は減ってきていた。

<研究室内>
 ゴジラを操っている小高はさらにエネルギーを集中する。かなり消耗しているが、コスモスもテレパシーを送っている。蒼井も集中していた。「間に合った!」と叫ぶ蒼井。

<本部と戦場>
 レーダーに新たな物体が映し出された。「参謀、何か飛んできます!いまモニターに出します!」何も言う必要はない。ついにガメラが戦場に降り立とうとしていたのだ。回転飛行をしながら、ガメラがキングギドラに体当たりを食らわす。接触した瞬間、ギドラの左側の首が宙を舞った。一撃でギドラの首をもぎ取ったのだ。

<戦場>
 ついにふたつのGが揃った。今回は敵同士ではなく、テレパシーを介してはいるが、味方として闘うのだ。戦局は一変しつつある。しかし最初一撃こそ大いなる成果を上げたガメラではあったが、次第に圧倒されていく。ガメラが傷つくたびに蒼井も傷ついていく。顔から血を吹き、手の骨が折れる。苦痛に顔をしかめる蒼井。彼女は気を失ってしまった。

 誘導する者がいなくなったのだ。どんな動きをするのかは誰にも分からない。しかしそんな気遣いは無用であった。ガメラは誘導など無くとも地球の敵に真っ直ぐに向かっていった。

 ゴジラも負けこそはしないが、勝つまでの圧倒的な威力はない。小高の精神ももう限界を突破していた。最後の力を賭け、懐に飛び込ませた小高。この瞬間、彼女も力尽きた。倒れた二人を介抱する麻生。しかしギドラの懐に入り込んだゴジラは右の首に噛み付きながら、放射能火炎を放った。次の瞬間、ギドラの首が大地に落ちた。残りは首ひとつである。

 かなりのダメージを負ったギドラは宇宙へ逃げようと羽ばたき始めた。後ろを見せて逃げようとするギドラにゴジラの放射能火炎とガメラの火炎球が同時に放たれた。離陸を始めていたギドラであったが、両方の羽根をこの両者の同時攻撃で失った。地面に叩き落されるギドラ。

 何とか立ち上がるとギドラも覚悟を決めたようにGxGに襲い掛かってきた。最後の力を振り絞りながらギドラが反重力光線を浴びせかけてきた。ガメラとゴジラが吹き飛ばされる。メーサー部隊もほぼ全滅してしまった。

 なおも詰め寄ってくるギドラ。立ち上がったGXGがギドラに攻撃を仕掛ける。ゴジラはギドラの残った顔面に放射能火炎を浴びせる。回転飛行しながら、後ろに回ったガメラはギドラの首めがけて攻撃を仕掛けた。

 前と後から同時に攻め立てられたギドラはもう動く力もなくなっていた。最後に鳴き声を上げながら反重力光線を放った刹那、ガメラの飛行により、最後の首が宙に舞い、地面に落ちた。ついに恐怖の大魔王は滅んだ。喜びに沸く本部内。

<基地上空>
 まだ円盤との戦いは続いている。ここでオダギリの発明した新兵器音波砲を試すときが来た。円盤に向けて照射する。直撃を受けた円盤は機体にはまったく傷がついていないのにもかかわらず、バランスを崩し、墜落していった。効果はてきめんである。

 つぎつぎに撃墜していくガルーダ。残りは司令官の乗る母船のみである。戦線からの脱出を試みる旗艦であったが、ついに音波砲の餌食となる。しかしさすが司令官が乗っているだけあり、反撃は甚大な損害をガルーダに与えた。

 ビーム砲の直撃を受け、機内が炎上したのだ。脱出を試みる岡田とオダギリ。しかしオダギリの脱出ベルトが動かない。このままでは二人とも墜落死するしかない。岡田の脱出装置のレバーを引くオダギリ。「オダギリ!」叫ぶ岡田だがガルーダとの距離はどんどん離れていく。

 麻生を思い出すオダギリ。機首を向けた先はテロリスト星人母船である。敵もコントロールを失いつつ、何とか飛んでいる状態である。オダギリはさらにスピードを上げながら突撃を仕掛けた。円盤に体当たりをしたオダギリのガルーダは炎上し、菅野司令官の乗る円盤も大爆発した。すべての敵が滅びたのだ。

 呆然と立ち尽くす佐原長官、高嶋参謀、岡田隊員、麻生隊員、そして気がついた小高と蒼井。佐原と高嶋は敬礼で見送る。麻生は泣き通しである。岡田も生還した喜びは毛ほどもない。何故自分だけ助かってしまったのかという自責の念だけである。

