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zoom RSS 『ガメラ 小さき勇者たち』メイキングを見ての感想。

<<   作成日時 : 2006/04/20 21:49   >>

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 <本日、本編を観てきました。最新の記事(5/20の分)にアップしていますので、そちらをどうぞ。>


 もうすぐ『ガメラ 小さき勇者たち』が公開されます。正直言って、かなり期待していました。なぜかといえば、1995年に始まった、平成ガメラ・シリーズって、結構秀作が続いていたために、本当に期待しつつ、普段は絶対入れない、鑑賞前の事前情報として、日本映画専門チャンネルでやっていた、メイキング特番を見ることにしました。

 やめときゃ、よかった。こんなに「おめめぱっちり」で可愛いガメラなんて、ありえない。スクリーンにはじめて現れるときの彼の色が、よりによって黄土色というのも最悪だが、何にも増して、子供を中心にしているらしい「おはなし」の内容が、オリジナルでのウザッたいくそがきを思い出させ、早くも萎え気味になりました。かっこ悪い怪獣が主人公なんて、ただのパロディならばOKですが、そうではないらしいのが、間抜けな大人達の言動から理解されるのです。

 われわれが怪獣映画に期待するのは、問答無用の破壊と殺戮ではなかろうか。これに人間がどう対処していくのかが、肝であろう。この基本部分をあえて外して、新しいガメラ像を作りたかったらしいが、大失敗しているようだ。最終的にはいつもの我々の知っているガメラになるようなのですが、その過程にミニラ状態のガメラを見せられては興を殺がれる。

 少年の成長とガメラの成長をシンクロさせるのは作家の勝手だが、誰がこんな迫力も強さも感じない、ただでかいだけのドンガメを『ガメラ』だと認めるのか。ウルトラマンも最近は怪獣達に「甘い」ようですが、正義対悪という基本形を最も体現する怪獣物ですら、白黒付けたがらないのは危機的だと思います。

 敵となる怪獣の造形もかっこよさは全く無い。オリジナル・ガメラの最大のウィーク・ポイントであった、「好敵手」に恵まれないところだけはしっかりと継承しています。せっかく、平成シリーズではイリスなどの強敵にめぐり合えた彼が、再びつまらない敵と戦わなければいけないのは、見ているほうに苦痛を与えます。

 頭でっかちに、ガメラを捉えるから、彼の魅力を伝えきれないのです。未だに解っていないようですね。くだらない続編を作るのであれば、ベテラン怪獣を出して欲しくはありません。大人が考えた小賢しいガメラ像を子供の口から言わせるな。

総合評価(期待値) 10

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