 基地に帰還した彼はその複雑な思いを高嶋にぶつけた。彼は無言で、彼の肩を叩いた。そこへ小高と蒼井、そして愛する者を失った麻生が戻ってきた。誰も口をきけない。父親であり、夫である高嶋にすがり付く小高と蒼井。じっと指輪を見つめる麻生。

 どこかで声が聞こえる。「六時からお祝いでもしようか!」という陽気な声だ。時計は五時半を指していた。戦いを終えたガメラとゴジラは行きたい場所へ戻っていく。沈みゆく夕陽に向かって飛んでいくガメラ。太平洋に戻っていくゴジラ。

<一気に200]年に戻る>
 寂しげに立ち尽くす麻生は時計を見た。五時三十五分だった。うしろから彼女を呼ぶ声がする。岡田だ。復興支援の真っ最中なので、猫の手を借りたいほどの状態なのだ。「何やっているんだ!」「サボってんじゃねえよ!」と叫ぶ岡田。「はい!」とその声に明るく答える麻生。

 二人の後姿を捉え、カメラは徐々に引いていく。蒼井も彼らを手伝っている。(東京の全景を捉えていく。フェイドアウト)

<スタッフ・ロール>

 音楽はこの作品用のテーマ→ゴジラのテーマ→ガメラのテーマ(ヴォーカルつき)の順でロールに終わりが近づき、東宝と大映のロゴを同時に表示して終わる。

<スペシャル・サンクス・トゥ>
            トムさん
オタクイーンさん          読んでくださったすべての怪獣映画ファンのかたへ

<終わり>
以上です。すべてフィクションであり、妄想です。肖像権その他の権利を侵害するつもりはありません。

オタクイーンさんの「それぞれのGXG」リンク先です。
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/

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ガメラ医師のBlog
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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
超大作のTB、ありがとうございました。
一気に読ませていただきましたが、テイスト、ストーリー共に過不足無い出来栄えで、映像化すれば見所満載の娯楽大作になる事間違いないですね(笑)。
「G×G」という課題は、創作者の怪獣映画に対するスタンスを計る、ある種物差しのような役割を持っているような気がします。両怪獣への思い入れ度も分かるという(笑)。用心棒さんの作品ではゴジラ映画のストーリーにガメラが参入してきたような印象を持ちましたが、好事魔多し(笑)ご存知かもしれませんが林家しん平さんも同タイトルでストーリーを発表されています。こちらはどちらかと言えばガメラ世界にゴジラが参入したような印象を受けました。
実は私も密かに「G×G」のストーリーを考案中で、いずれ拙ブログで発表できればと企んでいたのです。用心棒さんに先を越されてしまいましたね(笑)。私のストーリーは、「地球最大の作戦」とは全く趣の異なるもので両怪獣のファンからかなりのブーイングを受けそうな気配が濃厚なのですが(汗)、いずれぼちぼちと発表していこうと思っています。
その時はこちらからもTBさせて頂きますね。
オタクイーン
2007/02/27 19:29
 オタクイーンさん、こんばんは。
 全部読むと原稿用紙で言うと50ページくらいになるこの妄想世界にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
 モスラをどうするかでかなり悩んだのですが、昭和や平成の過去作品でもモスラは何度か死んでいるので(幼虫は一匹死んでいるし、成虫も死んだ。バトラも死んでいた)、涙をのんで、今回は殉職していただきました。
 その代わり、燐粉攻撃の見せ場と助けに来てくれたモスラを見て歓喜する防衛軍という他のGたちにはない場面を用意しました。
 >ゴジラ映画のストーリーにガメラが参入
 はい!ばれますね。ゴジラ・ファンですもの!ポジションはどうしても出ますね。ただ助演になるモンスターたちの魅力を考えると、どうしても東宝の役者さんたちに役を与えてしまいました。
 ギャオスとかをどこかのパートにキングギドラのパートナーとして無理やり入れても良かったんですけども、あまり欲張ると収拾がつかなくなるので今回は出演を見送りました。
 >密かに「G×G」のストーリーを考案中で
楽しみにしています。出来上がったら読ませてくださいね。ではまた。
用心棒
2007/02/27 23:28
たびたびお邪魔して申し訳ありません。今回の大作を拝見し、あまりの完成度に「やはりこれは拙ブログでも紹介せねば」なんて思いに囚われてしまいました。慌てて書いたのでお気に召さないとは思いますが、楽しい時間を頂いたささやかなお礼、という事で記事にアップさせていただきました。失礼をお許し下さい。またお時間ある時にでもご笑覧を。
オタクイーン
2007/02/28 20:34
 オタクイーンさん、こんばんは!
 GXGは東宝・大映特撮映画および円谷作品をこよなく愛する人々にとっては永遠のテーマなのかもしれません。
 観客が観たい物を劇場で見せるのがエンターテインメントであるならば、タブーを打ち破り、実現させて欲しいですね。
 >100人いれば100通りのGXG
 先ほど伺いました。そうですよね!みんな大好きなGXGなのですから、みんなのストーリーがあって当然です!しかも21世紀の現在ではネットに繋ぎさえすれば、どこからでもみんなのストーリーを楽しめるのです。これは天国のようですね!ではまた。
用心棒
2007/03/01 00:15
コメント及びURL掲載のご許可、ありがとうございました。拙ブログにて第一部のURLを掲載させていただきましたのでよろしくお願い致します。微力ながら、この芳醇な作品世界を少しでも多くの方に楽しんで頂く一助になればと自惚れています(笑)。
TBの件、申し訳ありませんでした。テロリスト星人の妨害でしょうか(笑)。再度TBさせて頂きましたのでもしまた不調等あればお申し付け下さいね。
オタクイーン
2007/03/01 07:13
 オタクイーンさん、こんにちは!
 多分テロリスト星人の仕業でしょう。
一気に書き終えましたが、あとで後悔する部分もありました。たとえばあまりにも多くの切断シーンを入れたのでないかということ、モスラを死なせてしまったこと、オダギリを権藤一佐の子供という設定にしておけばどうだったろうかなどです。
 まあ書いてしまった後なので、いまさらどうしようもないですね。ではまた。
用心棒
2007/03/01 16:53
>用心棒さん、どうも。
とうとう全編読ませていただきました。
>あまりにも多くの切断シーン
これは確かに東宝らくありません。が、大映らしいと思います。つまりガメラのギドラへの攻撃としては最適の方法だったように思います。
モスラの役割は難しいですね。オールスター代表戦であることから、モスラが主になるシークェンスを挿入しにくいですものね。しかもキャラクターは、ガメラに非常に似通ったものがある。
わたしとしては、モスラに「神の啓示」などの役割を与え、インファント島の原住民のアニミズムを人類的なものまで昇華させるという着想に至りました。
モスラという精霊崇拝が小高と蒼井の人格を介してゴジラとガメラを人類的存在にしていくなどすると、ギドラに対する、モスラの死後のゴジラ&ガメラの闘いが、より必然的なものになるやもしれません。
オダギリの死も壮絶ですね。生き残った麻生のフラッシュバックの意味は、ここにあったのですね。

いやあ〜、面白かったです。
ところで、GGは余韻を残したまま帰巣しましたが、まだまだ、続編を創る可能性が残りましたね。

では、また。
トム(Tom5k)
2007/03/01 23:12
 トムさん、こんばんは!
 妄想世界に長々とお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
 >続編を創る可能性
 ハリウッドみたいですね!当たればすぐに続編を作るという『猿の惑星』を思い出しました!
 まあ書き出したら、あと何本かは同じ登場キャラクターで違うストーリーを創作することも可能でしょうね。それだけ俳優さんたち(怪獣のことです!)が魅力的な存在だという証明だとも言えるでしょう。
 オタクイーンさんのところにも書いたのですが、ドラマ部分と特撮部分がどうしても分裂してしまう怪獣映画の難点を逆手に取るミュージカル映画仕立てにするという前衛的手法も楽しいかもしれません。
 観客席の一番天辺から回転飛行しながら舞台に降りてくるガメラ、ピーターパンのようにモスラとともに宙吊りになりながら歌うコスモスたち、舞台の底から大音響とともに現れるゴジラなど結構楽しい演出も可能です。
 特撮による激闘シーンは怪獣たちの出演するオペラなのではないでしょうか?
 あまりやり続けるとオカピーさんに叱られそうなので、二の足を踏んでいる次第です。
 ではまた。
用心棒
2007/03/02 01:02
>ミュージカル映画仕立てにするという前衛的手法
おおっ。こ、これは思いもつきませんでした!素晴らしい舞台劇もしくはミュージカルになるでしょうね。想えばGGにしてもモスラにしても音楽が一体化したキャラクターです。
わたしとしては、用心棒さんの原案をジャック・ドゥミかヴィスコンティに演出させたい(笑)。
いや、オカピーさんも絶賛するでしょう(笑)。
では、また。
トム(Tom5k)
2007/03/03 01:52
 トムさん、こんばんは。
 いろいろ考えると楽しいですね。ほかにもドキュメンタリータッチ風とか人情喜劇風とか楽しめる企画は沢山あると思います。
 オタクイーンさんの仰るように100人100様のGXGが存在します。それはストーリーについてのことだけではなく、『ゴジラ対ヘドラ』のようにジャンル横断の撮り方もあるのではないでしょうか。
>ヴィスコンティ
おおっ!これだと「Directed By」の前に名前が出てしまいますね!なんと光栄なことでしょう(笑!)
 ではまた!
用心棒
2007/03/03 18:45
オカピー:いやいや、参りましたな。(水戸黄門風に登場)
 こんなところに門外漢のわしの名前が出てくるとは! 
 用心棒殿はわしと同じ佐野(左脳)様かと思っておりましたが、宇野(右脳)様でもありましたか? 見事な腕前でござりますな!

>怪獣ミュージカル
 スペース・オペラならぬ、これが本当のアース・オペラですかのぅ!(笑)
 ジャック・ドゥミなら、アリア以外の部分はレシタティヴで繋いで戴きましょう。建築物の内部はカラフルな単色系で構成し、一旦外へ出ると、自然色のみとし、観客を現実へ引き戻す。こんな具合でどうですかな?

一同:ははあ。

オカピー:助さん格さん、それでは参りましょうか。(退場)
オカピー
2007/03/04 01:48
 こっ、これはご隠居!申し訳ござりませぬ!ほんの出来心にござりまする。日夜勉学(映画鑑賞や理論の読書)に励んでおりましたが、東宝歌舞伎と大映浄瑠璃でスターになったトカゲさんとカメさんを主人公にして、浮世離れした世界に浸り、浮世の穢れを禊していたところにござりまする。たまにはこういうのも良いのではござりませぬか?
 勉学の方はこの一週間で『ノックは無用』『天空の城 ラピュタ』『フィラデルフィア・エクスペリメント』『彼奴は顔役だ』などを再見いたしました。またフランスが舞台なのに、なぜかみなメリケンの言葉を使う新作『パフューム』の興行などにも観に出かけようと思っております。ではまた。
用心棒
2007/03/04 09:49
一体、おふたりとも何を考えているのですかっ!

オカピーさん、ところで
>建築物の内部はカラフルな単色系・・外へ出ると、自然色のみ・・
そうだ、GG以外の美術を忘れていました。確かに説得力がありますなあ。
ではでは。
トム(Tom5k)
2007/03/05 00:48
 うわあ!また怒られましたなあ。
しかしセットの美術とか完全に忘れていましたね。とりあえず防衛軍本部はアマダ本社に決定しております!ここしかありません!
 ではまた。
用心棒
2007/03/05 01:31
はじめまして。たけといいます。
え〜と。ものすごい楽しかったです。
もうちょっとセリフが多くても良かったですね。
後、テレパシー蒼井のときの
>蒼井の様子が変わった。「ガメラが目を覚ました!」
というところ。ここは、セリフなしで
『蒼井の顔へアップ。蒼井の目大きく開く。』
のほうが良かった気がします。
更に欲を言うと、
>「間に合った!」と叫ぶ蒼井。
よりは、
『「きた・・・。」とつぶやく蒼井。』
のほうがいい気がします。
(平成三部作へのオマージュも含めて・・・)
て、なんか不満ばかり言ってすみません。
でもかなり面白かったですよ。
たけ
2007/03/30 19:11
 たけさん、はじめまして。
 意見があって当たり前!それだけこの両者についての思い入れはファンには強いものです。いろいろと自分なりのGXG対決を想像し、形にしてみるとかなり楽しいですよ。
>もうちょっとセリフが
 脚本的色彩を強めるのと映像を重視し、できるだけ台詞を省いたためにこのような武骨な体裁に落ち着きました。ご了承ください。
 楽しい作業ですので、ぜひご自分でもこだわりのマイGXGストーリーを作ってみてください。ではまた。
用心棒
2007/03/30 22:39

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『ガメラ対ゴジラ』(200])第四部 地球最大の作戦 良い映画を褒める会。/BIGLOBEウェブリブログ
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